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優柔不断の直し方、改善方法・自分で決められない心理とは|ことり電話【人生悩み相談】
優柔不断の直し方、改善方法・自分で決められない心理

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優柔不断の直し方、改善方法

優柔不断の直し方、改善方法・自分で決められない心理

こんにちは。カウンセリング実績5,100件以上の心理カウンセラー・岩田昌樹です。

夫婦関係・恋愛・人間関係・仕事などの様々なご相談をお伺いしていると、

  • 「自分で決めるのが苦手で…」
  • 「元々、優柔不断で…」
  • 「どうしたら決められない自分を変えられるのでしょうか?」

といった優柔不断の直し方・改善方法を教えてほしいというお話に、最終的になることがあるんです。そもそも、自分ではなかなか決められない部分があるからこそ、

悩んでいる。
動けない。
問題を改善できない。

という側面があるものですよね。

夫婦関係・恋愛・人間関係・仕事などのご相談は、「ちょうど今」「表面的に」噴出してきた問題であることが多いんです。

その大元を深く深くたどってみると、実は、優柔不断・決められないことが、悩みの根源であることが実は多いんですよね。そこには、

「怖さ」「無価値観」「劣等感」
「罪悪感」「不安」

などが同居しているからなんです。

優柔不断・決められない心理には、いくつかの理由があります。その中でも今回は、3つのポイントに絞ってご紹介してみたいと思います。それは、

です。今回は、この3つの心理を見ていきながら、優柔不断・決められない自分を直したり、改善していく方法を考えてみたいと思います。

心理カウンセラー・岩田昌樹

\動画でもご覧いただけます/

優柔不断の直し方、改善方法・自分で決められない心理

優柔不断の直し方①
「自分で決められないことはダメだと思っている」

優柔不断の直し方①「自分で決められないことはダメだと思っている」

まず1つ目の心理、「優柔不断はダメなことだと思っている」から見ていきましょう。

「即断即決」「行動」
「効率」「スピード」

など。それらは、今の世の中で求められている才能だと感じることが多いのではないでしょうか。もちろん、大切な才能だと思います。

ですが、そこには負の側面もあります。それは、解決方法が

表面的になりやすい

ことです。ここ数年、

そんな才能が見直されていることをご存知でしょうか。

AIの登場も大きいのでしょう。「スピード」と「効率」と「最適な答え」をすぐに導き出す才能は、AIに取って代わられる時代が訪れようとしているからです。

そんな時代だからこそ、AIには難しい

答えを出しにくい問題を、
忍耐強く考え続ける才能

が、人間に求められるようになっている。その兆しが見えはじめているのかもしれません。

先日、NHKのクローズアップ現代で、「迷って悩んでいいんです 注目される“モヤモヤする力”」という番組企画で、ある実験が紹介されていました。

モヤモヤできる力」がある人たちと、「即決力・行動力」がある人たちとの問題解決能力の比較です。お題は、特定の答えが出にくい問題です。

「即決力・行動力」がある人たちは、

速く、納得感のある答え

を導き出しました。素晴らしい才能です。一般的に、仕事ができると言われている人たちですよね。

一方で、「モヤモヤできる力」がある人たちは、時間がかかることも多いのですが、

深い洞察力のある思いがけない答え

を導き出せる才能があることが紹介されていました。それは、効率化されすぎた安易な答えに飛びつかない力とも言えます。

「即決力・行動力」がある人たちは、短い時間で調べて、課題を抽出して、選択して、まとめあげる。今の社会が求めている才能を持っています。ですが、どこかで

聞いたことがある答え

であることも多いんです。

一方で、モヤモヤしながら「すぐに答えを出さない才能」がある人は、時間はかかります。脱線もします。効率的ではないかもしれません。ちょっと休んだりもします。

ですが、考え続ける忍耐力がある。だからこそ、深く、広く、そして

あっと驚くような答え

を導き出すことがあるんですよね。

時代が変わろうとしています。これまでの時代と同じく、これからの時代も、もちろん「即決力・行動力」も大切だと思います。ですが、

  • 「すぐに答えを出さない才能」
  • 「わかったつもりにならない力」
  • 「抱えつづけられる才能」
  • 「ふんばる力」

そんな、ある意味「優柔不断力」とも言えるかもしれない才能に、脚光が当たり始めているんです。まずは、そのことを知ってほしいと私は思っています。

優柔不断できる才能がある

優柔不断できる才能がある

優柔不断を「直す」ではなく、優柔不断できる「才能」を私は持っている。そう思えているでしょうか。

社会では、解決する才能・行動する才能がもてはやされやすいですよね。ですが、その本当の姿は、

抱えつづけることを、
「避けている」

だけであることも、実は多いんです。

悩み続けるのは、疲れますよね。だから、とにかく速く決めて、すぐに行動して、解決させた方が、気持ちがスッキリするんです。その方が、実はラクという側面もあるんです。

もちろん、解決能力・行動力は素晴らしい才能です。ですが、優柔不断になれる才能も素晴らしい

忍耐力がある

と言えるからです。結論を出さない状態とは、ぶらぶらと宙ぶらりんにしている状態ですよね。辛いに決まっています。そこに留まることを、みんなイヤがるはずなんですよね。

「私だって、留まりたくないんです。」そんな感じで、もしかしたら不本意に思われているかもしれません。でも、本意であろうがなかろうが、とどまり続けることができているわけです。

誰にでもできることではない

んです。優柔不断で悩んでいる人は、それが当たり前だと思っていることでしょう。でも、当たり前ではないんです。

解決させない才能
逃げ出さずにそこに居続ける才能
せっかちにならない才能
忍耐力
深く考える才能
優柔不断力?決められない力?

言葉で書くと、簡単そうに見えるかもしれませんね。でも、解決させずに、そのままにしておくことは、本当に難しいことです。

人間は、ある程度の答えを出したり、マニュアル化したり、ノウハウを学んだり、ラベリングしたりして、効率化していこうとする生き物だからです。

「わからない」は不安を呼び起こす

ようにできているからです。ただ、世界は

答えが出せるものばかりではない

ですよね。正しさは人の数ほどあるものです。立場によって、正しさ・答えは変わってくるものだからです。

それは、今よく目にする話題でいうと、イスラエルとハマスの衝突のようなものでしょう。どちらにも正義がある。現実の世界では、どちらとも言えないものが多い。

だからこそ、優柔不断力がキラキラと輝き出すんです。

優柔不断力を生かせていますか?

優柔不断力を生かせていますか?

優柔不断・決められないことに悩んでいる方に、知ってほしいんです。私には才能があふれているんだと。

それはなぜかというと、決められない自分を否定していると、得てして

「思考停止」に陥りやすい

からです。考えているようで、考えられなくなってくるんです。自己否定の方に意識が向いてしまうからなんですよね。もったいないんです。

自己否定は、才能を殺してしまいます。

才能は、地下倉庫の奥深くに収納しているだけでは、生かすことができません。宝の持ち腐れになってしまいます。才能は持っているだけでは、生かされないんです。

才能があることを知って、受け入れ、それを生かそうとする気持ちが、まずは大切だと思いますよ。

優柔不断の直し方②
「他人事になっている」

優柔不断の直し方②「他人事になっている」

次は2つ目の心理、「他人事になっている」を見てみましょう。

優柔不断が、私の才能だと受け入れられていないと、どうなるでしょうか。優柔不断状態を避けようとします。才能だと認められないと、ただ辛いだけになってしまうからです。

つまり、才能を生かす機会を与えずに、自分を守るために、辛い状態から「逃げよう」としてしまうんです。すると、

誰かに決めてもらおうとする

んですよね。優柔不断・決められないことに悩んでいる方は、私の問題ではなく誰かの問題だと思い込むことで、悩むことから逃げることで自分を守ることがあるんです。

すると、優柔不断・決められない状態をさらに固定化させてしまいます。誰かが決めてくれる保証はないからです。

ですが、守ったり逃げたりすることは悪いことではないんですよ。

「守る・逃げる」は、ただの結果

だからです。優柔不断・決められないことを、私の才能だと思えていない。早く結論を出したいけれど、もっと良い結果も得たい。だから、自分を守るためには、逃げるしかない

選択肢が「一択」になってしまったことが問題なんです。

優柔不断は、私の素晴らしい才能。その才能を生かして、悩みに対して、

真正面から向き合うこと。

すぐ逃げられるように斜めに構える体制を取らないこと。それが大切なのではないでしょうか。

優柔不断の直し方③
「よりよい結果を求めすぎている」

優柔不断の直し方③「よりよい結果を求めすぎている」

最後に3つ目の心理、「よりよい結果を求めすぎている」を見てみましょう。

「優柔不断・決められない」才能は、簡単に解決したり、わかったつもりにならない才能ですよね。これは、

現状に満足しない力

とも言えます。もっと良い答えがあるかもしれないと、探し続ける力ですよね。それが、「創造性やアイデアを伸ばす」ことにつながるわけです。

ただ、負の側面もあります。

いつまでも満足できない・完璧主義

に陥る危険性もあるんです。「安易に答えを出さない」のと「答えを出さない」の間には、大きな違い・隔たりがあるんです。

いつかは「答えを出す」必要があるんですよね。

区切りをつける

必要がある。「これでいい」と決めるタイミングを作る必要があるわけです。そのために私がオススメしたいことは、

「すべての問題には、意味がある」

という考え方です。人は生きていると必ず、何かの「問題」が舞い降りてくるものです。

問題というからには、私にとって不都合であり、心が沈んでしまう出来事が訪れるということです。順調に事が進み続けることは、滅多にないものです。

より良い結果を求めすぎていると、そんな問題が発生したときに、前に進みかけていた気持ちを

リセット、ないしは後退

させることになるんです。

妥協ができないから

です。もう一度、最初から優柔不断をやり直そうとしてしまうわけです。ゼロ地点にまで巻き戻してしまうんです。

そうすると、優柔不断のループが永遠と繰り返されてしまう。終わらない。ということが起こりやすいんです。

ですが、ここが大事なポイントですが、

「問題は、問題ではない」

んです。問題は、進むべき方向を指し示してくれているだけなんですよね。

  • これぐらいで、満足したほうがいいよ。
  • そろそろ行動するタイミングだよ。
  • ちょっと立ち止まって、今は観察して気づくポイントだよ。
  • 方向転換したほうがいいよ。

問題は、「あっ!こっちだったのか!」と背中を押してくれる存在。ネガティブではなく、ポジティブな存在。何かの

メッセージを送り届けてくれる存在。

それが、問題の本当の姿なんです。問題は、自分が進みたい方向・理想とは「違う方向」を指し示してきますよね。だから、問題なんですよね。

でも、数年後・数十年後に振り返ってみて、自分が進みたい方向・理想としている方向が正しいとは限らないんですよね。

問題は、私の味方

なんです。「何を伝えようしてくれているんだろう。」そのメッセージに寄り添って、耳を澄ませてあげましょう。

「優柔不断・決められない」才能は、出口を見失わせることがあります。問題は、

脱出するチャンスを与えてくれる存在

なんです。だからこそ、大切に扱ってあげるべき存在なんです。

「問題はチャンスなんだ」と捉える思考も一緒に抱きしめながら、前向きにモヤモヤすること。それが、あなたの才能をひときわ輝かせてくれることにつながると、私は思いますよ。

心理カウンセラー・岩田昌樹
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