ことり電話
夫婦関係カウンセリング
電話お悩み相談室
こんにちは。カウンセリング実績5,200件以上の心理カウンセラー・岩田昌樹です。
なぜだろう?目の前に現れるのは、
最初は浮気性の男だとは、まったく思わなかった。いつからだろうか…、言動が怪しくなり、そして、浮気をされていた。
言動が怪しくなった時に、疑いの目を向けて、探る言葉を相手に投げかけた。すると、ヨソヨソしくなる浮気性の男。どう考えても、疑いの種をまく方が悪いはず。それなのに、疑う私が悪いかのような雰囲気が、なぜか漂っている。
振り返ると、同じ特徴・同じ匂いをまとった男たちだったような気もする。でも、なんとなく…そう感じるだけ。あくまで結果的に…そう感じるだけ。
別れたとしても、また、浮気性の男が現れたらどうしよう…。浮気性の男の特徴を把握したい。そして、もう二度と浮気をされたくない。
そんな風に、浮気性の男に悩む方々のご相談を多くいただいています。今回は、浮気性の男の特徴と深層心理を解説してみたいと思います。
こちらのブログは、「浮気する人の特徴・深層心理シリーズの2ブログ目」となります。よろしければ、1ブログ目の「浮気する人の深層心理」からご覧いただければ嬉しいです。
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ここからは、1ブログ目の「浮気する人の深層心理」から続きとなります。
生きていくために必死になるのは、生きている実感が薄いからであり、
からです。すると、「生と死」を意識しなければいけなくなるんです。「生」と「死」は、表裏の関係・セットだからです。
生を実感するためには、死を実感する必要があるんですよね。死を意識しないと、生は意識できないんです。生きている実感を持てている人は、あえて
なんです。つまり、死が脳裏に浮かんでしまう人であればあるほど、生きようとしている人であり、そして、生きる実感が湧いていない人なんです。
「生きたい」は、
ですよね。そんなエネルギーが満ち満ちてくると、一方に偏ってしまうんです。一方に偏れば偏るほど、もう一方が目立つようになります。
一方に偏れば偏るほど、反対側の一線を越える瞬間を、いつのまにか無意識に作ってしまうんです。
が生まれてしまうんです。
つまり、今の世の中で誰もが良くないと思っている「違反という名の浮気」をしてしまう男の特徴とは、禁止事項が多くて
だということなんですよね。
そして一般的に、男性は、コミュニケーションが上手で開放的な女性に比べると、
になりがちです。禁止事項が多くてがんじがらめに窮屈に生きている人が、割合として男性が多めになってしまう傾向があるんですよね。
東出昌大さんのドキュメンタリー映画「WILL」は、不倫スキャンダル後の1年間の狩猟生活の記録を追った作品です。
そこで語られていた言葉が印象に残っています。猟師経験の長い元猟師さんに対して、東出さんが質問する場面の要約です。
この会話の中にあるのは、動物の死を前にしたときの受け止め方の違いです。その違いは、狩猟経験が多いか少ないかだけが影響しているわけではないと、私は考えています。
生きている満足度が高いと、生きたいというエネルギーが低いので、
んです。生きづらくない人は、動物の死に対して鈍感でいられるんです。
一方で、生きていることへの満足度が低くて、生きづらいと感じていると、
ことで、自分の「生」を実感しようとします。合法的に他の生物の死を見つめることで、自分自身の「生きている感覚」を見つめようとしているのではないでしょうか。
ここから見えてくる、生きづらさが作り出す性格・特徴とは、
なんですよね。
押さえておきたい大切なポイントは、「強い禁止・制限」「からまる鎖」「世間体を意識しすぎる」は、すべて
が生み出したモノだということです。愛とは、つながりです。つながりを得たいからこそ、みんなの期待に応えようと思う。みんなと仲良くするために、自分の主張は抑えようとするわけです。
みんなの優先順位を上げて、
んです。つながりたいという強いエネルギーが、「強い禁止・制限」「からまる鎖」「世間体を意識しすぎる」を生み出すんですよね。
人間にとって生きるとは、
であり、動物にとって生きるとは、つながりの薄い個々の世界に近いとも言えます。
不倫相手と心中した太宰治の奥様への遺書には、
と書かれていたそうです。太宰治は、浮気を繰り返しながらも、奥様を愛していた。だからこそ「つながり」を求めて、3人もの子供を奥様ともうけたのかもしれません。
東出昌大さんも、人里離れた山奥で暮らしながらも、村人と交流をしながら、ドキュメンタリー映画の密着取材を受け、映画・舞台などの俳優活動もされています。
「つながり」から離れようとしているように見えて、実は鎖がからまって血を噴き出しながらでも、
のようにも、私には見えます。つまり、より「禁止・制限」を強くした環境の中で「つながり」を求めることで、「つながる実感値・生きている実感値」をより高めようとしているのかもしれません。
浮気を肯定しているわけでは、もちろんありませんが、浮気とは、愛情という名の「つながり」を強く求めた結果なのかもしれません。
決して裏切らないように必死に頑張り続けた結果、なぜかいつのまにか裏切ってしまっている。そんな悪循環に苦しんでいる姿を想像してみてもいいのかもしれません。
愛情が深すぎる人・優しすぎる人・真面目すぎる人であればあるほど、浮気という
しまう。人間であろうとすればするほど、人間を止めたい衝動に襲われてしまう。
他人優先の人生を送る優しい人であればあるほど、自分優先の人生を実感したくなる。でも、自分優先の生き方がわからない。だから、自分をあえて傷つけることで、
とする。自分に対して不感症になってしまっているから、傷をつけて感覚を取り戻そうとするんです。
自分を傷つけたら、すぐに元の生活に戻ろうとします。死の後ろ姿をチラ見したら、すぐに引き返そうとするわけです。
「つながり・愛」を得ようと強く思えば思うほど、「つながり・愛」を
としてしまうんです。「つながり・愛」がない瞬間をあえて作ることで、「つながり・愛」の大切さを実感しようとしてしまうんですよね。
浮気されると、誰もが「私は愛されていないのかも…」と感じてしまうものです。ですが、実際は真逆であることが多いというのが、私の印象です。
強く愛しすぎているからこそ、浮気をしてしまう…。もちろん、浮気を肯定できるだけではありませんが、そんな矛盾に満ちた行動をしてしまうのも、人間ならではの心理であり、人間の特徴と言えるのかもしれませんね。
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