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育休、子育ての権利をふりかざす態度に、疲れてしまいました。 | ことり電話【お悩み電話相談室】匿名で今すぐ相談OK

育休、子育ての権利をふりかざす態度に、疲れてしまいました。

愚痴であることはわかっているのですが・・・もう耐えられません。

土日出勤もある会社に、9年間正社員で働いています。
シフト制で、これまでは2人の社員で話し合いながら、交代で土日も休んでいました。
8ヶ月前に、18年前から働いている先輩が、育休から復帰されました。
先輩の復帰と同時にそれまでいたもう一人の方は退職されたので、今は先輩と2人でシフトを回しています。

お子様が3人いて、子育てとの両立が大変なのはわかるんです。
ですが、土日は子供と一緒にいたいという理由で、私がほぼ出勤することに。
平日のお休みも、お子様の体調不良などで代わりに出勤することも多々あります。
先月は、私はほぼ週1回のお休みになってしまいました。

ある程度は理解ができるのですが、代わりに出勤しても「ありがとう」のひと言もない。
「予定があるので代われない」と言っても、「子供もいないのに、いいでしょ!」と電話で怒られてしまうことも何回か。
上司や同僚に相談しても、先輩に気をつかっていることもあり、「権利だから仕方がない」という態度です。

今は会社を辞めたいと思う毎日です。

育休、子育てが大変なのはわかるのですが、権利をふりかざされて私の負担が増えるのが・・・
もう疲れて気力が出ません。なんとかならないでしょうか?

2019/05/24 2024/01/22

2019/05/24  2024/01/22

本気なのかどうか?を見られているのではないでしょうか?

▼ 目次 【育休、子育ての権利をふりかざす態度に疲れた】

  1. 子育てで休まれる負担をひとりで背負うのは辛いですよね。
  2. 人は「決断力」を見て、コミュニケーションを取っている。
  3. 世界は、自分の決断が動かしています。
  4. 「100点満点」はなかなか取れないものです。
  5. 捨てるものを決めましょう。
心理カウンセラー・岩田昌樹

子育てで休まれる負担をひとりで背負うのは辛いですよね。

〇〇さんは、本当に優しい方なんですね。
上司や同僚の方々にも、とても愛されているのではないでしょうか?
同じ立場でわかってもらえる人がいなくて、とても辛いですよね。
理解してもらえる人がいるかどうかで、気持ちが違ってきますよね。
負担を一身に背負いながら、お仕事を必死に頑張っている姿を想像してしまいます。

ですが、現状を打開しなければいけません。
このままでは、〇〇さんが壊れてしまうかもしれません。

すぐに解決できる手段ではないかもしれませんが、心の片隅に置いてみていただければと思います。

人は「決断力」を見て、コミュニケーションを取っている。

人は何を見て、コミュニケーションを取っているのでしょうか?
それは、その人の「決断力」だと私は思っています。
「本気」なのかどうかです。

決断力がなさそうだなと感じると、
「あっ。この人は押しきれば、なんとかこちらの思い通りにしてくれそうだな。」
「〇〇さんは優しいから、辞めないだろう。言うことを聞いてくれるだろう。」
人は、簡単に見破ってしまいます。
そして、思い通りになったことに感謝をしてくれないことが多いです。
ただ、「良かった」と思うだけなのではないでしょうか。

反対に、決断力がありそうだなという受け答えをする人にはどうでしょうか?
お願いしたいことを50%ぐらいに抑えて、しかも配慮しながらコミュニケーションを取ろうとすると思います。

もしかすると、周囲の方からは「○○さんは受け入れてくれている」と思われてしまっているのかもしれません。
悩まされているという深刻さを、しっかりと理解してもらえていないのではないでしょうか?

世界は、自分の決断が動かしています。

残念ながら、まず「自分が決断」しなければ、周囲は動いてはくれません。

世界は、他人に動かされているようでいて、実は、自分の決断が動かしています。

決断することに、恐れがあるのかもしれません。
ですが、あなたは間違っていません。
そもそも、決断に間違いなんてありません。
自分が決断したことは、それが正しいのです。
決断しないことが、間違いなのです。

「決断」とは、1つにしぼることです。
「決断」とは、他を捨てることです。
「決断」とは、開き直ることです。

「100点満点」はなかなか取れないものです。

人間ですから、どうしても自分にとっての「100点満点」を求めてしまいますよね。
でも、そんなに上手くいかないものです。

すべてを求めようとするから、何もできなくなってしまう。
捨てるものを決めましょう。それが「決断」です。

捨てるものを決めましょう。

「子育ての大変さは理解できるので協力したいのですが、私だけが負担するには無理があります。
改善していただけないようでしたら、辞めさせていただきます。」
そう言って、転職活動を実際にすることも決断の1つです。
それは、現在の『職の安定』を捨てるという決断なのでしょう。

ただ、そう本気で捨てると決断しなければ、得られないこともあります。
もしかすると、「そこまで本気であれば」と上司が改善に本気で乗り出してくれるかもしれません。
会社に訴えてくれて、人件費がかかってでも人を増やすと決断してくれるかもしれません。
先輩に、業務に支障がない部署に異動してもらって、他の人員を当ててくれるかもしれません。
先輩の態度も変わるかもしれません。〇〇さん以外だと、もっともっと自由に休めなくなるかもしれませんからね。

すべて、〇〇さんが本気で決断しなければ、なかなか動かないことです。
そして繰り返しますが、本気で決断しなければ、得られないことです。

もちろん、転職を決断することが正しいというわけではありません。
「休みは必ず週2日ほしいです。土日も少しは休ませてほしいです。急なお休み変更も受けられません。」
と伝える決断をすることも選択肢かもしれません。
その場合は、「先輩との関係」を割り切る(捨てる)ということになるのでしょう。
どんな選択をするにしても、何かを捨てる覚悟で、本気で決断することが大切です。

「私は何を捨てられるのか?」
まず、考えてみるのはいかがでしょうか。

心理カウンセラー・岩田昌樹

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