ことり電話
夫婦関係カウンセリング
電話お悩み相談室
こんにちは。カウンセリング実績5,100件以上の夫婦関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。
私の元には、
そういった、夫の気持ちを伝えてくるサインとも取れるような行動に対するご相談をよくいただきます。
そんなご相談の中には、夫から、気持ちが離れた、
と突然言われた。それなのになぜか、いつものように接してくれるときがあったり、優しかったり、夜の生活は続いていたりと、夫の気持ちが離れたのか離れていないのか、どちらなのかわからず、理解に苦しむケースもあるんですよね。
夫の気持ちが離れた様子がハッキリとしているようであれば、気持ちが離れたサインなのかどうかを悩むこともないでしょうし、そもそもこのページに辿り着かないかもしれませんよね。
夫の気持ちが
からこそ、夫の気持ちが離れたサインなのかどうかが知りたくなるのではないでしょうか。
その一方で、あまりにも強く頑なに「気持ちが離れた」と言い張っている場合は、逆に、夫の気持ちが離れたサインかどうか怪しいケースも多いんですよね。
今回は、夫の気持ちが離れたサインって本当にあるの?という視点で、ご主人の心理を紐解いてみたいと思います。
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よく、夫の気持ちが離れたサインの一例として、
などが挙げられることが多いですよね。ですが、これらは本当に、夫の気持ちが離れたサインなのでしょうか。
実際のところは、今のままだと気持ちが離れてしまうかもしれないよという
であることも多いように、私は感じています。ある意味、危機感の演出であり、不満を持っていることを伝える方法の1つとも言えるんですよね。
そして、このアピールをサインと誤解することで、悪循環が始まってしまうことが多いんです。
夫は一生懸命にアピールをした。それなのに、妻にあまり伝わっていないなと感じたり、夫婦関係に何の変化も現れていないように感じると、
してしまうんです。
そうして失望を繰り返しながらも、諦められないと、さらにアピールのレベルを上げるんですよね。つまり、会話がない・対応が冷たい・ひとりで過ごす・セックスレスなどを強めたり、追加していくんです。
それでもなお、伝わらない・何も変わらないと感じ続けると、
へと向かっていき、すこしずつ気持ちが沈んでいくんですよね。
気持ちが沈んでいくと、アピールが風前の灯状態になっていきます。エネルギーがなくなり、アピールが減っていくんですよね。気持ちが離れる
からです。すると、遠くに思い浮かべるだけだったはずの【離婚】を、近くに引き寄せて、手に取って眺めるしか解決策が見い出せなくなるんですよね。つまり、この段階になってようやく、気持ちが離れたサインへとご主人の気持ちがすこしずつ変化していくんですよね。
それは、夫の気持ちが「離れた」サインというよりは、夫の
とも言えるんですよね。
という流れになることが多いと、私は感じています。
つまり、夫の気持ちが「離れた」サインが減っていくことこそが、夫の気持ちが「離れた」サインとも言えるんですよね。
ではなぜ、気持ちが離れてしまうかもしれないよというアピールが妻に伝わらないと、ご主人は感じてしまうのでしょうか。
奥様は決して、気づいていなかったり、見て見ぬふりをしているわけではないことが多いんですよね。
夫から見ると変わっていないように見えてしまうだけで、実際には、奥様はそのアピールに当然のように気づいていて、それどころか
ことが多いんですよね。夫の気持ちが離れたサインかも?とネガティブに考えすぎて、不安の連鎖に苦しんでいるんです。
すると、夫の気持ちを取り戻すための「絶対的な正解」を求めすぎてしまうんですよね。ただ、考えても考えても、
んです。自分ひとりで人の気持ちを考えていても、そこには答え・正解がないからです。人の気持ちの答えや正解は、人から与えてもらわないと得られないものだからです。
夫の気持ちの正解がわからないと、間違うことが怖くて足がすくんでしまいます。その結果、何もできなくなってしまうことが多いんですよね。
つまり、夫の気持ちが離れたサインなのかも?と不安になりすぎることが、はからずも
原因になってしまうことが多いんです。
ある意味、サインのような態度が現れているときは、気持ちが離れていない証拠とも言えるぐらいなんですよね。
そもそも、夫の気持ちが離れた「サイン」なのかどうか気にしすぎてしまうことは、夫の本心を聞くことを
ともいえるんですよね。
ただ、これは奥様の方だけのお話ではありません。夫婦がお互いに、相手の本心を「サイン」で想像しあっていることが多いんですよね。ストレートに相手に聞いて確認することができないんです。
「もしかしたら…」といった最悪の事態に対処しようとする防衛反応が、敏感に働きすぎていることが多いんです。
ご主人の方も奥様に対して
今のままだと気持ちが離れてしまうかもしれないよというアピールをしてしまうんですよね。
探り合ってしまうご夫婦とも言えるのかもしれませんね。
最後に、人の心の表情についてです。
人の気持ちは、ひと言では表せないものですよね。少なくとも、1言ではなく10言ぐらいは必要な代物です。
人の気持ちは可能性であり、割合なんですよね。いつも、
いるものです。赤ちゃんがいきなり泣いたかと思うと、いきなり笑い始めたりするように、コロコロと変わるものなんですよね。
大人は、社会で生きていくために大人の仮面をかぶっていますが、本来の人間の心にはそういう側面があるのではないでしょうか。
もし夫婦で素直な話し合いができたとしたら、さまざまに葛藤している
が次々と出てくるはずなんですよね。
ただ、それが「アピール」になると違ってくるんです。自分の不満をわかってほしいと間接的にアピールする場合は、1言・1つの態度だけを突き通そうとするんですよね。
20%ぐらいの不満を、さも100%かのようなカタチにしてアピールしようとするんです。それは、間接的に表現するので、
です。ストレートな表現ではない分、強さで補おうとするんです。遠くから叫んでいる感情であるからこそ、強い表現になるんですよね。
必要以上に、頑なだったり、激しかったり、拒絶的になってしまうんですよね。
そして、言葉で表現をしようとすると、いろんな気持ちが出てきてしまって、あやふやな表現になってしまうので、言葉ではなく、
をしようとします。それが、会話がない・対応が冷たい・ひとりで過ごす・セックスレスなどといった行動での表現・アピールになるんですよね。
アピールとは、
ということです。つまり、夫の気持ちが離れたサインではなく、「つながりたい」というサインなんです。そういう目でご主人を見てあげることが大切だと思いますよ。
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夫婦関係などのパートナーシップ問題が得意分野です。