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実家依存症で離婚!後悔する前に知っておきたいこと|ことり電話【夫婦の悩み相談室】
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実家依存症で離婚!後悔する前に知っておきたいこと

実家依存症で離婚!後悔する前に知っておきたいこと

こんにちは。カウンセリング実績5,100件以上の夫婦関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。

パートナーの実家依存症を

  • 相手に「改善の話し合いをお願いしたら、離婚を突きつけられた。」
  • 自分が「許せなくなり、衝動的に離婚を突きつけてしまった。」

夫婦関係修復のご相談の中で、そんなお話をよくお伺いするんです。勢いで離婚をしてしまい、後で後悔してしまう前に、皆さまに対して私がいつもお伝えしていることがあります。

それはまず、パートナーが実家に依存してしまう「心理を理解する」ということです。詳しくは、下記ブログに心理状況をまとめてみましたので、よろしければご覧ください。

実家に依存してしまう心理を理解した上で、そのパートナーの気持ちを受けとめてあげることがとても大切だと、私は感じています。それは、夫婦のお互いの心に奥底に潜んでいる

【共通の感情】でもあるから

です。そして、受けとめてあげることが、自分を満たすことにつながるからです。今回はその理由を、心理カウンセラー・岩田昌樹がお届けしたいと思います。

※実家と仲が良すぎるパートナーを、今回は「妻」想定でご紹介しています。反対に「夫」が実家と仲が良すぎる場合は、「妻」を「夫」に置き換えてお読みください。

心理カウンセラー・岩田昌樹

\動画でもご覧いただけます/

実家依存症で離婚!後悔する前に知っておきたいこと

実家依存症の妻は、なぜ離婚と言うのか

実家依存症の妻がなぜ離婚と言うのか

「実家依存症の心理」をご紹介したブログでもご紹介させていただきましたが、実家依存症のパートナーに「実家との関係を見直せないかな」という相談を持ちかけると、なぜ、怒りを爆発させ、「離婚」を突きつけてくることもあるのかというと、それはパートナーの

「寂しさ・孤独感」が
刺激されるから

です。実家依存症の妻には、とても深くて、大きくて、根深い「わかってもらえない寂しさ・孤独感」がある場合が多いと私は感じています。慢性的にある「いつまで経っても解消されない寂しさ」なので、とても敏感に、とても繊細に、そしてとても衝動的に反応してしまうんです。

つまり「離婚」という言葉には、隠されたメッセージが頭についているんです。それは、

(私のことをわかってくれないなら!)
離婚

というメッセージなんですよね。実家・親よりも優先順位が低いから「離婚」と言っているわけではないんです。

パートナーには「せめて、わかってほしい!」という強すぎる気持ちがあるのだと思います。大切な存在だからこそ、その気持ちを必死にぶつけてきているのではないでしょうか。

「わかってほしい」という気持ちは、子供時代に満たされなかった強い想いから来ていることが多いんです。その想いを、親にぶつけることができなかったんですよね。実家では、本音を言えなかったんだと思うんです。つまり妻は、夫婦の「家の外」では

「猛烈に」頑張っている

んです。頑張って、我慢して、必死に生きてきたのではないでしょうか。

本音をぶつけることができるのは、パートナーである「あなたにだけ」なのかもしれません。素の自分を出せるのは、「あなたにだけ」なんです。だから、怒りを爆発させたり、長期間無視をしたり、離婚を突きつけたり、他では見せることがない態度を取るのではないでしょうか。

夫側から見ると、妻は実家に依存しているように見えますよね。それはそうかもしれません。でも、実際には違う側面もあると思います。実家・親に対して、ただ頑張っているだけなんです。実家の親を助けるために頑張っているだけではないでしょうか。

実家依存症の妻は、なぜ頑張るのか?

実家依存症の妻は、なぜ頑張るのか?
  • 「私にとって実家は大切な存在なのよ!」
  • 「実家と家庭の優先度合は、50:50!」
  • 「どちらかを選ぶなんてことはできない!」

何度もそう言われたことはないでしょうか。もしかすると「自分自身に言い聞かせているのかな?」と思ってしまうほど、

断定的で、強く、繰り返し伝えてくる

ことが多いのかもしれませんね。それは、実家を大切にすることが、あたかも自分の「使命」であるかのように。

強く断定的になってしまう理由。それは、実家との「心の距離」が、本当は遠く離れていると感じているからではないでしょうか。だからこそ、強く「求めすぎて」しまう。

疑う余地が入り込むと、その辛い現実に向き合わなければいけなくなる。それが怖いから、実家を必要以上に大切にする以外の選択肢を、

必死に見ないようにしている

のかもしれません。「心の距離」が遠いからこそ、「物理的な距離」を近づけようと必死になっているとも言えます。

人は、「心の距離」が近い関係性の相手に対しては、「物理的な距離」を安心して遠ざけることができますよね。物理的な距離が遠くなったとしても、

近い存在だと信じることができる

からです。「物理的な距離を遠くする」ことに対して、たとえ実家・親が「寂しいね」「親不孝だね」などと罪悪感を刺激してきたとしても、「なんとかなるでしょ!」といった根拠のない楽観主義的な感情で、上書きされるものだと思いますよ。

第三者が思っているよりも、実家依存症の人は、実家との「心の距離」がとても遠いのかもしれません。「物理的な距離」で、

「心の距離」の遠さを埋めようと必死

なんですよね。その必死さが、強く断定的で、使命感を帯びた頑なさを生み出すんです。

実家依存症の妻と夫の関係性

実家依存症の妻と夫の関係性

ここからは、実家に依存している妻に悩んでいる方には、少し痛い話になってしまうかもしれません。実家と「心の距離が遠い」と感じているのは、果たして実家に依存している妻だけなのでしょうか。

もしかしたら、

夫である「あなた」も

自分の実家との心の距離が遠いと感じていないでしょうか。

「実家依存症の心理」をご紹介したブログでもご説明させていただきましたが、人間本来の「つながる」防衛反応が機能しにくくなっていると、その次の防衛手段である

闘争・逃走反応

人に「近寄る」か「遠ざかる」か

で、自分を守ろうとする傾向があります。

そして、恋愛・夫婦関係においては、そんな「近寄る」タイプと「遠ざかる」タイプが惹かれ合うことが多いんです。それは、お互いの「寂しさ」と「無価値観」を補い合える関係だからです。

つまり、実家に依存的になってしまう=「近寄る」ことで自分を守った妻に対して、夫は

「遠ざかる」=実家・親に反発する

ことで自分を守ってきたという場合が多いんです。

心理的な実家依存症とは?

心理的な実家依存症とは?

ちなみに、実家依存症の問題は、本当に物理的な行動だけが問題なのでしょうか。私は、心理的な感情の問題の方が大きいのかもしれないと感じています。

  • 「実家・親に、気を許せていない」
  • 「実家・親のことが、心のどこかでいつも気になっている」
  • 「無意識に、実家・親を基準にして、行動してしまっている」

それは、実家に依存している妻だけでなく、夫婦がお互いに持っている感情なのかもしれません。

「近寄る」か「遠ざかる」かの基準は、実家・親ですよね。実家・親にわかってもらえていない「寂しさ」を解消するための手段の違いですから、どうしても実家・親がベースになるものです。それは、実家・親を常に意識しているとも言えますよね。

「近寄る」タイプと「遠ざかる」タイプは、表面的には価値観が真逆に見えますが、深層心理においては「とても近い心の距離を猛烈に求めている」という点で、強く魅かれ合うんですよね。

つまり、「物理的」な実家依存の問題は、妻だけにあるように見えますが、

「心理的」な実家依存

(心理的な実家依存 = 実家と「心の距離が遠い」と感じて、潜在的に「心の距離の近さ」を強く求めること)は、夫婦双方にあると言えるのかもしれません。

「とても近い心の距離を強く求め合う」関係性とは、何も言わなくても、

私のことを「わかってほしい」

という強すぎる感情です。会いたいと言わなくても、自然とお互いに会おうとしている関係性です。それは、言葉で必死に伝えて、説得しなくても、何も伝えなくても、自然と理解してもらえる関係性なんですよね。

そんな2人に共通する強すぎる「私のことをわかってほしい」という感情は、相手の価値観を受けとめて、許容する心を失いがちです。一度歯車がかみ合わなくなると、一気に

「なんで、わかってくれないの!」

という激しい衝突を生んでしまうんですよね。それは「心理的な実家依存」があるからとも言えるんですよね。

実家依存症で離婚するとなぜ後悔するのか

実家依存症で離婚するとなぜ後悔するのか
相手を許すことは、自分を許すこと

です。自分に対して許せていないことを、相手にだけOKを出すことは難しいからです。つまり、相手を許せない場合は、自分に対しても許せていないということになるんです。

妻の実家依存が許せないのは、自分のことを許せていないからではないでしょうか。「近寄る」「遠ざかる」ことは、自分を守るためには仕方がないことだったんです。わかってもらえない「寂しさ」があって、それを解消するためには、そうするしかなかったんだと、理解して許せるといいですよね。

実家依存が問題になるご夫婦は、お互いに、

頑張って生きてきただけ

なんですよね。実家・親に「近づく」か、実家・親から「遠ざかる」か、その方向性に違いがあるだけです。そして、「今も」お互いに必死に頑張っている。

「頑張っているんだなぁ~」と認めてあげませんか。妻に対してだけではありません。私にも、「頑張ったね」と認めてあげましょう。

「私」と「妻」に
エールを送りましょう。

「わかってもらえた」でしか、人の心は癒せないものです。それは、「相手に」だけではなく「私に」もですよ。

ふたりが出会って、付き合って、結婚して、夫婦になったのには、理由があるんです。それは、ふたりの力で、お互いにエールを送り合うためではないでしょうか。

心理カウンセラー・岩田昌樹

実家に依存している妻の特徴

妻と実家の関係性が、ただの仲の良い関係以上のものを感じるけれど、確信が持てないというときもありますよね。そんな方は、下記ブログで実家に依存している妻の8つの特徴をまとめていますので、よろしければ、合わせてご覧いただければと思います。

実家に依存する妻の心理状況とは?

ではなぜ、妻は実家に依存してしまうのでしょうか?その心理を、下記ブログで解説させていただきました。よろしければ、合わせてご覧いただければと思います。

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夫婦関係修復の相談をしたお客様の声・口コミ

夫婦関係修復の相談をしたお客様の声・口コミ
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    総合評価: 4.83

  • いつも不安になると先生にお電話してしまいますが、私のまとまりのない話を丁寧にきいてくださり、的確なアドバイスをくださり、先生とお話していくうちに気持ちも整理されていくことを毎回感じております。
    先生のアドバイス通り、彼に感謝の気持ちを伝えたところみるみる会話が元に戻り、帰ってきた彼はニコニコとしていました。そして、感謝を伝えた私もとても晴れやかな気持ちになり、もう少し強く彼を信じよう、自分自身も強くなろう、と改めて思いました。気持ちが弱くなってしまった時、先生のことを頼ってしまうかもしれませんが…
    いつも先生に感謝しております。本当にあたたかい先生だと思います。

    点数評価:
  • 毎度ながら、先生は優しい口調だし本当に話しやすいです!男性の気持ちって中々女性には理解しにくい所が多々ありますが、男性の先生だから男性視点で意見もお伺い出来ますし凄く参考になります!!
    何度も言いますが!!本当に優しい先生だから話してて落ち着くし、そっと背中を押して下さるので、1人で悩んでるなら勇気出してお話しして必ず気持ちが楽になるとクチコミ見て悩んでらっしゃる方に私が背中を押します笑

    点数評価:
  • 夫婦の問題が起き、今どうすべきか、ですごく落ち込んで悩んでいました。先生がとても穏やかで、客観的な意見をくださり、わたしの迷っていたことが、先生のアドバイスをいただくことでそれで「これでいいのか、そのほうがいいのか」と納得でき、とっても気持ちが楽になりました。
    次の行動へ進もうと考えが進んだので、次やることが明確になりました。すごくすごく助かりました。主人と話して解決していけるよう、努力していきます。

    点数評価:
  • 大変気持ちが楽になりました。家族に言うか?同僚か?友達か?兄弟か?Yahoo掲示板など全く当てになりません。かと言って友達にこんな弱音を中々吐けないんです
    今回コチラでお話しを聞いてくださり、大変気持ちが楽に、また前向きになれました。また上手く上の方が先方に話しをして下さり、上手くいったようでした。大変有り難う御座いました、、また是非宜しくお願い致します。
    大変価値あるお時間となりました。

    点数評価:
  • 悩みを話し出した瞬間、今までこらえていた涙も一緒に溢れてしまい、聞き取りづらく、まとまりのない話になってしまったのですが、優しく話に寄り添っていただけました。
    優しく話を聞いてくださり、味方になって言葉をいただいたおかげで、言いたいことをすべて吐き出せましたし、ぼろぼろで、ずっとぴんとはっていた心が癒されました。
    このままだと心身ともにダメになりそうで、心がパンパンで爆発しそうだったのですが、こうして思いをすべて吐き出せてすっきりしました。本当にありがとうございました。

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