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話の聞き方のコツ

岩田 昌樹

2019/07/23
2023/02/19

話の聞き方のコツをつかめば、あなたの人生が変わるかも

  • 周りの人から、なぜか誘われ「ない」
  • 悪い人じゃないけど、なぜか人望が「ない」
  • モテそうなのに、なぜかモテ「ない」

なぜか、そんな「ない」をたくさん持っている人が、みなさんの周りにもいるのではないでしょうか。もしかすると、そんな方々は「話の聞き方のコツ」がつかめていないのかもしれませんよ。

人は、

  • 話を「聞いて」ほしい
  • 私のことを「知って」ほしい
  • 「認めて」ほしい
そう思っているものですよね。

誰もが持っているそんな気持ちに、もっと寄り添うことができれば、あなたの人生が変わるかもしれませんよ。

「話の聞き方のコツ」をつかめれば、相手は、心の距離をググッと近づけてくれるはず。一緒にいて、心地いいと思ってもらえますよ。

話を聞くときに大事なこと

わたし「岩田昌樹」は、年間2,000人近くのご相談者のみなさまから、話をお聞きしている心理カウンセラーです。「話を聞くプロ」であるわたしが、もっとも大事にしていること。それは

「その人の生き方に、興味を持つ」
ということです。

テクニックよりも、大事なのは「気持ち」。にじみ出てくる「気持ち」は、相手の心を、大きく揺り動かすはずですよ。

心理カウンセラー・岩田昌樹

▼【目次】話の聞き方のコツ

  1. 話の聞き方のコツは、人の生き方に興味を持つこと
  2. 話の聞き方のコツは、価値観の違いにワクワクすること
  3. 話の聞き方のコツは、キャッチャーになること
  4. 話の聞き方のコツは、外に目を向けること
  5. 話の聞き方のコツは、テクニックよりも気持ち
  6. 「聞く」ことは、思いを形にするというプレゼント

話の聞き方のコツは、人の生き方に興味を持つこと

話の聞き方のコツは、相手の生き方に興味を持つこと

話の聞き方のコツとして、「質問」をすることが大事だと、よく言われますよね。

でも、ただ「質問」をするだけでは、うまくいかないことも多いのではないでしょうか?質問するときの「気持ち」が大切なのだと私は思います。

質問するときの気持ちとは、相手の表面的な『スペック』を質問するだけではなく、

内面の「その人らしさ」

『生き方』『考え方』『価値観』
に興味を持ついうことです。

「質問をする」というよりは、自然と、

「聞きたくなる」
という感覚に近いのかもしれませんね。

たとえば、

  • 趣味は、なにですか?
  • 好きな芸能人は、だれですか?
  • どこに、住んでいるのですか?
というような「端的な答えがある質問」をすることも、もちろん大切だと思いますが、それに加えて、
  • なぜ、映画が好きなんですか?
  • なぜ、その芸能人が好きなんですか?
  • なぜ、そこに住もうと思ったのですか?

「なぜ、それを選んだのか?」

という、その人の「価値観」や「生き方」を聞くことが、もっと大事ではないでしょうか。学校の試験には出てこないような「答えがない質問」と言えるのかもしれませんね。

「履歴書」をつくるような質問ではなく、「わたしらしさ」に興味を持ってくれた質問に変わった瞬間、

身を乗り出して、聞いてくれている
と、相手は感じるのではないでしょうか。

話の聞き方のコツは、価値観の違いにワクワクすること

話の聞き方のコツは、価値観の違いにワクワクすること

「価値観」や「考え方」が近い人との会話は、盛り上がりやすいですよね。

では、「価値観」や「考え方」が違う人との会話は、どうでしょうか。

  • 引いてしまうでしょうか
  • 距離を置くでしょうか
  • 不安になるでしょうか

私は、「価値観」や「考え方」が違うからこそ、ワクワクするべきだと思っています。それは、

「わたしが知らない世界」
を教えてくれるから。

「わたし」は「わたし」の人生しか歩めない。でも、「その人」は「その人」の人生を歩んでいる。その経験を語ってくれる。こんなにステキなことがあるでしょうか。わたしの知らない物語を、聞くことができるんですよ。

その人は、「わたしの世界の同居人」ではないんです。
その人は、「わたしの世界を、広げてくれる」人。
そう思うと、ワクワクしてきませんか?

わたしと『同じところ
をさがすのではなく、
わたしと『違うところ
をさがしてワクワクしましょう
話の聞き方が、すこしずつ変わっていくと思いますよ。

否定しなくなるメリットも

上手に話を聞くためには、その人を「否定しない」ことが大事ですよね。

でも、わたしと「同じところ」をさがそうと思いながら会話をしていると、知らず知らずのうちに「否定」が入ってきてしまうもの。

わたしと「違うところ」には、否定的なニュアンスが出てきてしまうものですからね。

では、最初からわたしと「違うところ」をさがそうとワクワクしていると、どうでしょうか?すべてが

「肯定」に変わっていく
のではないでしょうか。否定的に見てしまう要素がなくなりますからね。

話の上手な聞き方の基本である「否定しない」こと。そのためには、わたしと「違うところ」をさがして、ワクワクするという姿勢が、とても大事ではないでしょうか。

話の聞き方のコツは、キャッチャーになること

話の聞き方のコツは、キャッチャーになること

会話は、 「感情のキャッチボール」と言いますよね。

上手に話を聞ける人は、

優秀なキャッチャー
なのでしょうね。ピッチャーが気持ちよく投げられるように、
  • 「ナイスボール!」と言い続ける
  • 捕球した時の「バシッ!」という音を、大きく響かせるようにする
  • リズムを大切にする
球速という「数値」を伝えるよりも、「感覚」を伝えた方がピッチャーは心地よく投げれるものです。

会話も同じ。

1、120%のリアクションで

2、しっかりと、真正面から受けとめて

3、まずは、自分がワクワクする

ことが大事。特に「リアクション」は、自分が思っている以上に、人には伝わらないものです。

120%のリアクションで

ようやく、「80%」ぐらい伝わってくれたかな?ぐらいの感覚でもいいのかもしれませんよ。

話の聞き方のコツは、外に目を向けること

話の聞き方のコツは、外に目を向けること

その人の生き方に興味を持つためには、日頃の

習慣
が大切だと、私は思っています。

いつも「自分のこと」だけを考えつづけていると、「外(相手)」に目を向けることができなくなるのではないでしょうか。

では、外に興味を持つ習慣をつけるためには、どうすればいいのでしょうか?それは、街を歩いたり、電車に乗っているときなどに、

「外」を観察する
習慣を身に付けることだと思っています。

  • 「あの服を着ている人は、こんな性格の人なのかも…」
  • 「田中整骨院は、田中さんが経営しているんだろうな…看板のデザインを見ると、実直な性格の人なのかな…」
  • 「街路樹が紅葉してきたな…アスファルトに落ちた葉は、どこにいくんだろう?」
  • 「最近、リュックを背負っている人が多いな…」
  • 「この中吊り広告は、『ワンルームに住む40代の男性向け』なのかな?デザイナーさんは、繊細で、机もキレイに整理整頓している人なのかもな…」

「自分との対話」が習慣になっている人は、会話の端々に「自分目線」が出てきていますよね。もしそんな傾向があるようであれば、「外」を観察する習慣を心掛けてみてはいかがでしょうか。

話の聞き方のコツは、テクニックよりも気持ち

話の聞き方のコツは、テクニックよりも気持ち

「上手な話の聞き方のコツ」は、色々なところで紹介されていますよね。

  • 「ながら聞き」をやめましょう
  • 「相づち」は上手に打ちましょう
  • 「最後まで」話を聞きましょう
  • 「オウム返し」をしましょう
  • 「ホメ」ましょう
  • 「否定」をしないようにしましょう

どれも大切なことだと、私も思います。

でも、その人の生き方に興味を持ちながら聞いていれば、自然と出てくるコツではないでしょうか。テクニックを意識しすぎて、「ぎこちなく」なってしまったら、本末転倒ですよね。

「興味がある」という気持ちを全面に出すことを、まずは優先してもいいのかもしれませんよ。

「聞く」ことは、思いを形にするというプレゼント

思いを形にするというプレゼント

「聞き上手」な人は、その人が知っている事を

「ただ聞く」人ではない
んですよね。その人が、
  • 言葉にできなかった思い
  • 気づかずにしていたこと
  • モヤモヤした感情
そんな思いを形にしていくことができる人。それが「聞き上手」な人なのでしょうね。

その人からすると、「聞いてもらった」だけじゃない。

思いを形にできたという「プレゼント」
を受けとったように感じるのではないでしょうか。その人の生き方に興味を持てる人だからこそ、できるプレゼントですよね。

そして、プレゼントを受けとったその人は、「お返し」をしたくなるはずです。

「次は、あなたの人生を聞かせてほしい」

そう思ってくれるはずです。だから、「わたしの話も聞いてほしい」と焦る必要なんてないんですよ。

必ず「お返し」があるはずですから。

心理カウンセラー・岩田昌樹

そんな悩みをお持ちの方は、お話を聞かせていただけませんか?
” 明日への希望 ”につながるご提案をさせていただきます。

岩田昌樹

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