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「嫌いじゃないけど好きじゃない」の裏側にある本当の気持ち|ことり電話【夫婦カウンセリング】
「嫌いじゃないけど好きじゃない」の裏側にある本当の気持ち|ことり電話【夫婦カウンセリング】

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嫌いじゃないけど好きじゃない

「嫌いじゃないけど好きじゃない」の裏側にある本当の気持ち

こんにちは。カウンセリング実績5,100件以上の心理カウンセラー・岩田昌樹です。

夫婦関係や恋愛の悩みをお伺いしていると、パートナーに

「嫌いじゃないけど好きじゃない」

と言われてしまいました…という話をお聞きすることがあります。

冷静によくよく客観的に聞けば、どちらとも取れる言葉といえば言葉かもしれません。ですが、言われた方からすると、

あまりにも衝撃的

ですよね。「嫌いじゃないけど好きじゃない」と言われると、どうしても後半の「好きじゃない」という言葉だけが、心にグサグサと突き刺さってしまうからです。

「嫌いじゃないけど」の部分はいつしか消滅していき、

「好きじゃない!」「好きじゃない!」
「好きじゃない!」

と頭の中でリフレインしてしまう。心に焼き付いて離れなくなってしまうものです。

ただ一方で、パートナーの「行動」だけを見ていると、「好きじゃない」という無慈悲で強烈な言葉のわりには、どっちつかずの、ともすれば、以前よりも私に近づいてくれているのかも?と思える場合もあるんですよね。もうそうなると、

何を考えているのかが、
さっぱりわからなくなってくる…

ハッキリしているようで、ハッキリしていないようにも見えるパートナーの言動に、モヤモヤしてしまう。

どうすればいいのかわからなくなって、様子を見たり、あるいは、ハッキリしてほしくて、「もう別れたいの?」と何度も何度も聞いてみたりする。

「嫌いじゃないけど好きじゃない」という言葉に振り回されすぎて、疲れ果ててしまいますよね。

今回は、「嫌いじゃないけど好きじゃない」と伝えてくるパートナーの心理と、その裏側にある本当の気持ちを考えてみたいと思います。ポイントは、

  • 「我慢している」
  • 「SOSを発している」
  • 「受け身で、相手の行動を待っている」

です。

心理カウンセラー・岩田昌樹

\動画でもご覧いただけます/

「嫌いじゃないけど好きじゃない」の裏側にある本当の気持ち

「嫌いじゃないけど好きじゃない」と伝えてくる人はどんな人?

「嫌いじゃないけど好きじゃない」と伝えてくる人はどんな人?

もちろん、「嫌いじゃないけど好きじゃない」と伝えてくるパートナーの中には、本当に別れたいと思っている人もいると思います。これからお伝えするケースがすべてではないと思いますので、あくまで一例としてご覧いただければ嬉しいです。

「嫌いじゃないけど好きじゃない」と伝えてくるパートナーのお話をお伺いしていると、

本心では別れたいと思っていない

人もかなり多くいるのではないかと私は感じています。よくあるケースでは、「嫌いじゃないけど好きじゃない」と伝えてくるパートナーの性格が、

  • 「いい人」(特に仕事場で)
  • 「ケンカが少ない」
  • 「あまり自分のことを深く話したがらない」

人であることが多いんですよね。

仲が良かったのに突然、関係性が悪くなって、ビックリしてしまったというお話もお聞きします。ある日を境にして、

  • 目を合わさなくなる
  • 話をしてくれなくなる
  • 連絡が少なくなる

んですよね。

距離を置くようになった理由を聞いても、どこか釈然としない。だから、さらに追求するように聞くわけです。

そうして、ようやく絞り出すように、あるいは突きつけるように出してきた言葉が、「嫌いじゃないけど好きじゃない」だった。そんなケースが多いんです。

ですが、どれだけ聞いても、なぜ「嫌いじゃないけど好きじゃない」と伝えてくるほどまでになったのか、よくわからない。そういうことが多いんです。

「嫌いじゃないけど好きじゃない」の心理

「嫌いじゃないけど好きじゃない」の心理

そんなパートナーには、どんな心理が働いているのかを考えてみましょう。まずは、先ほど挙げたよくある性格をさらに掘り下げてみたいと思います。

  • いい人 
    → 「人に良く見られたい」
  • ケンカが少ない 
    → 「不満を伝えられない」
  • 自分のことを話したがらない 
    → 「知られたくない」

往々にして、

優しくて、本当に良い人

なんです。ですが、どこか影があるように感じる人と言えるのかもしれません。では、なぜそう感じるのでしょうか。

哺乳類である人間は、生物的に「人とのつながり」を本能的に強く求める生き物です。ひとりでは生きていけない。つまり、

「集団で身を守ろう」

とする生き物なんですよね。ですが、幼少期に「ひとりで生きている」「孤独」のような感覚があると、どうにかして「自分の身を守ろう」と必死になります。死活問題だからです。

すると本能的に、「誰かに認めてもらおう」とします。そのために多くの人は、集団の中に入るための

「入団許可証」を得よう

と頑張るんです。そして、「入団許可証」を得るために、

  • みんなに嫌がられる自分は見せないようにする
  • みんなに貢献する

んですよね。つまり、

  • 「隠す」
  • 「与える」

ことばかり考えます。そんな「入団許可証」を得るための具体的な方法を、寝ても覚めても、ずっと365日考え続けてしまうんです。

ただ、「考えてしまう」ことが問題なのではありません。これは人として、

当たり前の感覚

だからです。少なからず、全人類が持っている感覚なんです。

その度合が「強すぎる」ことが問題なんです。考える時間が、年に10日なのか、100日なのか、365日なのかの違いなんですよね。

「嫌いじゃないけど好きじゃない」人の身の守り方

「嫌いじゃないけど好きじゃない」人の身の守り方

その自分の身の守り方の違いをイメージで表すと、

お城の守り方の違い

に近いと思っています。

「城壁」と「お堀」

の違いです。高い城壁を築くのか、穴を掘るのかの違いです。

  • 「城壁」…入団許可証を得たいと強く思っている人
  • 「お堀」…つながりを持てている人

です。お城の外との間に境界線を引いて、守りを固めているのは同じですが、

外から「見えにくいか」「見えやすいか」

の違いなんです。「入団許可証」を得たいと強く思っている人の城壁は、進撃の巨人のように、とてつもなく高い壁であることが多いんですよね。

「悪いと思っている自分」をお城の中に隠して、外から見えないようにするためです。外にいるみんなに「いい人」に見えるように、必死になって、高い城壁を築こうとするんですよね。

その結果、

「不満を言わない」「いい人」
「秘密主義」「ブランド・権威志向」

になりやすいんです。

「嫌いじゃないけど好きじゃない」と言うまでの流れ

「嫌いじゃないけど好きじゃない」と言うまでの流れ

では、「高い城壁」を築いてしまう人は、なぜ「嫌いじゃないけど好きじゃない」と言ってしまうのでしょうか。

それは、自分の本当の気持ちを溜めやすいということと、溜まり過ぎてしまったとき、

SOSを発する方法がない

からです。

誰にでも、不満の1つや2つぐらいありますよね。ですが、不満は衝突を生みやすいわけです。その衝突が、相手の心証を悪くしてしまうことを極端に怖れているんです。

つまり、「悪い・ダメな自分を見せる」ことをものすごく怖れすぎてしまうんです。ダメな自分は、誰でも見せたくないものですが、

極端すぎるほどイヤがってしまう

んです。ですので、つい我慢して溜め過ぎてしまうんです。

溜め過ぎない人であれば、「納得いってないんだな」「嫌なんだな」「違う意見があるんだな」というのが、外・他人から見てもわかりますよね。

「お堀」で自分を守っている人は、城内で火事が発生していると、外からでもなんとなくわかるわけです。ですので、みんなから助けてもらいやすいですし、「大丈夫?」と優しい言葉もかけてもらいやすいんです。

ですが、進撃の巨人のように、とてつもなく高い壁に囲われていると、中で

火事が発生してても、気づかない

ですよね。わからないから、誰も助けることができないですし、優しい言葉も掛けられないわけです。すると、

「助けてもらいたい」
けれど
「助けてもらいたくない」

という、2つの相反する強い気持ちが出てくるんです。

「助けてもらいたくない」理由は、城内(自分)を見られたくない・入ってきてほしくないからです。すると、

矛盾しているので、自分でも混乱

してしまうんです。そして、城内・自分の中の火が燃え広がっているので、より一層混乱する。

焦りながら仕方なく、SOS信号を発するんです。ただ、そのSOS信号の中身は、

  • 「助けてもらいたい」けれど「助けてもらいたくない」
  • 「わかってほしい」けれど「知られたくない」
  • 「強くて良い自分でいたい」けれど「本当は弱い」

という緊急度マックスなので、強烈だけれど、相反する気持ちがあるので、中途半端でハッキリしない信号になるんです。

そんな心理が、

「嫌いじゃない」けれど「好きじゃない」

という「強烈だけど、どっちつかず」な言葉を生み出すんですよね。

SOSだけれど、SOSじゃない

風にしたい。「危機的状況であることは知ってほしい」けれど「知られたくない」んですよね。

「嫌いじゃないけど好きじゃない」は丸投げしている言葉

「嫌いじゃないけど好きじゃない」は丸投げしている言葉

矛盾した2つの気持ちに、両側から引っ張られて、がんじがらめになっていて、とにかく辛いんです。でも、自分ではどうすることもできない。だから

『誰かに』どうにかしてほしい!

と思ってしまうんです。「嫌いにもなれる」し「好きにもなれる」。あなたの行動次第ですよ!

さぁ、どっちにしますか?

と相手に判断をゆだねているんです。「嫌いじゃないけど好きじゃない」の真の意味は、伝える相手に、これからのこと・自分自身の気持ちを

丸投げしている状態

とも言えるんですよね。不満があることは事実でしょう。ですが、人間関係の中で生きていれば、不満は誰にでもあるものです。

ですが、「いい人」を一生懸命に頑張ってきた人は、最後は、相手に丸投げしてしまいやすいんです。頑張るのは、入団許可証を得るため。それなのに、入団許可証をもらえていない気がすると、爆発してしまうわけです。

「入団許可証を与えない方が悪い!」

と。ただ、それは相手を強く求める気持ち「大好き」の裏返し・反動でもあるんですけどね。

「嫌いじゃないけど好きじゃない」の真の意味

「嫌いじゃないけど好きじゃない」の真の意味

本当に「嫌い」になってしまった時、面と向かって

「嫌い」と言える人は少ない

のではないでしょうか。あまりにも冷たすぎると思いませんか?

「嫌い」ではなく、「別れよう」とだけ伝えると思うんです。それは、「嫌いじゃないけど好きじゃない」でも同じです。

にもかかわらず、「嫌い」「嫌いじゃないけど好きじゃない」と、ストレートに、まるで鋭いヤリのように突きつけてくるときは、その言葉の裏に

他の理由が隠されている

ことが多いんです。

SOSを発することができない人が、SOSを発しようとすると、

極端な表現になってしまう

んです。したくないことを、せざるを得ないからです。不器用だからです。混乱しているからです。

自分ではどうすることもできない。そういう形でしか、助けを求められない人だからだと思いますよ。

心理カウンセラー・岩田昌樹
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などの事情によって、別れの危機を乗り越えていくアプローチは異なるものですよね。

事情によって異なるとはいえ、一番大事なのはやはり「パートナーの良さ」を知り、受け入れることです。私から受け入れることをしないかぎり、別れの危機を解消できないですよね。

「相手の気持ち」も推測しながら、今後の方向性を固めていくためには、異性心理に詳しい人に相談してみるのが一番です。

ですが、異性の心理に精通した友だちは、周りにはなかなかいないものです。そんなときは、利害関係のない第三者であり、

異性の心理に詳しいカウンセラー

に相談してみてはいかがでしょうか。

わたしたちは、あなたの気持ちに寄り添いながら、じっくりと丁寧にお話をお聞きしながら、パートナーの心理を読み解き、別れの危機を修復していく糸口を探していきます。

2人の間にピンッと張りつめた緊張の糸をゆるめていきます

別れの危機に陥っている2人の『固く強く、からんでしまった気持ちの糸』が、

水に浮かんだ糸のように、
自然とゆるんでいく

そのお手伝いを、わたしたちにさせていただけませんか。

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悩み相談をしたお客様の声・口コミ

悩み相談をしたお客様の声
    悩み相談をしたお客様の声

    98.4%

    総合評価: 4.83

  • いつも不安になると先生にお電話してしまいますが、私のまとまりのない話を丁寧にきいてくださり、的確なアドバイスをくださり、先生とお話していくうちに気持ちも整理されていくことを毎回感じております。
    先生のアドバイス通り、彼に感謝の気持ちを伝えたところみるみる会話が元に戻り、帰ってきた彼はニコニコとしていました。そして、感謝を伝えた私もとても晴れやかな気持ちになり、もう少し強く彼を信じよう、自分自身も強くなろう、と改めて思いました。気持ちが弱くなってしまった時、先生のことを頼ってしまうかもしれませんが…
    いつも先生に感謝しております。本当にあたたかい先生だと思います。

    点数評価:
  • 毎度ながら、先生は優しい口調だし本当に話しやすいです!男性の気持ちって中々女性には理解しにくい所が多々ありますが、男性の先生だから男性視点で意見もお伺い出来ますし凄く参考になります!!
    何度も言いますが!!本当に優しい先生だから話してて落ち着くし、そっと背中を押して下さるので、1人で悩んでるなら勇気出してお話しして必ず気持ちが楽になるとクチコミ見て悩んでらっしゃる方に私が背中を押します笑

    点数評価:
  • 夫婦の問題が起き、今どうすべきか、ですごく落ち込んで悩んでいました。先生がとても穏やかで、客観的な意見をくださり、わたしの迷っていたことが、先生のアドバイスをいただくことでそれで「これでいいのか、そのほうがいいのか」と納得でき、とっても気持ちが楽になりました。
    次の行動へ進もうと考えが進んだので、次やることが明確になりました。すごくすごく助かりました。主人と話して解決していけるよう、努力していきます。

    点数評価:
  • 大変気持ちが楽になりました。家族に言うか?同僚か?友達か?兄弟か?Yahoo掲示板など全く当てになりません。かと言って友達にこんな弱音を中々吐けないんです
    今回コチラでお話しを聞いてくださり、大変気持ちが楽に、また前向きになれました。また上手く上の方が先方に話しをして下さり、上手くいったようでした。大変有り難う御座いました、、また是非宜しくお願い致します。
    大変価値あるお時間となりました。

    点数評価:
  • 悩みを話し出した瞬間、今までこらえていた涙も一緒に溢れてしまい、聞き取りづらく、まとまりのない話になってしまったのですが、優しく話に寄り添っていただけました。
    優しく話を聞いてくださり、味方になって言葉をいただいたおかげで、言いたいことをすべて吐き出せましたし、ぼろぼろで、ずっとぴんとはっていた心が癒されました。
    このままだと心身ともにダメになりそうで、心がパンパンで爆発しそうだったのですが、こうして思いをすべて吐き出せてすっきりしました。本当にありがとうございました。

    点数評価:
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喧嘩が絶えない中で、突然飛び出した別れ宣言。2人の間の重苦しい雰囲気を、なんとか修復していきたい。

ですが、うんざりして別れ宣言するほど思いつめてしまった2人の関係です。当事者同士ではなかなか解決策を探し出すのが難しいこともありますよね。その結果、

ひとりで思いつめてしまい

2人の関係性がより膠着していってしまうものです。「重苦しい雰囲気」と「過去への執着」と「予期せぬ暴走・暴投」で、地面のコンクリートが固められていく…。そんな別れへの高速道路が、毎日整備されていく感覚かもしれませんね。

パートナーの気持ちを受け入れるためには。

今、あなたに必要なのは、「ココロの余裕づくり」なのかもしれません。

2人の関係を修復することに頑張りすぎてしまったあなたの心を、カウンセリングで癒す、やさしさあふれるお悩み相談室です。

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