2019/07/17
2024/05/23
こんにちは。カウンセリング実績4,000件以上の心理カウンセラー・岩田昌樹です。
毎日毎日、「ダメな自分を変えたいな…」という気持ちは芽生えてはいる。でも、その気持ちはすぐにしぼんでしまう…。体が動かない…。いつのまにか私の心の中にズドン!と
かつての私は、まさにそうでした。プライベートがそんな毎日だと、なんとなく「ダメな自分を変えたいな」と感じながらも変えられない自分を、情けなく感じてしまうものです。
そんな風に、プライベートを充実させる気力がわいてこないのは、
ただ、そんな風に「ダメな自分を変えよう!」と一念発起しても、
ダメな自分を変えられたキッカケ。それは、
もちろん、お一人お一人状況が異なりますし、「ダメな自分を変えた私の流れ」はすべての方に当てはまるものではないと思います。ただ、大きな流れや考え方は、参考にしていただけるのではないかと思います。
今回は、ダメな自分を変えたいときの考え方を、心理カウンセラー・岩田昌樹がお届けしたいと思います。
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かつての私は、自堕落な日々を送っていました。
これじゃあダメだな…。そんな自分がイヤだから、ちゃんとしなきゃな…。変えたいな…。と思う気持ちは、もちろんあるんですよ。
でも…
なんですよね。そんな日々が続くと、自分をどんどんと嫌いになってしまうものです。
「堕落した生活をしているダメな自分が嫌い!」
「自分を変えたい!」
そんな【強い】意志はある。ですが、なぜか体が動かないんですよね。
人には認めてもらいたいから、仕事はしっかりと頑張ってする。でも、その反動なのでしょうか。
幸いにも、それで大きな問題は起きていないように「感じた」んです。実際は、見えないところで自分自身を蝕んでいるものなんですけどね…。
なんとなく生活ができていれば、
では、プライベートでも「人の目」が入れば、ダメな自分を変わられるのでしょうか?
「人の目」。つまり同棲・結婚は、意識が変わるキッカケにはなりますよね。自分のダメな生活スタイルを変えないといけないなと、少しだけ思います。
これまでの「プライベートな空間」が、
育ってきた環境の全く違う2人が、一緒に生活する。自分が当然だと思っていた何気ない行為を、否定されているように感じることもあるでしょうね。
自分の常識が、
そもそも、なぜ人の目がないプライベートで、ダメな自分が出てしまうのか?それは、これまでの人生が、自分のプライベート空間に
そうなんです。「人(親)の目」を意識しすぎて
だからでしょうね。同棲・結婚で人の目が入ると、逆に、相手に甘えてしまう「弱さ」が出てきてしまったように思います。
20代。運動はほとんどせず、お酒ばかり飲んでいました。当然、お腹回りが成長していきます。すこし走ると、まるで厚く積もった雪の上を走っているかのように、足が動かない・体が重い・しんどい…。マズイな…
そうして、ダメな自分を変える一大決心をするんです。
「走ったり」
「ジムに行ったり」
「プールに行ったり」
多くの方がチャレンジしますよね。ですが…私は5回ぐらいが、限度でしたね…。
数ヶ月・数年後にまた、ダメな自分を変えようと気持ちを充填して絞り出す。でもすぐに枯れて…。その繰り返しですよね。
「よいしょ!」と重い腰を上げて、
服を着替えて!
寝ぐせを直して!
外に出て!
お金払って!
いつのまにか、運動がすごい「ストレス」になっていく。
「昨日頑張ったから、今日はいいかな?」と、どうしても思ってしまいますよね。
唐突ですが、
そんなときに私は、
ジィ~っと集中して考え込んでいるときは、意外と良いアイデアが浮かんでこないんです。
よくクリエイティブな職業の方々が煮詰まってしまったとき、散歩に出かけたり、仮眠を取ったり、お風呂に入ったりすると、新しい道がパッと開けてくることがあるとおっしゃられていることが多いですよね。皆さんもそうではないでしょうか?
ただ、なぜアイデアが降りてくるのでしょうか?
それは、自然な思考に任せてボォ~っとしながら、【無意識】に体を動かしているときは、
このボォ~っとしている脳の状態のことを、
一点集中している「集中モード(中央実行ネットワーク)」のときとは違い、脳全体を幅広く連携させながら動かしている状態とも言われています。寝ているときも、脳はこのモードになっているんです。
脳全体を幅広く動かすことで、情報(記憶)を整理してくれているんです。ボォ~っとしているけれど、自動的に無意識的に、脳は働いてくれているんです。つまり、
ここは大事な点ですが、「ボォ~っとする=休んでいる」ではなく、
つまり、ボォ~っとして脳の自動運転に任せた方が、実は「私は頑張っている」とも言えるんです。
「ボォ~っとするモード」のときに発動しやすい「情報・記憶の整理」 ですが、それはつまり、過去と未来に想いを馳せるということでもあります。それが、
今目の前のことに集中する「能動的・硬直的」な思考モードではなく、過去の経験・記憶を元に、過去・今・未来までを幅広く捉えていく
つまり「ボォ~っとするモード」は、記憶・思考の整理という意味ではとても重要である一方で、過剰に働きすぎると、
一方で、
矛盾しているように感じられるかもしれませんが、広範囲に脳が活発に動いている「ボォ~っとするモード」のときの方が、休ませているモードなんです。
ただ現代においては、疲れているにもかかわらず、仕事や勉強などをせざるを得ない場面も多いですよね。意識的に「脳を動かさなければ!」と指令コントロールして、
そんな風に「頑張らなきゃ!」と常に思い過ぎていると、モードを切り替える習慣・機能が衰えてしまい、「ムリヤリ集中モード」から抜けられなくなります。すると、
「ムリヤリ集中モード」にならなきゃ!と【私】は頑張ってしまう。ですが、疲れていると【脳】は「ボォ~っとするモード」にしようとする。
アクセルとブレーキを同時に踏んでしまうことになるんです。つまり、
その戦いが数十年にも及び、苛烈で、世界規模で、多くの死傷者を出すようになると、国(自分)が疲弊をしていきます。エネルギーが枯渇してしまうんです。
ただ、ここが実際の戦争とはすこし違うところかもしれませんが、最後には必ず【私】(意志)は負けるんです。
本来は、状況に応じて【集中モード】⇔【ボォ~っとするモード】と、スムーズに切り替わっていくのですが、
へと変遷していくんです。「ボォ~っとするモード」が、強制的に「集中モード」をシャットダウンしてしまうんです。それが、何もする気が起きなくなる【うつモード】だと私は考えています。
そんな風に、国(自分)が崩壊してしまう前に、このアクセルとブレーキの戦いを一時停戦して、平和的な話し合いをする。そして、お互いに
続きの内容につきましては、下記ブログでご紹介させていただいておりますので、よろしければ引き続きご覧いただければと思います。