ご予約はこちらから
不安な気持ちを落ち着かせる方法|「ことり電話」心理カウンセリング
不安な気持ちを落ち着かせる方法

ことり電話

電話カウンセリング

お悩み相談室 匿名で今すぐ相談

不安な気持ちを落ち着かせる方法

不安な気持ちを落ち着かせるイメージ

こんにちは。カウンセリング実績5,000件以上の夫婦関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。

ちょっとしたキッカケで、私のココロとカラダに設置してある【非常ボタン】を、なんの躊躇もなく押してくるのが

「不安な気持ちさん」

です。その非常ボタンは、私が何をしていようがおかまいなしに押される【呼び出しブザー】なんですよね。ホッとひと息、落ち着く時間なんて与えてはくれません。トイレにいようと、シャワーを浴びていようと、仕事をしていようと、容赦がないんです。お腹がすいた赤ちゃんの

「ギャン泣き」

のようなものかもしれませんね。

そんな「不安な気持ちさん」とのお付き合いは長いんです。思い返せば、人生で初めて出会ったとき、「不安な気持ちさん」は私にとても親切に語りかけてくれました。私のことを必死に考えて大切にしてくれる安心感から、つい嬉しくなって、仲良くなりすぎてしまったんです。

気づくと、毎日のように一緒に過ごすようになり、いつのまにか私の家で寝泊まりするようになりました。すると、「不安な気持ちさん」は予想外な一面を見せ始めます。

ワガママを言い始める

んです。我が物顔で、私の家の中の食べ物を食べ散らかしたり、テレビを占領したり、寝心地の良いベッドは「不安な気持ちさん」専用になり、私はソファで寝る羽目になったり…。

気づくと、私の家に、私の居場所はなくなっているんです。なんとか「不安な気持ちさん」を落ち着かせようと頑張るけれど、うまくいかないんです。

どうしても「不安な気持ちさん」に

グイグイ押し込まれて

しまい、私の家に居続けられてしまうんです。そうして「不安な気持ちさん」に、日々頭を悩まされ続けることになるんですよね。

今回は、不安な気持ちに襲われて抜け出せなくなったときに、不安な気持ちを落ち着かせる方法を、心理カウンセラー・岩田昌樹がお届けしたいと思います。

\動画でもご覧いただけます/

不安な気持ちを落ち着かせる方法
心理カウンセラー・岩田昌樹
   

目次|不安な気持ちを落ち着かせる方法

不安な気持ちを落ち着かせる方法

不安な気持ちを落ち着かせる方法

上の文では、不安な気持ちに「さん」をつけて、

感情を擬人化

してみました。これにはどんな意味があると思われますか?

私自身が抱く感情は、「私自身のもの」と思ってしまいますよね。「誰かのものではない」と考えてしまいがちです。

ですので、ネガティブな感情に襲われて「辛くて逃げたい!」とその感情を否定すると、その感情は自分自身のものだと考えているわけですから、「今の自分から逃げたい!」という自己否定につながってしまうことが多いんです。

つまり、自己嫌悪自分が変わらなければという思考に陥ってしまいやすいんです。それは、

「私」と「感情」は同一

のものだと思っているからです。果たしてそれは正しいのでしょうか?

もちろん、感情の多くは、私自身のものかもしれません。ですが、強すぎて、なかなか消えなくて、慢性的に抱きつづけている感情だった場合、もしかしたら、その感情は

他の人から与えられたもの

かもしれません。つまり、「本来の私」の感情ではないことが多いんです。

不安な気持ちを落ち着かせるために大切なこと

不安な気持ちを落ち着かせるために大切なこと

ネガティブな感情(不安な気持ち)は敬遠されがちですが、本来は、私の身を守ってくれる必要不可欠で大切な感情ですよね。不安感があるからこそ、不測の事態に対応できるわけです。敵対するのではなく、

肩を組んで、寄り添いながら
ともに歩んでいく感情

とも言えます。それなのに、なぜ慢性的に抱きつづけてしまうのかと言えば、それは「受け入れられない」からです。

抵抗・防御・攻撃をすればするほど、反撃されやすくなるのと同じように、受け入れられないと思えば思うほど、その感情は強くなって消えていかないものです。つまり、受け入れられない感情があると、不安な気持ちは増していくんです。

ただ、意識して受け入れないようにしているわけではなく、無意識であることがほとんどです。無意識に「受け入れられない」と思ってしまうのは、なぜかというと、

  • 他の受け入れたい気持ち
  • 他の本来、大切にしたい気持ち

があるということです。別の勢力が存在するからこそ、

  • 葛藤する
  • 抵抗する
  • 敵対視する

んですよね。1つの国だけで適切に統治できていれば、平和な世界を築くことができるはずですからね。

「誰かからもらった感情」と「本来の私が持っている感情」が、別の方向を向いている

引っ張り合いの綱引き

をしているからこそ、

  • 動こうと思っても動けない
  • エネルギーを消費して疲れる
  • 膠着状態になる
  • 終わらないので、消えない

んですよね。

本来は不安な気持ちを落ち着かせる必要がない

本来は不安な気持ちを落ち着かせる必要がない

本来の私が持っている感情だけあれば、ネガティブな感情は生きるために必要な感情ですから、そもそも「ネガティブ」とは言えません。ですので、悩みすぎたり、強くなりすぎたり、動けなくなることはないはずなんです。

あるいは、ネガティブな感情を抱いたとしても、対処してしばらくすると、役割を終えて

自然と小さくなっていく

はずなんですよね。それが、ずっと居座り続けたり、逆に大きくなっていく場合は、本来の私が持っている感情ではなく、誰かにもらった感情と綱引きをしているからだと思ってもいいのではないでしょうか。

人は、1人では生きられない生物です。コミュニケーションを取りながら、相互に影響を与えながら生きているんですよね。そして、生まれてから反抗期を迎えるまでは特に、親の庇護の中で守られながら生きたいと、本能的に思うものです。

つまり、親を頼りたいので、密度の濃いコミュニケーションを「求める」ものなんです。

そんな濃密なコミュニケーションを求める中で、

親からの感情が受け継がれていく

んです。祖父母から親に、そして子供へと、感情の世代間連鎖が連綿となく引き継がれていくんですよね。

誰もがみんな、受け継がれた「感情のリュック」を背負いながら生きています。世代間連鎖は知恵や知識の伝承でもありますから、良い面もたくさんあります。

ですが、そのリュックの中身が重すぎたり、「本来の私が持っている感情」とかなり違うものが入っていたりすると、強すぎる慢性的な不安感を抱いてしまいやすいんですよね。

不安な気持ちを引き受けてしまっているのかも

不安な気持ちを引き受けてしまっているのかも

不安な気持ちが消えないご相談者様から、私がお聞きするのは、たとえば次のようなお話です。

  • なんでも先回りして用意したり考えてくれる過干渉な親だったり
  • 私の気持ちを関心を持って聞いてくれない親だったり
  • 「あなたを生まなきゃよかった」と言われたり
  • 何かあるとすぐに怒られたり
  • 親にかまってほしくて、問題行動をしていたり
  • 躾が厳しすぎたり
  • 「安定した公務員になりなさい」と親の要望が強すぎり

親の言動に、愛情がないわけではありません。もちろん子供のことを愛していたはずなんです。ただそれ以上に、親自身の心の中に押さえられない慢性的な

ネガティブな感情が渦巻いていた

んです。だから、親は抱えているネガティブな感情を解消することで精一杯で、つい自分の気持ちを優先する言動を取ってしまうんですよね。たとえば…、

  • なんでも先回りして用意したり考えてくれる過干渉な親だったり
    →「先々を予測して動かないと不安になる」
  • 私の気持ちを関心を持って聞いてくれない親だったり
    →「自分のネガティブな感情を処理することで精一杯」
  • 「あなたを生まなきゃよかった」と言われたり
    →「私は良い母親ではないと自己嫌悪している」
  • 何かあるとすぐに怒られたり
    →「ちゃんとした人にならないとみんなに認められない」
  • 親にかまってほしくて、問題行動をしていたり
    →「自分の問題で精一杯でかまってあげられない」
  • 躾が厳しすぎたり
    →「世間の目が気になりすぎてしまう」
  • 「安定した公務員になりなさい」と親の要望が強すぎり
    →「お金という安心材料がなくなると不安になる」

あくまで一例ではありますが、言動の裏側でそんなネガティブな感情を、親は自分自身に対して抱いていることが多いんです。そんなネガティブな感情のそばにいると、どうしてもその感情が伝わってきてしまいます。それが親であれば、なおさらですよね。

そして、私にそんなつもりが全くなかったとしても、無意識のうちに、子供は親のネガティブな感情を肩代わりして、助けてあげたくなるものなんです。

ネガティブな感情を引き受けて

助けようとするんですよね。もちろんそれは、子は親に深い愛情を持つからです。だから、不安を抱いている方は、それだけ頑張ってきたということでもあります。その自分の頑張りを認めてあげてくださいね

不安な気持ちが落ち着く第1の方法

不安な気持ちが落ち着く第1の方法

不安な気持ちを落ち着かせるために、まず最初にするべきことは、私のもの・

私自身の気持ちではないかもしれない
と疑うこと

なんです。受け継がれた感情のリュックが重すぎるのかもしれないと、気づくことです。私からその感情を、分離してあげることなんです。分離するためには、

強すぎるネガティブな感情を「擬人化」

して、私とは「別の存在」なんだとイメージすることが大事です。

不安な気持ちを落ち着かせるためには、まずは不安な気持ちを客観的に見ることです。私の「中」にあるものは、なかなか見ることができません。外に出してあげることが大切なんですよね。

ただそうは言っても、「誰かからもらった感情」をなくすことはなかなか難しいものです。ですが、私の感情ではなく、別の人格を持った感情なんだとイメージして、

「私の家に一緒に住むのはおかしいよね」

と自然と思える感覚を、まずは手に入れましょう。「誰かからもらった感情」も大切な感情であることは間違いありません。月に一回、食事を一緒にするぐらいのちょうどいい距離の友だち感覚で付き合っていきましょう。

強すぎる不安な気持ちから抜け出せなくなったときは、「誰かからもらった感情」がまた私の家に来ちゃったんだな…と、冷静に客観的にその「不安な気持ちさん」を眺めてあげましょう。

不安な気持ちが落ち着く第2の方法

不安な気持ちが落ち着く第2の方法

慢性的に常に不安感があるときは、

「自分とつながることができていない」

のかもしれません。私自身のことがわかっていないことが多いんですよね。自分を知るとは、「自己受容する」ということです。

自分のこんなところが「嫌だな」と思っているところを、「それが私だよね」と受け入れていく作業です。それが、不安気持ちを落ち着かせる大切なアプローチになるんですよね。

そのために、まず最初に取り組んでいただきたい具体的な行動のご提案としては、下記の3つを私はオススメしています。

  • 自分の「自伝」を書く
  • 自分の「弱み」を共有する
  • 心理カウンセラーに相談する

詳しくは、下記のブログにまとめていますので、よろしければご覧ください。

不安な気持ちが落ち着く第3の方法

不安な気持ちが落ち着く第3の方法
「何かをしていないとソワソワしてしまう…」

不安が強すぎると、落ち着かないですよね。そんな方は、不安をなくすために、不安に

真正面から向き合いすぎている

のかもしれません。そのまま置いておくだけで、自然と小さくなってことが実は多いんですけどね。そんな方に向けて、不安をなくす対処方法を、5つのポイントから私なりに考えてみたいと思います。

詳しくは、下記のブログにまとめていますので、よろしければご覧ください。

心理カウンセラー・岩田昌樹

不安な気持ちを落ち着かせる相談料金

電話カウンセリング・悩み相談料金

\ 財布に優しい /

1分 130円(税込143円)

ご料金・支払方法はこちら

【海外】からもご相談可能です。
詳しくはこちらから

悩みが消えたら何がしたいですか?
ご予約はこちらから
ことり電話のコンセプト
  • 【夫婦関係・恋愛】(彼氏・夫の相談)
    「男性心理」の解説と対応方法
  • 【夫婦関係・恋愛】(彼女・妻の相談)
    女性心理と、男性目線での論理的な解決方法
  • 【夫婦喧嘩・離婚危機】
    罪悪感・無価値感・承認欲求などからくる夫婦間の衝突の解決法
  • 【復縁】
    復縁の可能性を上げる具体的な手順を、並走しながら、丁寧に伝授
  • 【不倫・浮気】
    誰にも話せない相談を、否定は一切せず希望を見い出していく方法
  • 【親子関係】
    再構築の方法・距離の保ち方・愛情の深さを確認していく方法
  • 【職場の人間関係】
    「がんばり屋さん」「不安や怖れを感じやすい方」「自分を追い込んでしまいやすい方」が気持ちを軽くする方法
  • 【仕事】
    退職方法・今後の進路相談・目標設定の立て方
  • 【その他】
    「嫉妬」「楽しいことの見つけ方」「目標設定」などどんなご相談もお受けいたします。

不安を誰かに聞いてもらい、気持ちを落ち着かせましょう

そんなときは、不安や悩みを誰かに話してみましょう。共感してもらいながら、じっくりと聞いてもらえると、不安な気持ちはすこしずつ落ち着いていくものですよね。

本当のわたし

を取り戻すために、誰かに不安な気持ちを聞いてもらうことは大切なことですよ。

誰かに話すとホッとする。聞いてもらえる相手がいると思うだけで、心がフッと軽くなるものですよね。

    【不安な気持ちになった悩み相談例】

  • 思わず言ってしまったひと言。悪く思われていたら、どうしよう…
  • みんなに仕事ができないと思われていたら、どうしよう…
  • 彼に別れを切り出されたら、どうしよう…
  • 誘いを断られた…嫌われているのかも…
  • また次も失敗やミスをしてしまったら、どうしよう…

「不安な気持ちを落ち着かせる方法」と同じカテゴリーはこちら