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離婚したくない!離婚回避のためには説得より受け入れることが大事|ことり電話【夫婦カウンセリング】
離婚したくない!離婚回避のためには説得より受け入れることが大事

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離婚したくない離婚回避は説得より受け入れること

離婚したくない!離婚回避のためには説得より受け入れることが大事

こんにちは。カウンセリング実績5,100件以上の夫婦関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。

「離婚したい!」

突然、伝家の宝刀である「離婚」を振りかざして、迫ってきたパートナー。躊躇なく、振りかざしてきているように見えるその姿に、わたしの心が動揺して、胸の鼓動が高まっていく。

ドクン!「離婚はイヤだな…」
ドクン!ドクン!「離婚したくない…」
ドクン!ドクン!ドクン!「離婚したくない!!!」

こだまのように鳴り響く、心の中のわたしの気持ち。なんとかして!どうにかして!離婚を回避しなければ!そう焦ってしまうこともありますよね。

話し合いをして説得ができれば、振り上げたこぶしを降ろしてくれるかも。そう期待して、

「話し合いをさせて!」

と必死にパートナーを説得するけれど…。その想いは虚しく、空中分解。パートナーには断固拒否されつづけている。夫婦喧嘩の延長線上では、そんな出来事がしばしば発生するものですよね。

パートナーに離婚したいと伝えられたときの説得方法のご相談を、私たちは数多く受けてきました。様々なケースのご相談にアドバイスをさせていただく中で、離婚を回避したい・離婚したくないときには、

話し合いや説得はむしろ「逆効果」

になることが多いという印象です。それよりも、まずは受け入れることをした方が、最終的には離婚を回避しやすい場合が多いと感じるようになりました。

では、離婚したくないのに、どのように受けいれることをしていけばいいのか、具体的にご説明していきたいと思います。

今回は、離婚したくない!離婚を回避するためには、説得するより受け入れることが大事な理由を、心理カウンセラー・岩田昌樹がお届けしたいと思います。

\動画でもご覧いただけます/

離婚したくない!離婚を回避するための話し合い・説得の方法は?
心理カウンセラー・岩田昌樹
   

目次|離婚したくない!離婚回避のためには説得より受け入れることが大事

「離婚したくない!」と説得するときに押さえておきたいこと

「離婚したくない!」と説得するときに押さえておきたいこと

パートナーの「離婚したい!」という言葉の重みや意味するところは、状況によって微妙に変わってきますよね。

    【離婚をしたいと言われる状況例】

  • 夫婦喧嘩がヒートアップしている最中に言われたのか。
  • 話があるんだと言われて、冷静に伝えられたのか。
  • 家庭内別居が長く続いたときに言われたのか。
  • 罪悪感から発せられた言葉なのか。
  • なにか吹っ切れた様子で伝えられたのか。
  • 不倫が発覚した直後に言われたのか。
  • 別居中にLINEで言われたのか。

これまでの経緯や二人の関係性・取り巻く状況によって、「離婚したい!」の裏側に隠された本当の意味は違ってくるものですよね。

でははたして、言葉の重みや意味の違いに合わせて、「離婚したくない!」「離婚を回避するための話し合いの進め方」や「説得の仕方」「受け入れ方」を変えていく必要があるのでしょうか。

もちろん、状況によって対応方法を変えていく必要もありますよね。ですが、どんな状況であったとしても、押さえておきたいポイントがあるんです。そのポイントを3つにまとめてみましたので、よろしければご覧いただければと思います。

    【離婚回避の話し合いのときに大切な3つのポイント】

  • 離婚ではなく、離婚の話題を回避すること
  • 「離婚したくない」と説得せずに受け入れること
  • 離婚回避の話し合いは、過去を受け入れた「将来」のことを

1、離婚ではなく、離婚の話題を回避すること

離婚ではなく、離婚の話題を回避すること

離婚したくない・離婚を回避したいときに大切なことは、パートナーが

「振り上げたこぶし」を見ない

ことです。「振り上げたこぶし」とは、もちろん離婚のことです。

「振り上げたこぶし」に注目されればされるほど、見られれば見られるほど、パートナーはこぶしを降ろしづらくなってしまうものです。離婚しないとは言いづらくなってしまうんですよね。

全てのケースに当てはまるわけではありませんが、「離婚」という最強のカードをパートナーに突きつけるときは、

一気に、形勢逆転を狙っている

場合も多いんですよね。自分が優位に立ちたいときなんです。つまり、振り上げたこぶしを降ろすところをずっと見られていると、「負けてしまった」感覚が蘇ってきたり強まってしまい、自分が「みじめ」な存在に感じてしまいやすいんです。

ですので、こぶしを降ろしてもらうためには、「いつのまにか、気づかれないうちに、降ろすことができていた」という状況を作ってあげると、降ろしてくれやすくなります。

「こぶしを振り上げていたことなんてあったかな?」

と思わせてあげることが大事なんです。降ろすというよりは、「なかったことにする」というイメージかもしれませんね。

離婚回避の話し合いが、離婚街道まっしぐらに?

「振り上げたこぶし」に注目されて、降ろしずらくなってしまったとき、振り上げた本人にはどんな感情がわき上がってきているのでしょうか?それは、「こぶしを降ろせないのは、相手のせいだ!」と、必死に思い込もうとしてしまいやすいんですよね。無意識に、

自分には責任がない、問題はない

と思おうとしてしまうんです。

離婚という関係断絶のカードを切った後に、罪悪感を抱かない人はいないと私は思っています。どれだけ離婚への決意が固かったり、あきらめの境地に達していたとしても、一度結婚を決意した相手なんです。どこかに「申し訳ない」「本当にこれでいいのだろうか」という気持ちがあるものです。

必死の思いで「離婚をしたい」と伝えた後、冷静になる。そんなときに、ふと、罪悪感の勢力が増してくるときがあるんです。すると、

罪悪感を抑え込む・打ち消す材料

がほしくなってきてしまうんですよね。その材料が「相手の責任にする」になることがよくあるんですよね。「自分は間違っていない」と、自分に言い聞かせようとしてしまうんですよね。

話し合い・説得が、離婚街道を作り上げてしまう?

「相手の責任にする」と、どうなるでしょうか。より一層、

振り上げたこぶしを「高くあげる」

ことになりますし、さらに、握りこぶしにグッ!グッ!グッ!っと力が入ってきますよね。

こぶしを降ろさざるを得ないような、特別な事情が発生しない限り、降ろすことができなくなってくるんです。

それだけではありません。ずっと、こぶしを振り上げ続けていると、

筋肉痛になって、腕がシビレて

きますし、もちろん疲れが溜まります。だから、早く降ろしたくなる。でも、降ろせない。相反する気持ちの葛藤が激しくなればなるほど、イライラしてきてしまうんです。その結果、

「もういい加減終わりにしてほしい!」
「早く離婚してほしい!」

と、さらに強く離婚を迫ってくるようになるんです。こぶしを振り上げ続けている疲れから、一日でも早く逃れるためには、離婚要求を強くしていくしか、道がなくなってきてしまうんです。

つまり、離婚の話題を持ち出せば持ち出すほど、パートナーの選択肢が「離婚一択」になりやすいということなんです。知らず知らずのうちに、離婚街道をまっしぐらに押し進めていく結果になってしまうんです。

2、「離婚したくない」と説得せずに受け入れること

「離婚したくない」と説得しないこと

「離婚」という恐怖のキーワードが現れると、離婚を回避したい一心で、「離婚しない」という結論を得るために、必死になってしまうことがありますよね。

ただ、「離婚したくない」と頭ごなしに伝えてしまうと、パートナーからすると、

自分の意思を否定された

と感じてしまうことが多いんです。しかもそこに「説得」の色合いが強くなってくると、一気に雲行きが怪しくなってきてしまいます。

先ほどの「振り上げたこぶし」の例でたとえると、振り上げたこぶしを、相手が力づくで降ろそうとしてくるイメージです。思わず、体が抵抗の意思を示してしまうのは、人であれば誰でも同じではないでしょうか。

相手の手を振りほどこうと必死になり、

戦闘モードのギアが、もう一段上がって

しまいますよね。すると「どうしても離婚したい!」と、さらに頑固に主張し始めてしまうんです。

もちろん伝え方にもよりますが、「離婚したくない」という言葉は、とても繊細で薄いガラス細工のような代物です。絶妙なタイミングと、ソフトなトーンと、気を使った伝え方が、どうしても必要です。

すこしでも力加減を間違ってしまうと割れてしまうぐらい、リスクの高い手法とも言えます。今、ここで対応を誤ってしまうと、泥沼にはまってしまいます。「離婚したくない!」とパートナーを説得することは、素人がいきなり、チョモランマ登頂に挑むようなものかもしれませんよ。

ですので、離婚を回避するためには説得ではなく、まずは

「受け入れる」フリ

をすることです。今は、騒ぎを大きくしすぎないことが大切だと私は思いますよ。

もしどうしても離婚を回避するために、パートナーを説得して話し合いをしたいときには、夫婦関係に強いカウンセラーなど、第三者の専門家の視点から、冷静に伝え方のアドバイスをもらうことをオススメします。

3、離婚回避の話し合いは、過去を受け入れた「将来」のことを

離婚回避の話し合いは、過去を受け入れた「将来」のことを

では、離婚を回避するためには、どうすればいいのでしょうか。大切なのは、離婚問題を話し合うのではなく、

「ふたりの将来」について話し合う

ということです。話し合いのときに、過去ばかり見すぎるのではなく、できるかぎり過去をベースにした「将来」について話すことを心掛けましょう。

過去を受け入れながら、将来を見るというイメージでしょうか。

過去のことばかり見ていると、人はどうしても「他責」「自責」に向かいがちなんです。「変わらない出来事」と「変えたくない自己解釈」に、固執してしまいやすいからです。

そして、「他責」「自責」はどちらにも、

夫婦ふたりの関係性を「分離」

させていく強力なパワーにあふれています。これでは、離婚へのチケットを大量発行して、駅前で配り歩いているようなものですよね。

過去を受け入れた「将来」とは

ただ、将来だけを見ていればいいというわけではありません。注意すべきなのは、

「ファンタジー」にならないようにする

ことです。ファンタジーにしないためには、過去を受け入れた「将来」にする必要があります。ファンタジーをどれだけ感情を込めて語ったとしても、「自分の気持ちを何もわかってくれていないな…」と、パートナーを落胆させてしまうでしょう。

では、ファンタジーに陥らず「過去を受け入れた将来」とはどういうことなのでしょうか。下記3つのポイントを意識することだと、私は考えています。

    【過去を受け入れた将来を見るための3ポイント】

  • 「実現性の高さ」
  • 「離婚問題を糧にする」
  • 「要望ではなく自主性」

1、「実現性の高さ」

過去の反省をもとに、「今後、こうしていきたい」という具体的な行動案をつくることです。

「本当にそんなことできるの?」と感じてしまうことだったり、「今までのことを反省していないよね?」というような内容だったりすると、将来のことを語ったとしても、パートナーに引かれてしまうだけですよね。

そして、「反省しているから、今後は直していきたい」という言葉だけだと、パートナーはなかなか信じられないものです。

言葉に「具体的な行動」をプラス

することで、信頼度と実現性が一気にグンッ!と上がると思いますよ。

2、「離婚問題を糧にする」

今回の離婚問題が発生して、初めてと言っていいぐらい、深く

自分と向き合うことができた。

そして、お互いの関係性の将来像を描くことができた。そう心から思えることが大切ですよね。

「離婚問題を早く回避したいから」という動機だと、「ハリボテの家に住もうよ!」と必死に提案しているようなものではないでしょうか。

数年後に「今」を振り返って、離婚問題があったらこそ幸せになれたと思えるようにしていくことが、離婚を回避するための一番の方法だと思いますよ。

3、「要望ではなく自主性」

○○してほしい」という要望が出てしまうと、話し合いがいつのまにかケンカの様相を帯びてくるのは、簡単に想像できてしまいますよね。

「○○します」と、自分が

主役となって、将来を作り上げていく

ことが大事です。「自己責任」と「自己信頼」と「自分への自由」がなければ、幸せな夫婦を作り上げるどころか、本当の意味でイメージすらできないのではないでしょうか。

「今わたしができることは、何だろう。」

そう問いかけ続けることが、離婚を回避して、幸せな家庭を築いていくためには大切だと思いますよ。

心理カウンセラー・岩田昌樹
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