2021/10/31
2023/04/28
「人と比較しても仕方がない」と頭ではわかっているけれど、
他人に嫉妬をしたくないと思っていても、意思に反して、自然とココロが動き始めてしまうのではないでしょうか?
職場の同僚、友だち、ネット上など、
ですよね。だから、他人に嫉妬しない考え方や嫉妬しない方法がわかれば、どんなにラクに生きられるだろうと考えてしまいますよね。
今回は、人間関係にまとわりつく嫉妬心について、心理カウンセラー・岩田昌樹がお届けしたいと思います。
\動画でもご覧いただけます!/
他人への嫉妬心を自分で認めることって、難しいですよね。
と受け取ってしまうことも多いので、無意識に、嫉妬心から目を背けてしまいますよね。
そうやって目を背けたり、嫉妬感情を否定してしまうと、そのモヤモヤした気持ちのやり場に困り、
にすり替わっていくケースが多いものです。
だから、もしあなたが、嫉妬心を自分でちゃんと認めることができているのであれば、そのことが何より素晴らしいと思いますよ。(このブログにたどり着いたということは、それだけで「嫉妬心」に気づいている証拠ですよね。)
素直に自分を見つめることができているということですからね。まずは「嫉妬心」に気づいている
と、心から思います。
「嫉妬心」があるって、素晴らしいことだと私は思いますよ。それだけ、
ということではないでしょうか。
嫉妬心を抱いてしまう自分に対して、もしかしたら、
なんていう風に、思っていませんか?でも、自己嫌悪に陥いる必要なんてないんです。
繰り返しますが、嫉妬心の裏側には、あふれんばかりのエネルギーが眠っているんです。嫉妬心は自分のパワーの存在と、そのありかを教えてくれる貴重なお知らせ。
嫉妬心を抑えてしまうと、自分は本当はこれがしたいという心の底からのエネルギーを抑え込んでしまうことになると思いますよ。
嫉妬心と敵対するのではなく、一緒に
嫉妬を感じている今が、心の底に眠っているエネルギーを開放させるチャンスだと思うんです。
嫉妬と対峙・敵対してしまうと、どうしても膠着状態になってしまう。悶々として、先が見えなくなる。そのストレスが重なると、無意識に攻撃対象を作りだしてしまうと思いますよ。
せっかく自分の心からわき上がってきたエネルギーです。攻撃対象に向けてしまうのは、もったいないと思いませんか?
に変換していくことが大事だと思いますよ。
中には、「嫉妬心」を必要以上に感じてしまい、
と思われている方もいるかもしれません。苦しくて、しんどすぎる…と思われた方は、もしかすると、今まで自分のエネルギーやパワーを、必要以上に
しすぎていたのかもしれませんよ。もしくは、我慢したり、抑えたりすることが日常化しすぎて、無意識にしてしまっているのかもしれません。
嫉妬は悪いことではなくて、誰だって当然のように持つ感情です。感情は、人間が本来持っている自然現象だから、ホッておくと、
ものです。でも無理矢理抑え込んでしまうと、感情は消化されずに溜まってしまい、大きくなっていきます。
もし嫉妬心が「強すぎるな…」「続いてしまうな…」と思ったら、それは、今も、今までも、抑え込みすぎていて、解放されるのを今か今かと待っている状況なのかもしれませんよ。
例えば、「わたしと同様に、ずっと彼氏がいなかった親友に彼女ができて、嫉妬してしまった」場合。
これまでずっと、「彼氏がほしい!」という気持ちを抑え込んで、なかったことにしていなかったでしょうか?
人は、安定を好むもの。「わたしの人生を変えていきたい!」と強く思っていても、「このままが安心」という気持ちが勝ってしまうこともありますよね。
嫉妬心は、「天空の城・ラピュタの飛行石」のように、あなたの人生の方向を指し示してくれる
嫉妬心が今目の前に現れているのは、
・ 一歩抜け出すエネルギー
・ 生きていく方向性
を指し示して、「今だよ」と言ってくれているのではないでしょうか。
私の中の声が、目の前に広がっている世界を使って、代弁してくれているんだと思いますよ。
だからといって、抑えてきた自分を否定しないでくださいね。
「我慢しなきゃ!」「抑えなきゃ!」と思ったそのときは、状況的に仕方がなかったんだと思います。自分を守るためには、それしか方法がなかったんだと思うんです。でもね、
と教えてくれているのではないでしょうか。無意識に習慣化してしまったクセ。それは簡単には直せないかもしれません。今までできなかったことを、いきなり解放しようと思っても難しいかもしれません。
だから、
でいいんだと思うんです。あなたの心の底に眠ったエネルギーが、自由に動きたい!と顔をのぞかせているんです。
そうやって、ただ優しく会話して、抱きしめてあげませんか?
「あの人はいいよな~」と羨ましく感じたとき、
と思うのか、
と思うのか。大きな違いが出てきますよね。
そう、いわゆる嫉妬心は、ネガティブに向いたもの。そうではなくて、マネをして、徹底的にパクッて、自分のモノにしていく絶好のチャンスと捉えてみませんか?
そうやって、嫉妬心を迎え入れていくことが、大事だと思いますよ。
「嫉妬心」は人間として生きている以上、当然のようにわきあがってくる感情であることを考えると、「嫉妬心がない」とは、
と言えるのかもしれません。嫉妬心を感じたら、
そう前向きに捉えましょう。嫉妬心は「あなたの味方」。
嫉妬心はなくせない以上、嫉妬をしないための一番の方法は、味方につけることなのではないでしょうか?