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昔の友達と疎遠になって寂しい…。

最近、気が付いたら、友達と疎遠になってしまいました。昔からの友達もです。メールやLINEが、誰からも来なくなりました。さびしさや孤独感に襲われて、とても辛いんです。

自分から誘ってみても、友だちから乗り気ではないような返事が、返ってくることがあり、悲しくて、より一層孤独感に襲われてしまいます。

「私は、誰からも好かれていないのではないか…」そう思うと、寂しくてたまらないのです。

「一度、疎遠になってしまった友達との関係は、もう元に戻らないかも…」
「新しく友達ができても、また疎遠になってしまうのではないか?こんな寂しい思いはしたくない…」
そんな思いから、新しい友達を作る気持ちも、沸いてこなくなりました。

35才になりましたが、まだ独身です。友達は、結婚や出産ラッシュです。そんな友達たちとは、さらに疎遠になってきているような気がします。

20代のころは、たくさんの友達と一緒に遊びや食事に行って、楽しんでいました。今とのギャップがあまりにも大きくて、時々、猛烈なさびしさに襲われます。この孤独で寂しい気持ちは、どのように整理していけばいいのでしょうか?アドバイスをお願いします。

2019/09/09 2024/01/22

2019/09/09  2024/01/22

「私」ブランドを作り上げていきましょう。

▼ 目次 【昔の友達と疎遠になって寂しい…。】

  1. 昔の友達と疎遠になると寂しいですよね
  2. 友達と疎遠にならないために大切な7つのポイント
  3. 昔の友達と疎遠でも寂しくないように「質」を高めていきましょう
心理カウンセラー・岩田昌樹

昔の友達と疎遠になると寂しいですよね

友達と疎遠になってしまったのかも?と感じるのは、本当に寂しくて辛いですよね
鳴らない携帯を見るのは、本当にツライですよね。私も20代の頃、同じように友達との関係に悩みで、心が張り裂けそうになった時期がありました。

私がいた会社は、社員同士がとても仲が良く、お休みの日にもみんなで遊びに出かけたり、飲み会もよく開かれていました。そのせいもあったのでしょう。携帯が鳴らないと、

  • 自分だけが、誘われていないのかも…
  • 自分だけが、友達と疎遠になった…
  • 自分だけが、嫌われたのかも…

と不安になり、気が滅入る日もありました。

今から振り返ると、実際にはそれなりに友達や同僚と飲んだり遊びに行ったりして、楽しんでいたように思います。でも周りに目を向ければ向けるほど、隣の芝は青く見えていくもの。

友達を求めれば求めるほど、
「ひとり」が辛くなっていく。

友達と疎遠になった寂しさや不安を解消しようと思えば思うほど、逆に大きくなっていきました。

1人でいることに、劣等感や恥ずかしさを感じていたのでしょう。1人の時間も大切だということに、なかなか気づくことができませんでした。

自分に自信がなく、自分を認めてあげることができなかったせいかもしれませんね。

〇〇さんと同じように私も30代になると、友達の結婚・出産ラッシュが始まりました。20代の頃によく遊んでいた友達と会う回数が、2ヶ月に1回になり…半年に1回になり…だんだんとお互いに誘いづらい関係になっていきますよね。

そうなると、遊ぶ友達も自然と変わります。同じような環境の人を探そうとするけれど、なんともいえない寂しさが…。〇〇さんの気持ち、身に染みるようにとてもよくわかります。

今になって、私が思うこと。それは、

もっと自分のために
時間を使うべきだった

友達と疎遠にならないために大切な7つのポイント

友達と疎遠にならないために大切な7つのポイント
友達と疎遠にならないようにするためには、どんな友達と付き合っていけばいいのでしょうか?疎遠になってしまう友達ができたとき、気持ちの整理はどのようにしていけばいいのでしょうか?

7つのポイントに分けてご紹介してみたいと思います。心に響くポイントがあれば、〇〇さんの参考にしてみてもらえると嬉しいです。

友達と疎遠にならないPoint.1
「私」ブランドを作りましょう


突然ですが、「ブランド」にどんなイメージをお持ちでしょうか?

有名なブランドには、みんながなんとなく想像するイメージがありますよね。根強いファンがついています。そして、

共通の価値観を持っている

お客様が多いように思います。

一方で、「ブランド力がない」ところはどうでしょうか。イメージがあまり浮かばない。ファンも少ないでしょう。

価値観がバラバラ

なお客様が多いような印象ですよね。

有名なブランドは、自分たちのブランドイメージを作り上げ、守ることに力を注いでいます。イメージを下げてしまうようなことは、できるかぎりしないと決めています。

以前、バーバリーが42億円分の在庫品を焼却処分したというニュースが流れ、話題になりましたよね。様々な意見があるとはいえ、売上を捨ててでも、値下がり品になってしまうぐらいだったら焼却処分をする。

それだけブランドイメージを守ることを大事にしているということですよね。その覚悟が感じられるニュースだったと思います。

そんなブランドイメージに共感してくれる人たちが、

自分たちの意思で、
集まってきてくれます。

根強いファンが、新しいファンを連れてきてくれます。イメージを守りつづけることで、永く愛されるブランドを保っているのでしょう。

「ブランド力がない」ところは、お客様を呼び込むことに力を注いでいます。集まって来てくれるというよりは、自ら出向いて営業しているイメージでしょうか。

ブランドを保つことよりも、直近の売上を大事にしているのかもしれません。その場かぎりのお客様も多いでしょう。

力を注ぐベクトルが、

「内」か「外」か。

そこには大きな違いがあるように感じます。

友だちとの関係は、「ブランドとお客様の関係」に似ている。私はそう思っています。

友達と疎遠にならないPoint.2
友だちは、「集まってくる」もの


私は若いころ、「友だちはつくる」ものだと思っていました。「友だちが集まってくる」という感覚が希薄でした。

一生懸命に友達やみんなの反応(「外」)を見て、合わせたり、萎縮したり、諦めたりしていました。私の特徴や考え方、理想の「私」がわからないまま、外を見ながら怯えていたような気がします。

理想の「私」を意識していなかったという言い方の方が正しいかもしれませんね。

周りの人から見ると、

私が「何を考えているか」
わからなかった

のではないでしょうか。

何を考えているかわからない人には、なかなか近づきづらいですよね?だからでしょう。友達が集まってきてくれることは、少なかったように思います。

30才を過ぎた頃でしょうか。友達には、家庭や子供ができたりして、一緒に遊ぶ回数も少なくなっていきました。私自身も離婚を経験したり、仕事で悩んだりしました。

そんなときに、「あれ?私はどんな人生を送りたいんだろう?」ふと考え始めました。ベクトルが、「外」ではなく「内」へ向かいました。「私」のために時間を使い始めた瞬間でした。

友達と疎遠にならないPoint.3
自分のために時間を使いましょう


「時間」には限りがあります。全部こなそうと思うと、結局はすべてが中途半端になってしまいますよね。

疎遠になってしまう友達との関係に悩んで、「外」に目を向けることに時間を使いすぎてしまうと、自分を見つめる時間が作れず、自分を見失ってしまうかもしれません。〇〇さんもそういうことはないでしょうか?

ちょっとしたことで疎遠になってしまう友だちではなく、永く付き合える友だちをつくる。そのためには、「理想の「私」はどんな「私」なんだろう?」ということを考えるために時間を使うことが大切だと思います。

少しずつ

「私」のブランドを作り上げて、
守っていく

と、その考え方に共感してくれる永く付き合える友だちが自然と集まってくるからです。

〇〇さんも、周囲の価値観に右往左往しながら、「人」のために時間を使いすぎていないでしょうか?もしそうであれば、「自分」のために時間を使う比重をもう少し多くしてもいいのかもしれませんよ。

友達と疎遠にならないPoint.4
自分を認めてあげられるのは、自分だけですよね


私は昔、人にホメられても謙遜してしまったり、何か意図があるんじゃないかな?と疑ったりしていました。とてもモッタイないことですよね。

「鏡」がなかった時代の人間と同じで、

自分のことや姿は、
意外に自分ではわからないもの

です。わざわざ教えてくれているのですから、大切に受けとめることが大事ですよね。

人の好意は、自分の受け止め方次第。結局は、自分を認めてあげられるのは、自分しかいないということです。

「外」を意識しすぎてしまうと、自信を持てなくなってしまいます。人と比較しても、自分の至らない所ばかりが目に付いてしまうだけ。

「内」に目を向けて、自分の価値を高める努力をする。良い意味で、

「他人は、他人だ」

と考えるようになってから、私は気持ちがとてもラクになりました。自分を認めてあげられることで、自然と自信が付いていきました。

友だちと自分は、別々の人生を送っています。時には、物理的に疎遠な関係になってしまうこともあるでしょう。そんなときに気持ちの整理をつけられるかどうかは、自分を認めてあげられているか?がとても大事だと思いますよ。

〇〇さんだけでなく多くの人が、「称賛されたい。」「みんなに認められたい。」そう思っているでしょう。

私もそうでした。でもはたして、「何を考えているかわからない人」を称賛できるでしょうか?

称賛されるのは、
「私の意見(ブランド)」
を持っている人

だと思いますよ。

求めているだけでは、決して満たされることはありません。まずは、「私」のブランドを磨き上げていきましょう。

友達と疎遠にならないPoint.5
ピンチの時に助けたいと思いましょう


私は30代なかばのときに、会社内が大騒ぎになるほどの大きな失敗をしてしまったことがあります。その時に、唯一味方になってくれた友達がいました。

普段、会議であまり発言をしない彼が、一生懸命に私を擁護してくれました。その姿が、今でも鮮明に記憶に残っています。

どんな形であれ、一生かけて恩返しがしたい。彼がピンチの時には全力で支えたい。

10年近く経ち、私が退社をして、会う機会も年に2~3回になってしまった今でも、そう思い続けています。

「ピンチの時に助けたい。」そう思える友だちは、たとえ疎遠になってしまったとしても、心は近くにいる。

またキッカケさえあれば、「仲良くできる」「支えたい」そう感じれば、寂しさや孤独は小さな存在になっていくのではないでしょうか。

友達と疎遠にならないPoint.6
自分の感覚を信じてみましょう


「あまり変わってないな。もっと成長してると思ったのに…」20才の時に想像していた「30代の私」とは、全然違う…。そう感じたことはないでしょうか?

でも、そう思っているのは「自分」だけかもしれませんよ。

自分の成長は、意外と
自分では気づかないもの

ではないでしょうか。

というよりも、過去の自分がいかに幼かったかに気づいていないから、成長していないように感じる。そう言った方が正しいのかもしれませんね。

周りに大変な迷惑を掛けていたのに、本人は気づいていない。悪気はないんですよね。でも、若気の至りと言ってしまえばそれまでですが、周囲からすると、たまったものではありませんよね。

私はさんざん迷惑を掛けていました。今になって昔の私のことを聞いてみると、ワガママだったなと反省することが多々あるんです。

つまり、自分が気づかないうちに成長しているということなのでしょう。

「友達と疎遠になる。」それはお互いに成長して、価値観が変わってきてしまったからという場合もありますよね。

  • 「以前は仲良かったのに、なんだか最近は話が合わないな…」
  • 「なんだか窮屈さを感じてきたな…」
  • 「イラッとすることが増えてきたな…」

その「なんだか…」という感覚。それはお互いが成長した結果、生まれた感覚かもしれません。

友達同士が同じように成長できればいいのですが、人には個性があります。環境も違います。伸びるポイントがそれぞれ違ってくるものですよね。

成長は、自分では気づかないものだからこそ、「なんだか…」という感覚を信じるべきなのかもしれませんよね。

「お互いに成長する方向性が違ったから、疎遠になってしまったんだな。」

そう考えれば、仕方がないかなとも思えるのではないでしょうか。

自分の成長に実感値が少ない
からこそ、感じる寂しさ

なのかもしれませんね。

友達と疎遠にならないPoint.7
「熱くなるポイント」が同じ人に、心地よさを感じましょう

  • 付き合っている彼のこと
  • 上司や会社のこと
  • 子供がいけないことをした時のこと

など、理不尽すぎるよな…。正しくあってほしいな…。そう思うことがありますよね。

それに対して

「熱くなるポイント」が同じ人

とは、話も合うし、他人とは思えないような親近感を覚えるものではないでしょうか。

良い関係性が長く続きそうですよね。「価値観が合う人」と言っても漠然としているなと感じる方は、「熱くなるポイント」が同じかどうかを基準にして、友達関係を築いてみるのもいいかもしれませんよ。

反対に、長い付き合いだったけれど、「熱くなるポイントが、ズレてきてしまったかも?」と感じたら、冷静に考える時なのかもしれません。お互いの成長した方向性に少しズレが出てきた可能性がありますよね。

だからといって、相手に合わせてしまうと、自分がなくなってしまいますよね。まずは「私」を大事にして、そのズレを受け入れる準備を始めてみませんか

昔の友達と疎遠でも寂しくないように「質」を高めていきましょう

昔からの友達と疎遠と感じないように、「質」を高めていきましょう
「狩猟民族」ではなく、

農耕民族

の生き方に近いのかもしれませんね。

「私」という大地にしっかりと根を張りましょう。栄養が行きわたるように、良い肥料を与えつづけましょう。やわらかくてフカフカした大地になるように、耕しましょう。

恵みの雨が降ったり、晴天がつづいたり、でも時々害虫に襲われたり、台風が来て収穫できなかったりすることもあるでしょう。天候などの外的な要因を見ながら対処する必要が、時にはあるでしょう。

でも、まず目を向けるべきは「私」という大地です。外的要因に反応しすぎて、大地を疎かにしていては良い作物は得られないですよね。

地に足をしっかりとつけて、
「反応しすぎない」人生を送る。

そのことが、何よりも大切なのだと私は思います。

友達の「質」を高めていきましょう。


私は若いころ、

友達の「数」

を求めていました。ある意味、自信のなさの表れだったように思います。

  • 「数」で自分を安心させたい。
  • 「数」で多くの人に認められたい。
  • 「数」で時間を埋めて、寂しさを解消したい。

そう思っていました。だから、疎遠になってしまう友達に対して、ビクビクしていました。でも、それは本当に正しいことなのでしょうか?

30代になってから、次第に

  • 安心できる
  • 心が許せる
  • 価値観が近い

友だちが自然と集まってくるようになりました。友だちと遊んだり、飲みに行ったりする回数は、若いころに比べるとかなり減りましたが、心は穏やかです。

孤独や寂しさもほとんど感じなくなりました。それは、友だちの「数」ではなく、「質」が高まったからだと感じています。

「友だちになってほしい!」と言ってもらえるように。


色々な価値観を知るという意味では、20代までは友達を増やすのも良いことかもしれませんね。

ですが、30代以降はどうでしょうか。本当に心が許せる友だちとの「質」の高い時間を楽しめるように、少しずつシフトしていく時期なのかもしれませんね。

〇〇さんにも、キラリと光るところが、必ずあるはずですよ。

少しずつ「私」ブランドを作っていきましょう。そうすれば「友だちになってほしい!」と相手から言ってもらえるようになると思いますよ。

心理カウンセラー・岩田昌樹

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