2023/03/20
2023/05/12
失恋って、言葉で言い表せないぐらい、ホントに苦しくて辛いですよね。
辛すぎたり、苦しすぎてしまうと、無気力状態になってしまい、何もする気が起きなくて、ずっ~と寝ていたり…、涙が止まらなかったり…、ボーっとしてしまい、テレビやスマホを見ているけれど、どこか上の空だったり…。
仕事には、かろうじて行けているけれど、終わって緊張感がなくなると、脱力状態が続いていまう。どうやってこの辛さ・苦しさを乗り越えていけばいいのか、わからなくなってしまう…。もうお先真っ暗ですよね。
「辛い失恋を経験して、苦しくて、悲しくて、涙が止まらない…」そんな方に向けて、立ち直る方法・乗り越える方法を、心理カウンセラー・岩田昌樹がお届けしたいと思います。
\動画でもご覧いただけます!/
失恋は、誰だって辛くて、苦しいものですよね。簡単に乗り越えられる人なんて、いないですよね。すぐに失恋から「乗り越えられた!」という人は、もしかしたら「恋」をしていなかったんじゃないかと、疑ってしまいそうです。
「好き」と言われることで、
そんな感覚があったなら、なおさら失恋は辛くて苦しいものになりますよね。失ってしまったものが大きすぎるから、それだけショックも大きくなるのは、仕方がないですよね。
なぜ、失恋してしまったんだろう?理由を考えれば考えるほど、わからなくなってくる。
相手にそう言われたわけでもないのに、「後悔」「妄想」が、頭の中で何千回も押し寄せてくる…。
だって、失恋した理由を探して、どうにかして、わたしを納得させてあげないと、
でも、理由を探しても、答えなんて出てこない…。ぐるぐると回って、また戻ってくるだけ。ハァハァと頭の中で息を切らしながら、必死に考えても考えても、
辛くなる一方ですよね…。
大きく立派に成長してしまった、
には、心の奥深くまで、しっかりとした太い「根」が張りめぐらされていますよね。
だから、頭で「もう忘れよう!」として、「木」を引っこ抜こうと、むりやりスコップで掘ろうとしても、ビクともしないものです。いくら頑張っても、焼け石に水。その努力は、すぐに蒸発してしまいますよ。
目に飛び込んでくる情景が、すべて彼(彼女)との想い出と重なり合って、語りかけてくる。わたしの意思とは関係なく、押し寄せてくるんです。失恋って、そういうものです。
だったら、もう思い切って、身をゆだねてみるしかないのではないでしょうか?
それらはすべて、頭で考えていること。
もう「頭」を動かして、考えるんじゃなくて、「心」「感情」をめいいっぱい揺り動かすしかないんです。
彼(彼女)への想いは、「ある」ものは「ある」んです。
だから、消化させていくしかないですよね。
以前、下記のようなツィートをしました。
思考や感情を
— ことり電話 | お悩み相談室 (@kotori_phone) February 5, 2022
「せき止めない」
「抱え込まない」
「隠さない」
「通過させる」
ことがとても大事
悩みを直接解決しようとしても
それは徒労に終わるだけ
せき止めるから、悩みが発生するのだ
とにかく流していく
そのために「出す」「入れる」を
繰り返し続けること
すると自然に悩みも流れていく
まずは、思考や感情を「出し尽くす」ことが大事なんです。
無理に忘れようと頑張るのではなく、無理のない範囲で、「思いっきり」思い出してみましょう。
もうちょっとだけ、「まだ好きでいいんだよ」とわたしに許可してあげませんか?
頭ではなく、心が彼氏(彼女)のことを求めているんです。だから、わたしの心を、
ぬいぐるみを、わたしの心だと思って、「ぎゅぎゅぎゅぅ~っ!」っと、抱きしめてあげましょう。
『知らんぷり』をしてしまったら、わたしの心が、もっともっと悲しんでしまいますよ。
失恋には、 「心」「感情」をめいいっぱい揺り動かして、嗚咽しながら号泣する
が、どうしても必要なんです。もし復縁できたとしても、1回は儀式をしなければいけないんです。
わたしの心に、おもいっきり寄り添ってあげればあげるほど、ぽっかり空いた穴が満たされていくのを感じるでしょう。
心を揺り動かして「大きな悲しみ」さんを抱きしめてあげる。それが「お別れの儀式」。国民が誰でも知っている有名人の「お別れ会」ぐらい、
儀式が盛大に行われて、しばらく経つと、いつからか「喜び」さんがヒョコッと顔を出してくれるタイミングが訪れるはずです。
「喜び」さんがヒョコッと顔を出してくれるようになったら、わたしに優しくしてあげてくださいね。
あなたは「失恋」という
を負ったんですよ。
「お別れの儀式」という緊急手術をして、「大きな悲しみ」さんには寄り添ってあげることができました。でも、術後は安静にしていなければ、また傷口が開いてしまうかもしれませんよね。
まだ「療養中の身」だと、わたしに言い聞かせてあげてくださいね。
泣き尽したあとの「ケーキ」「エステ」「あったかいお風呂」の幸せ感は、いつも以上に、わたしの心に優しく沁みこんでくるはず。
大きな悲しみを感じてあげると、大きな喜びを訪れる。もれなく、ついてくるものです。だから、それを信じて「大きな悲しみ」さんを抱きしめてあげましょう。
スポンジに「悲しみ」の水がたっぷりとしみこんでいると、「喜び」の水は入り込めないですよね。
ぎゅぎゅぎゅぅ~っ!と手で抱きしめて、「悲しみ」の水を外に出してあげて、はじめて「喜び」の水を吸収できるようになる。だから、
なんて考えなくていいんです。ただ、抱きしめて共感して、一緒に泣いてあげるだけでいいんです。いつのまにか、自然と、心は前向きになっていくものですから。