ことり電話
電話カウンセリング
お悩み相談室 匿名で今すぐ相談
こんにちは。カウンセリング実績5,000件以上の心理カウンセラー・岩田昌樹です。
心が疲れ切ってしまったと感じるときは、誰にでもありますよね。
ですがそれが一時的ではなく、精神的な疲れがずっと取れなかったり、心がドンヨリと沈み続けていて、晴れ渡るときがほとんどないときは、何か根本的な問題を抱えていることが多いものです。
日々の対処療法が効かなくなっている状態とも言えるからです。考え方や受け止め方・あるいは
が、精神的な心の疲れを生み出してしまう原因になっているのかもしれません。
もしそうなのであれば、私自身の成り立ちをじっくりと振り返って、見つめ直すことが必要だと思います。私を知らなければ、どうすればいいのかわからなくなるからです。
それは、どの方向に進めばいいのかわからない状態・
状態とも言えます。まずは私が今、どこにいるかを知る必要があると思いますよ。
今回は、精神的に疲れてしまう原因である「生きづらさ」の成り立ちを丁寧に追っていきながら、そこから抜け出す具体的な方法をご提案したいと思います。
こちらのブログは、「生きづらい人の性格と特徴」シリーズの2ブログ目となります。
生きづらい人の性格の成り立ち「幼少期~反抗期」までについては、下記ブログでご説明させていただいておりますので、よろしければ、それからご覧いただければ嬉しいです。
\動画でもご覧いただけます/
ただ、下記の図(右)のように、3~6才までに形づくられた勢力図の中に、自分自身の経験世界がほとんどなかったとしたら、どうなるでしょうか。城壁を作れなくなるんです。そもそもの自分自身の経験世界という名の
です。
先ほど、第二次反抗期の抵抗は、踏み止まる力だと私は表現しました。それは、適度な領土があるときの話なんですよね。
適度な領土がない場合は、踏み止まる力というよりは、
んです。城壁作りよりも、領土奪還が先なんです。少ない領土の状態で城壁を作ってしまうと、それが一生、確定してしまう怖れを抱いてしまうからです。
大切なポイントは、生きづらい人は、城壁が作れていないということです。つまり、他人の経験世界と私の経験世界の
が続いてしまうということなんですよね。ただ、この押し返す力が、生きていく上で、
を生み出し続けてくれます。ある意味、領土奪還ができるまでは、ずっと反抗期が続いてしまうんです。押し返す反抗期がどこかで終わればいいのですが、現実には、領土奪還がうまくいかず、40・50代、あるいは
こともあるんですよね。それが、生きづらさの原因とも言えます。
この力強いエネルギー。世の中への反発精神といったような攻撃的、あるいは行動的なエネルギーだけを想像するかもしれません。私が考える力強いエネルギーは、自分を守る・維持するエネルギーも含まれています。
なんですよね。攻撃を最大の防御と考えるタイプなのか、城壁がない状態ではあるけれど、防御に専念するタイプなのかの違いです。
物理における運動エネルギーと位置エネルギーという「2つの力学エネルギー」のようなイメージとも言えます。
運動エネルギーのように「動くエネルギー」だけではなく、位置エネルギー。つまり、高い場所に物体がとどまり続けているときに持っている「保つエネルギー」もあるんですよね。
自分自身の経験世界がほとんどない状態とはどういう状態なのかを、もうすこし具体的に表現してみましょう。それは、
ということなんですよね。自分自身の経験世界を満喫する時代が「子供時代」とも言えるからです。幼少期の頃から、大人のフリをしなければいけなかったんですよね。
私は、50才の人でも、80才の人でも、120才の人でも、何才になっても、心の奥底には「子供」がいると思っています。年齢を重ねるとは、
だけなんですよね。社会で生きていくためには、人間関係を円滑にしていくためには、大人の振る舞いが必要になってくる。ですが、一人の人間としては、自分の気持ちを優先させたいという子供心が、どれだけ年齢を重ねてもあるのではないでしょうか。
ただ、幼少期に「子供」ができていたら、大人のフリも、上手に折り合いをつけて受け入れることができるわけです。それは、「子供」になれる場所を、自然と自分で作ることができる人だからなんです。ある程度、自分自身の経験世界を満喫する「子供時代」を経験しているからなんですよね。
ですが、幼少期に「子供」ができていなかったら、幼少期からずっと「大人のフリ」で生きて続けてきたわけです。欲求を満たした経験が少ないんです。すると、上手に折り合いをつけることが難しくなるので、抑えても抑えても、いつのまにか「子供心」があふれてきてしまうんですよね。
はからずも、大人の態度でもある、相手を尊重する
てしまうことが多いんですよね。「子供心」を抑え込めば抑え込むほど、いつのまにか本人が気づかないうちに、「子供心」がにじみ出てしまうんです。
そして、そんな「子供心」が、
の正体なんですよね。生きるエネルギーが満ち満ちている人は、ある意味、子供っぽいんです。そして、子供時代に子供ができなかった人であることが多いんですよね。
ここで大切なポイントは、子供っぽい自分を許せているのか・許せていないのかの違いです。
の違いなんですよね。無意識的に、意図せず、子供になってしまっている・子供心が出てしまっている場合は、「大人のフリ」という重しが利きすぎている人。つまり、「子供心」を許せていない人なんですよね。
すると、子供心が出てきてしまったときに、自己嫌悪に陥って、精神的に心が疲れやすい原因になってしまうんですよね。
ここで、いったん整理をしておきましょう。生きづらい人・精神的に心が疲れやすい人というのは、自分の経験世界という名の領土が少ない状態です。他人の言葉・他人の経験世界が多くを占めている世界観で生きています。
他人の言葉・他人の経験世界と自分の経験世界の「世界地図」が、3~6才ごろにできあがることを考えると、親の影響が大きくなりやすいことは想像できるのではないかと思います。
そんな他人の言葉・他人の経験世界とは、たとえば、
などの言葉を、無意識のうちに、重きを置きすぎている状態なんですよね。
つまり、強いエネルギーの1つである「強く主張する言葉」は、誰かからもらった言葉か、あるいはもらった言葉に反抗する言葉であることが多いんですよね。
ただ、他人の言葉を尊重することは、
が深いことの証です。親を愛する心が、皮肉にも自分の経験世界を萎縮させてしまうんですよね。
ここで押さえておきたいことは、自分の経験世界だけで生きた方が良いといった極端なことをお伝えしたいわけではないということです。あくまでバランスの問題です。
ぐらいのイメージでしょうか。自分の経験世界がある程度作れていれば、しなやかに生きやすいということです。
では、自分の経験世界が少ないと、具体的にはどんな思考・行動パターンになりやすいのでしょうか。私は大きくは2つのパターンに分かれると考えています。
2パターンの分岐のどちらを選択するかは、先天的・遺伝子な要素も大きいのかもしれません。その2つとは、先ほどの
の違いです。強い反抗エネルギーを、どのように使うかの違いなんですよね。ここでは、「革命派(運動エネルギー派)」と「保守派(位置エネルギー派)」というイメージで表現してみたいと思います。
ある意味、改革的な意味での「左派」=革命派と、現状の秩序を維持しようとする保守的な意味での「右派」=保守派と言えるのかもしれません。
私のイメージでは、漫画アニメの「チ。-地球の運動について」の中での、
というイメージです。どうしても、アニメやドラマなどの物語にすると、革命派が主役になりがちです。ですが、それは転換期は変化が大きくて、わかりやすく描きやすいからというだけであって、現実の世界では、保守派もとても重要な存在ですよね。
それは、1000年以上にわたる数多くの人々の想いを、バトンとして受け継いでいこうとする人たちだからです。
そんな保守派の中でも、異端としての革命派を抑え込んでいくことに対して、悩んだり躊躇したり、あるいは様子を見ている人たちが「生きやすい人」たちとも言えます。
ある意味、主人公やそれに対抗する人などのメイン登場人物にはなりにくい人・
だと私は思うんです。つまり、
たちであることが多いという印象です。生きづらい人は、映画のキャストとして出演する1人であることが多く、
とも言えます。
そして、この地動説を探求する人たち(革命派)の描かれ方が、注目するべきポイントだと私は考えています。最初は、自分1人だけで地動説を解明して、自分の名前を歴史に名を遺すことこそが生きる意義だと考えている節があります。
それが、少しずつ変化していくんですよね。過去に地動説を信じて研究してきた人たちの想いに突き動かされて、次第に
んです。「自分が」ではなく、「次の世代につなぐ」役割を受け入れていくんです。このバトンは、「保守派」の方々が一番大事にしている、歴史の一端を担う役割です。私はここに、
を見るんですよね。無意識の領域で、いつのまにか影響し合っているのではないでしょうか。
この【融合】(もうすこし正確に言うと、へ―ゲルが言う「アウフヘーベン」)も大切なキーワードだと私は考えています。
「革命派」と「保守派」は、反抗エネルギーの使い方が違うので、真逆の行動を取るように表面的には見えますが、根本的な深い部分では、心の世界地図の構造が似ているので、
があるんです。大きく5つあると私は考えています。それは、
です。この5つのクセが生まれる背景を知り、そして5つのクセをゆるめていくことが、生きづらさから抜け出すために必要なことだと私は考えています。
そして、この5つのクセの根本にあるのは、
です。つまり、5つのクセをゆるめていくことは、生きるエネルギーが減っていくように感じるということでもあります。
あくまで感覚ではありますが、生きている感覚=強い衝動・欲求が減っていくように感じることこそが、生きやすくなるということだという点を、腑に落とすことが大事なんですよね。
そんな共通する5つのクセを見ていく前に、「革命派」と「保守派」の関係性について考えてみたいと思います。
続きは、下記ブログでご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
\ 財布に優しい /
1分 130円(税込143円)
ご料金・支払方法はこちら
人間関係全般を得意分野としています。
98.4%
総合評価: 4.83
自己否定ばかりしてしまう毎日に疲れていないでしょうか。その辛さを、友人や同僚に相談しようと思うけれど、
といった否定されるかもしれない不安に襲われて、相談できないことも多いですよね。
すると、いつのまにか1人で「答えのない答え探し」という堂々巡りのワナに陥ってしまうことになるんですよね。悩みすぎて、
窮屈で閉塞感を感じてしまう。生きづらさを感じてしまう。
もう、どうしたらいいのかわからなくなってきているのではないでしょうか。わたしたちは、
悩むのは、あなたが弱いからではなく、優しすぎるから。心理の専門家であるカウンセラーが、頑張りすぎてしまったあなたの心をケアしながら、解決を目指します。
電話相談いただく内容でとても多いのは、「精神的に心が疲れ果ててしまった…」という悩みです。それだけ、誰にも言えない深い悩みを抱えている人が実は多いということでしょう。
そんな皆さまの要望に、とことん寄り添わせていただきます。お気軽に相談の電話をくださいね。
「言われた言葉が忘れられない」
「人の目を気にしない方法」
「自己肯定感を高める方法」など…。
ネットで検索をして、生きづらさを解消する方法を調べてみる。でも…
『なぜかうまくいかない…』
『頭では理解しているけれど自己否定が止まらない…』
『自分を満たしているつもりなのにモヤモヤする…』
そう感じてしまうことはありませんか?
自己肯定感との付き合い方を調べたけれど、
辛辣すぎる意見ばかり…。
もうあきらめるしかないのかな…。
と、さらに憂鬱な気持ちになってしまうこともありますよね。
もうこれ以上、友だちや親には、認めてもらいたいという悩みなんて聞いてもらうことはできない…。
そんな時は「悩みを聴いて、解決の糸口を見出す」カウンセラーに悩みを打ち明けてみませんか?
自己肯定感の悩みを、気兼ねなく思う存分相談できますよ。
” 明日への希望 ”につながるご提案をさせていただきます。
ゆっくりと話を聴いてもらい、すべての気持ちを吐き出すことで、3つの効果が生まれると言われています。
カウンセラーは「じっくりと話しを聴いて、解決の糸口を見出す専門家」です。
3つの効果を最大限引き出していきながら、
『明日から、こう行動しよう!』
『明日から、こう考えよう!』
『明日から、これを目指そう!』
そんな明日への希望を、持ち帰っていただきたいと、私たちは思っています。