ことり電話
夫婦関係カウンセリング
電話お悩み相談室
こんにちは。カウンセリング実績5,800件以上の夫婦関係カウンセラー・岩田昌樹です。
私の元には、家庭内別居状態が続き、夫婦の行く末への将来不安に襲われて、もう
のでしょうか?夫婦関係を修復することは不可能なのでしょうか?といったご相談をよくいただきます。たとえば、次のようなケースです。
夫婦ふたりが、目を合わせて笑い合う。そんな幸せな結婚生活が消えてしまってから、どれぐらい経つだろうか…。玄関扉を開けると、部屋の中に漂うのは、
夫婦ふたりの心象風景を表しているかのような息を殺しながらの生活は、緊張感がみなぎっている。部屋全体が感情を抑圧して、「無表情」を装おうとしているかのように、ひっそりしている。
目も、言葉も、接触も、情報も何もかもが、交じり合うことがない。まるで磁石のS極同士が反発しあっているかのように、パートナーの半径1メートル以内に近づきそうになると、バッと勢いよくお互いに離れてしまう。これが、
という証を見せつけあっているようにさえ見える。家庭内別居状態の行く末・未来を想像するだけで、心がズシンと重くなっていく…。
なぜパートナーは、離婚しようと言ってこないのだろうか?なぜ私は、離婚しようと言わないのだろうか?パートナーの気持ちどころか、自分自身の気持ちさえも
人は、よくわからない状態をずっと続けられるほど、心は強くないですよね。ですので、少しでも気持ちがラクになる方法を無意識に探してしまうんです。
つまり、家庭内別居状態の行く末の「答え」を見つけ出そうとしてしまうんですね。答えがなければ、家庭内別居状態の不安・辛さ・苦しさを耐え忍ぶことができないんです。
そうして考え抜いて絞り出した「答え」。家庭内別居状態でも結婚生活を続けていく理由は、
「経済的にも、親の役割を果たすためにも、離婚しない方がいい!」そう自分に言い聞かせることができると、今日も一日、なんとか耐え忍ぶことができるような気がする。重々しい玄関扉をグイッと開ける勇気が湧いてくるんですよね。
ただ、そんな自分に言い聞かせるために必死に絞り出した答えは、
でしかないんです。家庭内別居状態の行く末に対する不安・辛さ・苦しさが、なくなるわけではないんです。
今回は、家庭内別居状態の夫婦の行く末は?離婚するしかないのか?夫婦関係の修復は不可能なのか?を考えてみたいと思います。
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人は、本音をさらけ出せるほど、強くはないものです。本音をさらけ出す「丸裸の勇気」を持つためには、その前に、立ち上がれないほど
を持つ必要があるからです。
ですから、本音に近ければ近いほど、現実と本音のギャップが大きければ大きいほど、本音を
なるんですよね。遠回しでわかりにくい表現をしてしまうんですよね。つまり、「理由付け」をしたくなるんです。先ほど挙げた家庭内別居状態でも離婚しないのは、「経済的に」「子供のため」と言いたくなるものなんですよね。
もしかしたら、人間だけが「服を着る」心理的な理由も、そこにあるのかもしれません。コミュニケーションを取ることは、他人の心理的な侵入を許すことです。ですので、傷つくリスクもあるんですよね。
最小限のコミュニケーションしかとらない動物は、心理的に傷つくリスクも少ないんです。だから、衣服を必要としないのかもしれません。
人間は、無意識の心理的防衛を「服を着る」ことでしているのかもしれません。では、そんな無意識の心理的な防衛という考え方を元に、
どういう状態なのかを考えてみたいと思います。私は、家庭内別居状態とは、「本音を隠している状態」「重厚な鎧を着用している状態」だと考えています。下記のようなイメージです。
心理的な距離が近くなればなるほど、「服を着る」という心理的な防衛をゆるめていくものですよね。つまり、近くなればなるほど、「服を脱いでいく」んです。
ですが、「服を脱いだ」のに
と、理想と現実に大きなギャップが生じると、怖くなって急に焦りながら服を着始めるんです。そして、その不安や怖さが積み重なって粘着度が増していくと、心理的な防衛手段である衣服が硬化していくんです。衣服が、
していくんです。家庭内別居状態とは、重厚な鎧を全身にまとった状態です。鎧の影にひそませて、本音を必死で隠そうとします。
しまうようになるんです。
家庭内別居状態とは、本音と現実のギャップが大きすぎるからこそ、どうでもいい相手ではないからこそ、他人に対して以上に本音を隠したくなっている状態と言えるんです。
心理的な衣服や鎧は、どんな特徴があるのでしょうか。さきほど、本音と現実のギャップが大きすぎると、衣服が厚くなっていくとご説明をしました。
「離婚したくない」という本音と、「離婚になりそう」という現実。そんな風に、差・ギャップがあればあるほど、本音が言いにくくなるんですよね。
「離婚したくない」という本音を言えば言うほど、
可能性が高くなるからです。つまり、本音と現実のギャップが大きいときは、実際の言動(衣服)は
になることが多いんです。本音を隠すとは、本音と反対のことをすることだからです。つまり、
そんな風に、体の反応(本音)とは正反対の服を着てしまう(言動を取ってしまう)ことが多いんです。そして、本音と現実のギャップが大きければ大きいほど、服が厚く・重厚になっていき、家庭内別居状態だと「鎧」状態にまで、カチコチに固まってしまうんです。
では、家庭内別居状態が続いた時に、行く末が離婚になってしまうこともあるのでしょうか。
もちろん、家庭内別居状態の夫婦の本音が、たとえ「離婚したくない」だったとしても、結果的に離婚になってしまうことも多いと思います。
それは、本音を隠すという【本音とは真逆の言動】をしてしまうことが、
を生み出し、そこから抜けられなくなってしまうことが多いからです。誤解の悪循環の不安に耐えられなくなって爆発してしまったときに、衝動的に夫婦がお互いに
となってしまいやすいからです。家庭内別居の行く末が離婚になる可能性があるとはいえ、夫婦がお互いに離婚したいから離婚するのではなく、誤解の泥沼から抜けられなくなった結果、離婚になることがあるということは、ぜひ理解しておいてほしいポイントです。
素直にシンプルに考えれば、
になると思いませんか?離婚したかったり、経済面を考えて子供のために離婚をしないなら、辛くて苦しい家庭内別居を選択する必要性がないと思いませんか?
家庭内別居を選択しているのは、夫婦がお互いに、本音はただ
離婚したくないのだと、私は思いますよ。
では、家庭内別居状態を解消して、夫婦関係を修復していくためにはどうすればいいのでしょうか。
と頭ではわかっていても、なかなかその勇気が湧いてこないものです。いきなり「心の鎧を脱ぐ」のは、誰だって怖いものです。たとえ私が鎧を脱いだとしても、パートナーは鎧を着たままであれば、冷たい反応が返ってくるかもしれないですからね。
そんなパートナーの冷たい反応を想像してしまうと、萎縮して、よりいっそう「心の鎧が厚く」なってしまうこともあると思います。
そんな時にどのようにして、心の鎧をすこしずつ柔らかくしていけばいいのかの具体的なアドバイスは、ご夫婦の
などに応じて変わってきてしまうのが正直なところです。ご夫婦の関係性や状況などに合わせて、負担のない形でできる方法をアドバイスさせていただきますので、もしよろしければ、カウンセリングをご検討いただけますと幸いです。
※夫婦関係の問題の背景には、コミュニケーションや愛着スタイルの問題が関係していることがあります。総合的に夫婦関係を改善していきたい場合は、『夫婦関係を修復したいときにやってはいけないこと』のページもあわせてご覧いただければと思います。
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夫婦関係などのパートナーシップ問題が得意分野です。