ことり電話
夫婦関係カウンセリング
電話お悩み相談室
こんにちは。カウンセリング実績5,100件以上の夫婦関係カウンセラー・岩田昌樹です。
ついに、
本当は、別居はしたくなかった。本当は、離れたくなかった。本当は、一緒にいたかった。でも…、
パートナーに強く、そう何度も言われてしまうと、離婚という最悪の事態を避けるためにも、パートナーの気持ちを配慮してあげなければという焦燥感に背中を押されるような形で、
というケースが多いんです。そんな風に仕方なく、別居を受け入れたとき、別居中に、ある葛藤が生まれてしまうんですよね。それが、
という相反する2つの気持ちなんです。「行動」vs「待機」の戦いとも言えます。すると、「行動だけ」を選択することができなくなりますし、「待機だけ」を選択することもできなくなるんですよね。
つまり、その中間である「消極的な行動」or「積極的な待機」を選択するようになるんです。それが、
を考えるということなんですね。
そんなお悩みを持っている方に向けて、今回は、別居中にしてはいけないことというテーマで、下記の4つの視点から、別居中の夫婦の深層心理解説をしてみたいと思います。
こちらのブログは、「別居中の夫婦の心理シリーズの2ブログ目」となります。下記バナーの1ブログ目でご紹介しております「別居中のパートナーの心理」を前提にして、別居中にしてはいけないことを解説しておりますので、よろしければ、1ブログ目の「別居中のパートナーの心理」からご覧いただければ嬉しいです。
前回のブログ「別居中のパートナーの心理」でご紹介した、別居中によくある4つの心理をベースにしながら、別居中にしてはいけない4つのことを解説していきたいと思います。
別居中のパートナーの4つの心理は、下記のような流れで推移していくことが多いと、私は考えています。
上記の4つの心理は、パートナーが別居する前から別居した後の心理の流れを、順番に見ていった深層心理です。つまり、「1、居場所がない」が一番奥深くにある心理。「4、頑固になる」がより表面的な心理とも言えるんです。
つまり、別居中のパートナーに対してしてはいけないことについては、パートナーの心理とは逆方向・逆の順番。表面的な心理から奥深くの心理へという順番で考えていく必要があると、私は考えています。
という風に、4→3→2→1という順番で考えていくことです。
まずは、1つ目の別居中にしてはいけないこと
です。これは、「4、頑固になる」別居中のパートナーの心理に対して、「してはいけないこと」です。
頑固になるとは、自分の殻に引き込もることですから、排他的になります。トゲトゲしく、強く、拒絶的な口調になるんですよね。そんな強く激しい言葉は、私の
ものです。不安定になってしまうのは、仕方がないことだとは思いますが、それでも、別居中のパートナーの心理を理解しながら、強くて拒絶的な言葉に振り回されないようにする必要があるんですよね。
それは、強くて拒絶的な言葉に振り回されればされるほど、
からです。「わたし」が消えていけばいくほど、戻れる場所もなくなっていくんですよね。つまり、パートナーが別居を解消したいと思っても、解消できなくなってしまうんです。
自ら別居して離れていったパートナーが、別居を解消して戻るときには、「わたし」の意思が必要なんです。「わたし」の意思が消えかけていると、戻りづらくなってしまうんですよね。
2つ目の別居中にしてはいけないことは、
ことです。これは、別居中のパートナーの心理「3、負のループ」に対して、私がしてはいけないことです。
負のループは、自分の思考の中だけで、ぐるぐるぐるぐると回り続けているように感じるかもしれませんが、実はそうではないんですよね。負のループは、
んですよね。外からの風を受けて、風車は回りますよね。ほとんどの生物が、稼働するエネルギーを外部から得ているのと同じように、思考も外からのエネルギーで動いてると私は考えています。
つまり、別居しているパートナーの負のループをゆるめるためには、
ことが大切なんですよね。そして、そんな外からの風を強めてしまうのが、「反省」なんですよね。
夫婦関係が破綻しかけているときには、「反省」するべきなのでは?と思いますよね。もちろん、するべきだと思います。ただ、別居中にする「反省」は、
であることが多いんです。つまり、「反省ばかり」していることが多いんです。どちらかが正しくて、どちらかが悪いといった二元論・上下関係に陥りやすいんです。
「風」は、一方通行ですよね。一方通行だからこそ、「風」なんです。双方向になった瞬間に、
んですよね。反省するべきところは、反省するけれど、反省しないところは、反省しない。対等な関係性が大切なんです。
3つ目の別居中にしてはいけないことは、
ことです。これは、別居中のパートナーの心理「2、離れられない」に対して、私がしてはいけないことです。基本的には、1つ目の「言葉に振り回されないこと」と考え方は同じです。
別居してしまうと、「わたし」が何を考えているのかが、別居中のパートナーはわからなくなる。それが、負のループの始まりなんですよね。
つまり、「わたし」が何を考えているのかを、わかりやすくしてあげることが大切なんです。「わかりやすさ」に大切なことは、
です。ブレたり、間接的な表現だったり、考え込んでいると、「わたし」が何を考えているのかは、わからなくなってしまいますよね。モヤモヤしてしまうと思いますよ。
4つ目の別居中にしてはいけないことは、
ことです。これは、別居中のパートナーの心理「1、居場所がない」に対して、私がしてはいけないことです。
これは、そのままの意味です。居場所がないと思っているパートナーに対して、居場所を作ってあげるということです。ただ、
と思いますよね。具体的には、それぞれのご夫婦の状況や関係性などによって、変わってきてしまいますが、基本の考え方は、
ことです。別居中において、大切なことは、戻る大義名分を作ってあげることなんですよね。戻るための「言い訳」をさせてあげるということです。
理由を作ってあげることです。プライドを無効化してあげることが大切なんですよね。
では最後に、別居中の心理の流れと別居中にしてはいけないことを踏まえた上で、実際に復縁・別居解消するためには、具体的にどうすればいいのかを考えてみたいと思います。
続きにつきましては、下記ブログでまとめておりますので、よろしければご参照ください。
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夫婦関係などのパートナーシップ問題が得意分野です。