ご予約はこちらから
結婚相手に後悔しかないと感じる心理|ことり電話【夫婦カウンセリング】
結婚相手に後悔しかないと感じる心理

ことり電話

夫婦関係カウンセリング

電話お悩み相談室

結婚相手に後悔しかないと感じる心理

結婚相手に後悔しかないと感じる心理

こんにちは。カウンセリング実績5,000件以上の夫婦関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。

後悔…

結婚生活を送る中で、誰もが、少なくとも何回かは、結婚相手が違う人だったなら良かったな…といった後悔の念を抱いてしまうことがあるのではないでしょうか。

数千・数万の選択肢がある中で、たった1つに選ぶこと。それが結婚とも言えますよね。人は

比較しながら生きていく生き物

です。隣の芝が青く見えてしまうときもあるものです。すると、結婚相手・あるいは結婚に対して後悔してしまう瞬間が訪れることがあるんですよね。

そういう意味では、結婚を後悔してしまうこと自体を、良くない・ダメだ・不幸だと捉えすぎる必要はないのかもしれません。人は後悔する生き物だからです。

ただ、その「後悔」が一時的ではなく、「後悔しかない」といった頻繁で

慢性的な感情

である場合、もしかするとその結婚への後悔は、他の要因が関係しているのかもしれません。

今回は、慢性的に結婚相手に後悔しかないと感じてしまう心理について解説してみたいと思います。

\動画でもご覧いただけます/

結婚相手に後悔しかないと感じる心理
心理カウンセラー・岩田昌樹
   

目次|結婚相手に後悔しかないと感じる心理

男性的思考に多い結婚への後悔

男性的思考に多い結婚への後悔
  • 価値観の違い
  • 生活習慣の違い
  • コミュニケーション不足
  • 家事・育児の負担
  • 実家との関係

などは、結婚したことへの後悔を感じてしまうときに挙げられることが多い理由ですよね。もちろん、これらは結婚を後悔してしまう大きな理由になるとは思います。

ただ、一時的にはどんな夫婦でも感じることが多い理由とも言えますよね。では、その一時的な感情が

慢性的な感情に変わる

のはなぜなのでしょうか。

数多くの夫婦カウンセリングをさせていただく中で私が感じているのは、結婚への後悔の念がずっと消えなかったり、後悔しかないと感じ続けてしまうときは、ある心理的傾向を強く持っていることが多いということです。

その心理的な傾向とは、社会一般で想像する

男性的な思考パターン

にあるように感じています。ただ、あくまで社会がイメージする男性的なパターンというだけで、男性だけではなく、女性の中にもある思考パターンではあります。

それは、自立傾向が強すぎる思考パターンです。人とのコミュニケーションを優先しながら、なんとなく考えをまとめていく思考パターンではなく、

自分1人で考え抜いて

ひとりで決断をしていく傾向の強い思考パターンなんですよね。

なぜ自立傾向が強すぎると、結婚を後悔しやすいのでしょうか。それは、頼りにする対象・モノ

「自分」あるいは「理想」

に偏り過ぎてしまう傾向があるからなんですよね。

「自分」を頼りにしすぎるとは、自分を高めることに熱心であり、自分に厳しく接しすぎるということです。すると、身近の人にも厳しい目を向けやすくなるんですよね。

「理想」を頼りにしすぎるとは、文字通り理想が高すぎるということです。つまり、理想の結婚相手を求めすぎてしまうということなんですよね。

その結果、結婚相手に後悔しかないと感じてしまうようになるんですよね。

結婚に後悔しかないとなる理由「自己ブランド化」

結婚に後悔しかないとなる理由「自己ブランド化」

ではなぜ、自立傾向が強すぎる思考パターンになってしまうのでしょうか。

それは、思考パターンの基礎が作られた時期のクセが抜けないからです。幼少期に、周囲に

頼ることができる人がいない

ずっと慢性的に感じていると、精神的な孤立感が強くなりすぎてしまいます。

人間は、何かに頼らないと生きていくことができないんですよね。ひとりっきりで生きていくことが難しい生き物です。すると、生き抜いていくために、どうにかして

頼れる存在を見つけだそうと必死に

なるんですよね。そんなとき、自立傾向が強い人の場合は、頼る先の一例が、「自分」や「理想」になることが多いんですよね。それは、誰かに頼るのが怖くなるからです。

「自分」を頼りにしようとするときは、

仕事や資格・自己啓発

などに熱中しようとします。精を出すいう雰囲気というよりは、傍から見ると、自分の人生を犠牲にしながら必死の形相で打ち込んでいるように感じるほどなんです。

「自分」を高めることで、

自分をブランド化

してそのブランドの威光に、自分自身が頼ろうとするイメージです。自己ブランド化にエネルギーを注ぎこむので、すごく仕事ができたり、社会的な評価が高かったりすることも多いんですよね。

あるいは、膨大な努力の量と社会的評価のギャップに苦しみ、挫折感を抱いて、鬱状態になってしまったりすることもあります。

結婚に後悔しかないとなる理由「革命家気質」

結婚に後悔しかないとなる理由「革命家気質」

もう一つは「高い理想」です。自己ブランド化と同時並行であることも多い「理想」を頼りにしようとするその姿は、ある意味、

革命家的な気質

を持っているとも言えます。革命家気質とは、過去と現在を否定して、まったく新しい希望に満ちあふれた未来に憧れる気質です。

理想的な未来を想像することで、今現在の不安感を安心感に変えようとしている姿なんですよね。明るい未来に頼ろうとしているんですよね。大切なポイントは、そこには

強い自己否定
(現在否定)

が根底に潜んでいるという点です。現在否定は、膨大なエネルギーを生み出します。常に未来を見続けているので、「早く」「先に」「動く」となるからです。

行動力にあふれている

んですよね。思い立ったらすぐに行動する。考えてから行動するのではなく、行動しながら考えるという思考パターンです。すぐに決断をして、すぐに結果を得ようとする傾向が強いんです。

小さな変化を着実に積み重ねていくことを嫌い、

大きな変化を
一気に起こそう

とするんですよね。それは、時間をゆっくりとかけていると、今現在に襲ってくる不安感に耐えられないからなんですよね。

つまり、すこしでも夫婦間の価値観が合わないなと思ったら、すぐに一足飛びに、結婚したことへの強い後悔へと結びつけてしまうことが多いんですよね。

結婚の後悔はリセット心理

結婚の後悔はリセット心理

この「自己ブランド化」と「革命家気質」をベースにしながら、結婚への強い後悔をより加速させていく流れが、もう1つあるんですよね。それが、

「頼った経験がない」

という経験値の低さから生み出される流れです。自分のブランドや行動力を頼りにしているわけですから、自分以外の誰かに頼ることが、とにかく怖いんですよね。ですので、経験を積むことを避けてしまう傾向があります。

人に頼ることができた経験があれば、「自分だけ」を頼りにしようとは思わないものなんですよね。この経験値の低さが、いつのまにか気づかぬうちに

夫婦の分断を生んでしまう

ことが多いんです。夫婦なのに、結婚しているのに、個々で動いている感じが強調されてしまうからなんです。夫婦だからこそ、結婚しているからこそ、個々で動いている感じが際立ってしまうんですよね。

パートナーに頼ることができない自分自身が作り出してしまった夫婦の分断感に、他ならぬ自分自身が傷ついてしまうんです。誰かに頼れないさらなる孤立感という恐怖心に襲われてしまうんですよね。

すると、「後悔」という形で、結婚生活を巻き戻そうとする

リセット心理

が働きやすくなるんですよね。では、この「後悔」に対して、どのように対処していけばいいのでしょうか。後悔する側と、後悔される側、それぞれで考えてみましょう。

結婚相手に後悔しかないと感じたときは

結婚相手に後悔しかないと感じたときは

まずは、結婚を後悔してしまう方について見ていきましょう。

ここまで、結婚を後悔してしまう心理でご説明してきたように、誰かに

頼る経験値を高める

ことが、とにかく大事になってくると思います。

ただ、怖さがある中で、より正確に表現すると、怖さを封じ込めているので怖さを認識できていない中で、誰かに頼る経験値を高めることは、言葉でいうほど、実は簡単ではないんですよね。

できるところから少しずつ、進めていくしかないんですよね。置かれているそれぞれの状況によって、アプローチの仕方は変わってきてしまいますが、時には、結婚生活という核心部分からというよりは、その周辺から始めていくことをオススメする場合もあります。

押さえておきたいポイントは、

「遠く」ではなく
「近く」

を意識することです。現在否定に伴う変わりたいという気持ちが強すぎると、自然と視線が「遠く」に向いてしまうんですよね。今ではなく、理想という遠くの未来を見ようとしてしまうからです。

遠くばかり見ていると、今の目の前にある「近く」がいつのまにか疎かになってしまい、見えなくなってしまうんです。とにかく「近く」を見ようと意識してみることが大事なんだと思います。

同心円状に
すこしずつ広げていく

イメージです。中心が空洞になってしまうドーナツ型になることを避けることが大切なんですよね。

結婚を後悔していると言われたときは

結婚を後悔していると言われたときは

では一方で、パートナーに結婚を後悔していると言われてしまった場合は、どのように向き合えばいいのでしょうか。

こちらも、それぞれのご夫婦が置かれている状況やお互いの性格によって、具体的なアプローチは変わってきてしまうのが正直なところです。

ただ言えることは、結婚を後悔していると言われてしまった側も、自分の「内側」に入り込みすぎないということです。つまり、自分の言動が悪かったのかもと、

過度に自己反省しすぎない

ことが大事なんですよね。これまでの後悔する心理の流れをご覧いただいてわかるように、言われた側の問題というよりも、後悔している側の

オウンゴール

的な要素が多分にあるからです。誰かに頼りたいけれど、怖いから頼ることができない。そのどうすることもできない心理的な見えない葛藤に苦しんでいるだけなんです。

そういう目線でパートナーを見ながら、日常生活を送ってみること。そこから始めることが何より大切だと思いますよ。

心理カウンセラー・岩田昌樹
ことり電話のコンセプト

結婚を後悔してしまう問題の相談料金

電話カウンセリング・悩み相談料金

\ 財布に優しい /

1分 130円(税込143円)

ご料金・支払方法はこちら

【海外】からもご相談可能です。
詳しくはこちらから

悩みが消えたら何がしたいですか?
ご予約はこちらから
  • 【夫婦関係・恋愛】(夫・彼氏の相談)
    「男性心理」の解説と対応方法
  • 【夫婦関係・恋愛】(妻・彼女の相談)
    女性心理と、男性目線での論理的な解決方法
  • 【夫婦喧嘩・離婚危機】
    罪悪感・無価値感・承認欲求などからくる夫婦間の衝突の解決法
  • 【復縁】
    復縁の可能性を上げる具体的な手順を、並走しながら、丁寧に伝授
  • 【不倫・浮気】
    誰にも話せない相談を、否定は一切せず希望を見い出していく方法

「結婚相手に後悔しかないと感じる心理」と同じカテゴリーはこちら