ことり電話
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こんにちは。カウンセリング実績5,000件以上の心理カウンセラー・岩田昌樹です。
夫婦・恋愛関係がうまくいかず、関係がギクシャクしはじめた。コツコツコツと、遠くの方から
が聞こえ始めたような気がする。そうなって初めて意識し始めるのが、「愛」なのかもしれません。
愛は、ちょっと前までは優雅にソファでくつろいでいたのに、存亡の危機が押し寄せてくる気配を感じると、鬼の形相でいきなり立ち上がり、グイグイと主張し始めるんです。
その強い主張に突き動かされるかのように、
を、私に対して、一生懸命に考えさせるように仕向けてくるんですよね。愛に背中をグイグイと押されるのが、人間の人間たる所以といえるのかもしれません。
関係がうまくいっているときや幸せなときは、「愛とは何か」「愛する意味とは」という言葉さえ、頭に浮かんでこないものです。
それぐらい愛とは、地中深くの無意識の領域にデンッと居座っている存在なんです。ふだんは意識をすり抜けて、いつのまにか
モノ。強烈なオーラだけで、人を動かせるぐらいの存在感があるんです。ですが、自分では気づかないことが多いんですよね。
そんな愛が、行き詰まってしまったとき。愛の出口が塞がれてしまったときに、突然、地中深くの無意識層にいる愛が、表層の自意識に向かって、マグマのようにドン!ドン!ドン!と下から突き上げてくるんです。
地球のマグマを、私たちの身体でたとえると、
かもしれません。
血液が身体中を流れていることを、ふだんは意識すらしないですよね。無意識的に流れています。それが、動脈硬化して血液の流れが悪くなり、体に異常が現れると、意識せざるを得なくなる。そんなイメージでしょうか。
つまり、愛とは、血液が送り届ける
なんです。血液が身体中を巡りながら、酸素や栄養素を送り届けてくれているように、つながり・人間関係の中で、無意識的に愛という名の栄養素を循環させているんです。
つながりが切れかけたときになってようやく、愛の欠乏に気づくわけですね。
愛とは、人とつながるための栄養素・エネルギーです。エネルギーは、
がうまく稼働しなくなると、届けられなくなるんです。
今回は、愛とは何か・愛する意味とはというテーマで、愛の本質を深掘りしていきたいと思います。
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人間は、1人では生きていけない生き物ですよね。1人でいなければいけないときも、
息をして、食べて、見て、感動して、思考して、行動する生き物です。孤独の解消方法を探し求めながら生きていくのが、人間の宿命なのでしょう。
つまり、「つながり・愛」の存在感が薄いと、
のが、人間なのだと思います。
そういう意味では、本来、人が持っている愛の量には、人によって大きな差はないのかもしれません。みんな等しく、愛をたくさん持っているはずなんですね。
それなのに、なぜか愛の流れがよどんでいるような気がするんです。それは、愛の量の問題ではなく、人とつながる
なのかもしれません。では、【愛の問題=人とつながる「技術」の問題】とはどういう意味なのでしょうか。もうすこし深掘りしていきたいと思います。
私は、
のようなものだと考えています。火力・原子力・太陽光などで、電気エネルギーを発電しますよね。それと同じように、私たちは日々、生きるエネルギーとして、愛・つながりという名の電気エネルギーを生産しているんです。
発電した愛・つながりエネルギーを、与えたり、与えられたりすることで、つながりを得ます。そのつながりが、「わたし」の存在感を高めて・輝かせてくれるわけですね。
発電した電気を送電・受電することで、
そんなイメージでしょうか。愛・電気エネルギーを、送るときには、
がありますよね。発電場所と電気を使う場所が違うように、私の心の中にある愛・つながりエネルギーを、心の外にいる誰かに届ける必要があるわけですね。
私の中・発電場所だけで蓄電していても、「愛・つながり」は生まれないですからね。あるいは逆に、誰かの愛・つながりエネルギーを、私の心の中に届けてもらう必要もあるわけです。
ただ、送電線を通すときには、必ず
が生まれます。電気抵抗があることで、一部が熱に変換されてしまい、電気が減ってしまうんですね。
同じように、私の心の中にある愛・つながりエネルギーを、心の外にいる誰かに届けたり、あるいは私に届けてもらうときにも、送電ロスが生じるんです。それは誰にでも、
が必ずあるからです。
みんなの心の中には、そんな不安・怖れなどの心理的な抵抗が、必ずあるんです。
発電した愛・つながりエネルギーが、内から外に出たり、外から内に入ったりすればするほど、摩擦・抵抗力が働いて、
していくんです。つまり、この心理的な抵抗が強ければ強いほど、愛が伝わらなくなっていくんです。
愛をあふれるほどたくさん持っているにもかかわらず、なぜか愛が少ない人・冷たい人に、周りからは見えてしまったり、あるいは、世の中の人はみんな冷たい人に見えてしまうことが多いんですよね。
ではなぜ、送電ロス・心理的な抵抗が大きくなるのでしょうか。その多くは、幼少期のときに、誰かを強く愛したのに
があるからなんですよね。あれほど深く愛したのにうまくいかなったという記憶が、心の深いところに横たわっていると、
んですよね。またうまくいかないかもしれない…という不安が、愛したいという気持ちを追い抜いてしまうんです。それが、不安・怖れなどの心理的な抵抗の原因になるんです。
ただ、誰にでも、愛したつもりなのにうまくいかなかった経験はあるものです。いつもいつもうまく循環するわけではないからです。これは強弱の問題です。
そして、そんなうまくいかない不安が強いと、次第に、送電ロス・心理的な抵抗が大きすぎることに、自分自身が気づき始めるんです。こんなに愛をたくさん持っているのに、
なぜかうまくいかない。みんなに勘違いされているような気がするんです。
すると、送電ロス・心理的な抵抗を減らすこと自体は、なかなか一朝一夕には難しいので、
とします。100の発電能力あっても、送電ロス・心理的な抵抗が強いと、届いた時には100が10になってしまう。であれば、発電能力を100から150に上げればいい。
そうすれば、たとえ送電ロス・心理的な抵抗が強かったとしても、100が10になるところを150に上げることで届いた時に15にできるのではないか。そのように、すこしでも
に、最初の発電能力自体を上げようと頑張るんですよね。
そうして、愛・つながりエネルギーの発電能力を、どんどんと上げていくんです。ただそれが、愛することを「理想化」させてしまうんですよね。
これが、様々な勘違いを生み出してしまうんです。
発電能力を上げていくと、私の心の中では、愛がドンドンとあふれてきます。ですが、送電ロス・心理的な抵抗が大きいがゆえに、なかなか伝わらない。
が、どんどんと激しくなっていくんです。先ほどの例で言うと、発電した100が届くときには10になってしまう。そのギャップは90ですよね。
それを発電能力を上げて150が15になるとその差は135になって、ギャップが90から135へと大きくなります。発電能力を上げれば上げるほど、そのギャップが大きくなっていくんです。
「内」と「外」とは、
です。「頭の中」と「現実世界」のギャップが大きくなるということは、現実が追いついてきていないということですから、頭の中の理想化に拍車がかかってしまうんです。たとえば、
といったように、目の前の一人の人に対して直接的に愛を届けることではなく、遠くにいる多くの人に対して仕事などを使って間接的に、愛を届けようとする傾向があるイメージです。
それは、愛の発電能力が高いからこその素晴らしい才能なんですよね。ただ、無意識的に、
愛を届けようとすることが、ある問題を生み出すんです。それが、
ことよりも、
に力を注ぎすぎてしまうという問題です。
発電能力が高いので、一見、積極的に行動して「愛する」ことに力を入れているように見える場合もあるのですが、よく観察してみると、
んです。つまり、ちょっとしたことでスッと受け身に変わってしまうんです。
それは、最大公約数的な思考になりやすいからです。1対1の愛の交換の場合は、1人分の愛に応え、1人分の愛を伝えるという関係性なので、より明確に
ので、わかりやすいんですよね。
ですが、多数が対象で、しかも遠くに向けてだと、ぼやけて
んです。だからこそ、「わかりやすさ」を何かで補わないといけなくなるんです。つまり、中身よりも、
ということです。資格・実績・役職・見た目など、一瞬で理解できるキラビやかな衣装で、自分の身をまとおうとするんですよね。
このパッと見の外見を重視することが、結果的に、自分が「愛する」ことよりも、自分が「愛されること」に力を入れすぎてしまうという問題につながっていくんです。
一方で、発電能力が高い人であればあるほど、わかりやすさが求められるビジネスの世界では、かなり評価されやすいんです。「遠くの」「多くの人に」「間接的に」愛を届けることができる才能は、
に働くからです。
忘れてはいけない大事なポイントは、愛の発電能力自体はとても高いという点です。送電ロス・心理的な抵抗が、はからずも私の
という現実を、ちゃんと受けとめることが大事なんですよね。心理的な抵抗を、私の欠点と見るのではなく、心理的な抵抗が、私の才能を花開かせてくれたんです。
送電ロス・心理的な抵抗をなんとか減らそうと考えるよりも、愛の発電能力が高いという私の才能に目を向けることが大事だと私は思います。
では次に、本当の愛とは・自分が「愛する」ためには、どうすればいいのかを、考えてみたいと思います。
続きは、下記ブログでご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
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人間関係全般を得意分野としています。
「ことり電話」は、夫婦でつくったカウンセリングルームです。
1、『夫』と『妻』
2、『男性目線』と『女性目線』
3、『カウンセラー』と『相談者』
わたしたち夫婦は、立場や考え方・価値観が違う2つの目線で、お互いに話し合ってきました。
わたしたち2人の夫婦仲も、もちろん順風満帆だったわけではありません。
長い長い紆余曲折・離婚の危機を、夫婦2人で乗り越えてきたからこそ、カウンセラーとしての深みも出てきたと感じています。
心理学などの理論も、もちろん大事です。それ以上に、夫婦で営むカウンセリングルームだからこそ、伝えられるパートナーシップの実体験が、話に深みをもたらすのではと、わたしたちは考えています。
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回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
「愛するとはどういうこと?」
「愛なのか執着なのか」
「好きと愛の違い」など…。
ネットで検索をして、夫婦・恋愛関係の悩みを調べてみる。でも…
『私たちには、当てはまらないかも…』
『別れるしかないのかな…』
『私は愛されていないのだろうか…』
そう感じてしまうことはありませんか?
夫婦・恋愛関係をよくしたいと思って調べたけれど、
辛辣すぎる意見ばかり…。
もう別れるしかないのかな…。
と、さらに憂鬱な気持ちになってしまうこともありますよね。
もうこれ以上、友だちや親には悩みを聞いてもらうことはできない…。
そんな時は「悩みを聴いて、解決の糸口を見出す」カウンセラーに悩みを打ち明けてみませんか?
修復できない夫婦の悩みを、気兼ねなく思う存分相談できますよ。
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カウンセラーは「じっくりと話しを聴いて、解決の糸口を見出す専門家」です。
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『明日から、こう行動しよう!』
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