ご予約はこちらから

仕事で役に立てない自分に嫌気がさしてしまう

岩田 昌樹

2019/10/29
2021/05/21

もっと!もっと!もっと!

がんばらないとダメだ!
でも…
一生懸命!がんばれば!がんばるほど…

「仕事の結果が出ない…」
「職場の中で、何も役に立てていない…」
「仕事が辛いな…」
「会社のお荷物かも…」
「もう会社を辞めてしまいたい…」

そう思ってしまう自分に嫌気がさしていませんか?

私もひとりで、もがき続けながら、苦しんだ時期がありました。だから、その気持ちがとてもよくわかります。

でも今は、自分に嫌気がさすことが、ほとんどなくなりました。私自身が実践してきた、自分を認めてあげる考え方をご紹介してみたいと思います。

▼【目次】仕事で役に立てない自分に嫌気がさしてしまう

  1. 役立たずの自分に、嫌気がさしてしまう日々「会社のお荷物かも…」
  2. 仕事で役にたてない自分に、嫌気がさしてしまう理由
  3. 職場で役立てず、嫌気がさしてしまう自分を変える方法
  4. 「思い込みの自分ルール」が、自分への嫌気を生む
  5. 自分に嫌気がさしてしまうのは、「いい人」だから

役立たずの自分に、嫌気がさしてしまう日々「会社のお荷物かも…」

役立たずの自分に、嫌気がさしてしまう日々。

職場内で、私の担当変更があったときのことです。
なんと5年ぶりの新しい仕事。
これまでの仕事のやり方が通じず、ミスも多いし、遅いし、クレームもあるし…

「きっと自分は、役立たず
思われているんだろうな…」

そう思いながら、自分に嫌気がさしてしまう辛い日々を過ごしていました。

一度そう思いはじめると、悪循環の連鎖に入ってしまいますよね。目のまえの仕事はそっちのけで、ミスしたことばかり考えてしまう…。

役に立てない仕事の不安ばかりで、萎縮してしまい、コミュニケーションもぎこちなくなる…。行きつく先には、

さらなるミス
が待ち受けているものです。

こんなにミスが重なるものかなと、仕事の役に立てない自分を恨めしく思ってしまいました。「自分に嫌気がさす」どころか

「会社のお荷物かも?」
ぐらいにまで思っていたんです。

仕事ができる人が、「自分は役立たずだ」

仕事に前向きな人が、「自分が役立たずで嫌だ」

辛い気持ちが少し和らいだのは、隣の同僚と、たわいもない会話をした日のことでした。

その同僚は、仕事に前向きで明るく、いつ話しかけても笑顔で振り向いてくれるような人。「自分に嫌気がさす」なんて気持ちとは、正反対のような人。私にはない、素晴らしい面をたくさん持っていました。

年もそれほど変わらないのに、とても仕事ができるので、

「羨ましいな…」
と嫉妬してしまうほどでした。

いつもニコニコしているので、「悩み」を持っているなんて…想像もしませんよね。
ところが、2人で残業していたときのことでした。その同僚から、耳を疑ってしまうような、衝撃的な言葉を聞きました。

『 村井さんは、いつも新しいことにチャレンジしていて、スゴいですよね。
僕は、仕事が全然できなくて、申し訳ない。
この職場で、僕だけが役に立ててないと思って、自分が嫌で仕方がないんだ… 』

あまりの衝撃で、

「え!?」
と振り返ってしまいました。

「いえいえ、私の方が役立たずですから…」
と、私。
「いやいや、僕だから…」
と、その同僚。

意味の分からない「役立たずの取り合い」を、ひとしきりしたところで。ふと、その同僚が。

「みんな口に出さないだけで、
意外と、自分のことをそう思っている
のかもしれないね…。」

自分に嫌気がさす人は、向上心のかたまり

自分に嫌気がさす人は、向上心のかたまり。

その同僚のように、まわりから「仕事ができる」と思われている人が、実は心の中では、自分が嫌で、責め続けている。そういうことは、めずらしくないのかもしれません。

自分に嫌気がさしている人は、今の自分に納得していない人。裏返せば、

向上心のかたまり
ともいえますよね。

  • 向上心があるからこそ、
    「できる人」と思われる。
  • 向上心があるからこそ、
    「自分に嫌気がさして」しまう。

表裏一体なのかもしれませんね。

私はその同僚に、「私は、〇〇さんのことをスゴイ!と思っていて、 いつも尊敬していますよ。」と伝えました。

自分を責め続けているという点では、私も同僚も、同じ。同僚をホメたように、私も、

「わたし」をホメてあげるべき
かもしれないと思いました。

『 ミスが多いのは、
新しいことに積極的にチャレンジ
しているから。
みんな、失敗を積み重ねて
成長しているんだよ。 』と。

仕事で役にたてない自分に、嫌気がさしてしまう理由

仕事で役にたてない自分に、嫌気がさしてしまう理由

向上心がある人は、一歩間違うと、自分を

追い込みすぎ
てしまいますよね。

「あれもやらないと!」
「これもやらないと!」
「もっともっとやらないと!」
「ダメだ!ダメだ!ダメだ!」

あれもこれも手を広げすぎてしまう。ぜんぶ完璧にこなさないと!
頭と体をフル稼働させながら、自分の力以上の結果を求めて、必死に一生懸命がんばっている。

なのに、

前に進んでいる気がしない…
いろんなことに手を出しすぎて、すべてに完璧を求めすぎて、結果がでない。
次第に、みなぎっていた力が、ガス欠していくのを感じる。

以前の私は、ひとりで、もがきつづけていました。そして、ひとりで、嫌気がさしていました。

自分の力を「ありのまま100%」出すことだけを考える

そのまま100%を出すことだけを考える。

今から思うと、自分の力以上の結果を求めすぎていたと感じます。

でも、いつからか「ありのままの100%を出しきること」を大切にするようになりました。すると、気持ちが

スーっと、ラクに
なったんです。
元プロ野球選手の松井秀喜さんの言葉です。

なによりもまず、きっちり今現在の自分の100%を発揮することが大切です。

80%(さぼり)でも、120%(ラッキー)でもいけません。100%を発揮する。

そのためにはまず「自分の100%」を知らなければいけません。 それを知っていれば、決して緊張はせず、自分の今の実力を出し切れます。

たとえば、相手が大リーグを代表するような、いいピッチャーだったら、「今の自分の100%では打てない」という冷静な判断が前提となります。

打てるかもしれない、打ってやろう、とは考えない。今の自分では打てないというところから始める。

そのうえで、もしこのコースに球が来たら、今の自分でも打てる可能性があると考えて、それを待つのです。

ラッキーで、他のコースも打てるかもしれないとは考えない。 もしかしたら打てるかもしれないけど、それは自分のチカラではなく、運のチカラなのです。

打席では、そうやって頭を整理して物事に望むので、緊張はしません。

観客の声援やブーイング、マスコミのバッシングなども、自分ではコントロールできないので、気にしません。ゆえに緊張しません。

だから、巨人時代も大リーグ時代も、どんな緊迫した場面でも、緊張したことは一度もないのです。

出典元:「巨人時代も大リーグ時代も、どんな緊迫した場面でも、緊張したことは一度もないのです」

「もうしょうがない」と、開きなおる

「もうしょうがない」と、開きなおる。

がんばって、

背伸びしすぎてしまう

120%を求めてしまう
だから、結果がでない。今の自分の力を、「ありのまま」100%出すことだけを考える。

それでも結果がでなかったら、今の自分の力が足りなかっただけのこと。

火事場の馬鹿力で、頑張って、背伸びして、120%を目指すことは正解じゃない。自分の100%を見極めて、その範囲内で、力を出しきることが大事なんだ。

100%で結果が出なければ、「もうしょうがない」と

開きなおるしかない
そう考えると、肩に入った力が、「ふぅ~…」と抜けていくように感じました。

さらにいうと、
「120%を目指してしまう」のは、

【他人の評価】
を気にしているということ。

「ありのまま100%出そう」とするのは、

【自分の評価】
を大事にしていると、言えるのではないでしょうか。

「みんなの期待に応えたい。」
「評価してもらいたい。」
「会社の役に立っていると思われたい。」

そんな他人の評価から、自分を解放してあげること。 それが、自分に嫌気がささないようにするためには大切なことなのでしょう。

人と比較しない。人の目を気にしない

人と比較しない。人の目を気にしない。

わたし は わたし
他人 は 他人
と、しっかりと線を引くことが大切なのは、頭ではわかっている。

なのに、いつの間にか人と比較したり、人の目を気にしてしまい、役に立てない自分に嫌気がさしてしまっている。そんな人も多いのではないでしょうか?

私もそうでした。人と比較して、自信を喪失しつづけていました。次第に「あの人が悪い」「会社が悪い」と、人のせいにするように。

人の目を気にして行動していると、

「やらされている感」
があるのでしょうね。「自分が決めたことだ」という自己責任・納得感を持てずにいたからでした。

職場で役立てず、嫌気がさしてしまう自分を変える方法

嫌気がさしてしまう自分を変える方法

そんな私が、ある時から変わりはじめました。毎晩、

自分をホメる日記
をつけるようになったからです。

日記といっても、数行なんですよ。自分をホメる言葉を、いくつか書くだけ。

長い文章を書こうとすると、億劫になってしまいますよね。
  • ムリをしないこと。
  • 1~2分で書ける文量で。
  • 毎日つづける。
ことを、心掛けていました。

  • 自分の「欠点」ばかり見てしまうのは、
    自分を嫌悪する気持ちがあるから
  • 「完璧」にしたいと思うのは、
    自分を嫌悪する気持ちがあるから
  • 「役に立てていない」と思うのは、
    自分を嫌悪する気持ちがあるから

まずは、

「わたし」が「わたし」を
認めてあげること

いつも隅っこの方で、隠れるようにして座っていた私。それが、堂々と真ん中に座るようになりました。

飲み会では、聞き役に回り、ただニコニコしていただけの私。それが、積極的に発言できるようになりました。

人の目を気にするよりも、自分の生き方を優先できるようになりました。自分をホメることで、すこしずつ自信がついてきたのでしょう。

でも、それ以上に変わったことがありました。日記を書くために、

よいことをしよう!
と日頃から、心がけるようになりました。

  • 電車で席をゆずったり。
  • 落ちているゴミを拾ったり。
  • プリンターの紙がなくなりそうなことに気がついたら、事前に補充しておいたり。
誰かのためではない。
自分を「好き」になるために
小さなひとつひとつの行動が、変わっていきました。

「ホメ言葉」を素直に受けとれていますか?

「ホメ言葉」を素直に受けとれていますか?

自分をホメていい。楽しんでいい。と言われても、無理かも…と思っていませんか?

「謙遜することが、美徳」

むかしの私は、そう思っていました。人からホメられても、「そんなことないですよ」と、笑顔を見せるどころか、ツンッとした表情をしていたように思います。

でも、ホメ言葉は、自分のためじゃないですよね。

ホメてくれた
「相手のため」に
精一杯、喜ばなければいけない。
よかれと思って伝えてあげたのに…となってしまいますよね。

「何か裏があるのかも?」
なんていう変な邪推はヤメにして、素直に受けとる。それを繰り返すこと。

そうすると、すこしずつ、まわりの世界を、偏見なく、

まっすぐに見れる
ようになりますよ。

少なくとも、私はとても変わりました。
「みえる世界」が。

「思い込みの自分ルール」が、自分への嫌気を生む

「思い込みの自分ルール」が、自分への嫌気を生む
  • 「謙遜することが、美徳」
  • 「メール返信は、5分以内」
  • 「遅刻は許さない」

すべては、思い込みの自分ルール。

ひとつ、ひとつ。間違っているわけではないけれど…。
自分ルールに縛られすぎて、結果的に、わたしは自分の首を絞めつづけていました。

相手に自分ルールを求めてしまい、イライラしてしまうことはもちろん、自分だってできないときがある。
できないと、自分を責めつづけてしまいますよね。

自分に嫌気がさしてしまうのは、「いい人」だから

「自分に嫌気」の根底には、長所がある

  • 「真面目」
  • 「優しい」
  • 「人の気持ちがわかる」
  • 「何かをしてあげたい」
  • 「誠実」
  • 「がんばり屋さん」…など

自分に嫌気がさしてしまう人は、そんな「良いところ」をたくさん持っているのではないでしょうか。でも、いつも、いつも、その「良いところ」を発揮できるわけがないですよね。

体調が悪いときだってある。

忙しいときだってある。

苦渋の選択をしなければいけないときだってある。

そんなとき、「良いところ」を発揮できなかった自分に嫌気がさしてしまう。

「いい人」だからこそ
…苦しんでしまうのでしょうね。

がんばりすぎなくていい。今のあなたでいい

がんばりすぎなくていい。今のあなたでいい

あきらめるという言葉は、仏教用語で「明らかにする」という意味だそうですよ。

自分を「見える化」するということ。

自分の100%を、明らかにして、
「知る」。
自分の100%で、対応しきれない時は、
「あきらめる」。

「しょうがない」と、

あきらめて、開き直る。

自分に嫌気がさしてしまうのは、「良いところ」や「責任感」や「愛」があるからこそ。
自分を責めてしまうのではなく、自分を

誇りに思っていい。

あなたは、素晴らしい。

がんばりすぎなくていい。

今のあなた。そのままがいいんですよ。

そんな悩みをお持ちの方は、お話を聞かせていただけませんか?
” 明日への希望 ”につながるご提案をさせていただきます。

岩田昌樹

同じジャンルの
ブログ・コラム