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夫婦の離婚危機を乗り越えるたった1つの方法|ことり電話【夫婦カウンセリング】
夫婦の離婚危機を乗り越えるたった1つの方法

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夫婦の離婚危機を乗り越える方法

夫婦の離婚危機を乗り越えるたった1つの方法

こんにちは。カウンセリング実績5,100件以上の夫婦関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。

どんなに仲のいい夫婦だったとしても、長年連れ添っていれば、「離婚の危機」は必ずと言っていいほどありますよね。

夫婦が他人である以上、どうしても衝突は避けられないものです。衝突が全くないと、我慢が積み重なってしまい、

小さなキッカケで突然、大爆発

ということになりかねないですよね。結果的に、それが夫婦の離婚危機につながることも多いんです。では、夫婦の離婚危機を乗り越えるためには、

「価値観の違い」
「男女の考え方の違い」
「性格の違い」

などを解消していく必要があるのでしょうか?あるいは、お互いの価値観をすり合わせていく必要があるのでしょうか?

私はその必要はないと思っています。

ただ、夫婦の離婚危機が、毎年のように訪れるのか、それとも、長い夫婦生活の中で1回や2回程度なのか、その違いで乗り越え方には大きな違いがあります。

今回は、夫婦の離婚危機が続いている方に向けて、その危機の乗り越え方を心理カウンセラー・岩田昌樹がご提案させていただきます。

テーマは、

「パズルのピース」

です。

\動画でもご覧いただけます/

夫婦の離婚危機を乗り越えるたった1つの方法 ~価値観の違いのとらえ方~
心理カウンセラー・岩田昌樹
   

目次|夫婦の離婚危機を乗り越えるたった1つの方法

夫婦の離婚危機の多くは価値観の違い

夫婦の離婚危機の多くは価値観の違い

夫婦の離婚危機が続いていて、その危機を乗り越えていく方法を考えていく前に、そもそも人と人は、どのようにして惹かれ合うのかを知っておく必要があると、私は思っています。

仕事の人間関係は、合う合わない・好き嫌いは脇に置いて、どうにかして付き合っていかなければいけない関係性ですよね。自分で選ぶことができない関係性とも言えます。

一方で、恋愛や夫婦関係などのように、自分で選ぶことができる人間関係の場合は、お互いが

どのようにして惹かれ合う

のでしょうか。世の中には様々なカタチがありますので一概には言えませんが、これまで数千件のご相談をお聞きしている中で、夫婦の離婚危機が続いている方には、ある一定のパターンがあるように私は感じています。それは、

「パズルのピース」

のように、惹かれ合っているということです。

人はひとりひとり、個性がありますよね。統一性があって平均値で成り立っているわけではなく、パズルのピースのように、凹凸(デコボコ)しているものです。凹凸のない丸い円形の人はいないですよね。

さらに、人には様々な側面があります。ひと言では語れない、良い意味で多重人格的な部分を持ち合わせています。

「良い人」「悪い人」「怠け者」「頑張り屋」「積極的」「受け身」…

など、1人の人間の中にほとんどの要素を持っているとも言えます。「ゼロや百の側面はない」と言ってしまっても過言ではありません。ただ、1つ1つに強弱があるだけです。

それを「場面」や「人」「その時の気分」などに合わせて使い分けているんですよね。つまり

「全方向に」凸凹面がある

んです。

そして人と人が惹かれ合うとは、パズルのピースのように、ある一部分の凹面が、他の人の一部分の凸面に、ガッチリとはまることだと私は考えています。

「凹のくぼみ」と「凸の出っ張り」がはまる

んです。ですので、磁石のように、平面と平面がくっつき合う関係ではないんですよね。

大事なポイントは、全てがピッタリと、あるいは多くの側面が「はまる」わけではないんですよね。あくまで小さな一部分のくぼみと出っ張りだけが、はまっているだけなんです。

価値観の違いが夫婦の誕生と離婚危機をつくる

価値観の違いが夫婦の誕生と離婚危機をつくる

客観的に見ると、「価値観が合う」2人は、とてもお似合いの2人だと感じますよね。ですが実際には、

「真逆」の価値観を持っている

からこそ、惹かれ合っていることが多いと、私は感じています。価値観が近いから惹かれ合っているのではなく、

「受けとめてくれる人・埋めてくれる人」

を求めている。そんな印象なんです。一例をあげてみると、

  • 「与え上手な人」と「受け取り上手な人」が、惹かれ合う傾向があります。
  • 「引っ張ってくれる人」と「頼りたい人」が、惹かれ合う傾向があります。
  • 「話し上手な人」と「聞き上手な人」が、惹かれ合う傾向があります。
  • 「近寄る人」と「距離を置く人」が、惹かれ合う傾向があります。
  • 「行動力のある人」と「慎重な人」が、惹かれ合う傾向があります。

意識的ではなく、「無意識に選んでいる」ことが多いんです。あまり自分では気づいていないんですよね。なんとなく「なぜか…、いつのまにか…、惹かれている」としか表現できないことが多いんです。

そして「真逆の価値観を求める」とは、あくまで無意識に、とても大事に思っている譲ることができない

たった1つか2つ程度

の価値観であることが多いんです。

もちろん「金銭感覚」「休日の過ごし方」「人との付き合い方」など、似ている部分もたくさんあると思います。ただそれは、2人が惹かれ合った大事な要素ではなく、たまたま合っていただけである場合が多いのではないかと、私は思っています。

あくまで付加価値的な3番手・4番手の価値観なんですよね。別の言い方をすると、思考的に考えた誰かに説明するための「価値観が合う所」であることが多いんです。人と人との相性は、もっと

「感覚」「感情」が影響している

と、私は考えているからです。

惹かれ合う価値観の深さが夫婦の離婚危機を生む

惹かれ合う価値観の深さが夫婦の離婚危機を生む

ただポイントは、真逆の価値観の種類だけではないんです。その

「深さ=強度」

が大事なんですよね。凹のへこみの深さと、凸の出っ張り具合が、同じ深さかどうかが大事なんです。「求めている強さ」が近いかどうかが重要なんですよね。

たとえば、「10」の与え上手を持っている人は、「5」しか受け取り上手を持っていない人では満足できないんです。同じ「10」の受け取り上手を持っている人と、惹かれ合うんです。

「なんであんな人がいいの?」と周りから言われる人もいますよね。本人も「なぜ惹かれるのか」わからないことも多いんです。深さ=強度は、表面的にはわかりづらいからです。なんとなくの感覚なんですよね。

一方で、その深さが

深ければ深いほど、
夫婦の離婚危機が数多く発生する

ことが多いんです。「深さ=強さがある」とは、凹凸がハッキリしていることなので、個性が強いからです。偏りがあるとも言えますよね。

合う合わないが、ハッキリしているんですよね。白黒思考で「良い」「悪い」で考えやすい傾向とも言えます。ですので、人間関係において衝突してしまうことも多々あるんです。

さらに、凹凸が深いと、ガッチリと強固にはまるので、

「結びつき」がとても強く

なります。離れられなくなるんですよね。執着してしまうこともあります。パートナーがいなくなってしまうと、人生が終わってしまったかのようなショックを受けやすくなるんです。

仕事をしていても、何も手がつかなかくなったり、眠れなくなってしまったり…。自分の身体の一部がはぎとられてしまったぐらいの

喪失感に襲われる

ことが多いんです。

価値観・個性が人とのつながりを生む

個性が人とのつながりを生む

ここで話が脱線してしまいますが、これまでの例とは逆の

「凹凸の度合が少ない

ほぼ丸い円形に近い人」

とはどんな人でしょうか。

その前に大前提として、相手との心理的な距離の近さ・遠さによって、凹凸の度合は変化していくものです。一定の距離感がある「仕事の人間関係」と、近い距離感の「恋愛・夫婦関係」では、価値観が変わるんです。

より正確に言うと、遠い距離の人に対しては、本当の自分を出せない(円形に近くなる)ということです。当然といえば、当然ですよね。そして、その

変化が大きければ大きい人ほど、
凹凸が深くなりやすい

という側面もあります。

人は本来、凹凸があるものです。個性がない人はいないですよね。ですので、ほぼ丸い円形に近い人は、個性をなくすことでしか生きる術がなかった人なんです。

周りの目が気になりすぎてしまうと、個性があると目立ってしまうので、個性をなくす努力をしてしまいますよね。みんなに受けいれてもらうためにはどうすればいいかを、いつも考えていると、

「ふつうの人」になろう

としてしまうので、どんどんと凹凸がなくなっていきます。

丸い円形に近くなってしまうと、引っかかりがなくなって、パズルのピースのようにはまることができません。すると、

誰ともつながりを持つことができなくなる

んですよね。誰かとつながろうと頑張れば頑張るほど、ツルンっとすべって、跳ね返ってしまうんです。はまらないんですよね。そうして、孤立してしまうんです。

すると、「誰かとつながりたい」という未消化の想いが積み重なっていくので、心理的に近い距離の人(夫婦や恋愛関係)に対しては、逆に凹凸が深くなっていくんです。

なぜ価値観の違いが夫婦の離婚危機になるのか?

なぜ価値観の違いが夫婦の離婚危機になるのか?

真逆の価値観。つまり、

自分が持っていない価値観

に惹かれることで、強いつながりが2人の間に生まれていきます。自分に自信が持てない人に、その傾向が強く出やすいんです。価値観の違いが

  • 「満たしてくれる」
  • 「憧れる」
  • 「受けとめてくれる」

関係性を作ってくれるからです。

それなのになぜ、価値観の違いが夫婦の離婚危機になるのでしょうか。そもそも、まったく違うからこそ、惹かれ合っていたはずですよね。

よく恋愛・夫婦関係において、

「好きになる理由と、
嫌いになる理由は同じ」

と言いますよね。

  • 男らしく引っ張ってくれるところが「好き」だった。それが次第に、私の気持ちを聞いてくれない強引さが「嫌い」になってくるわけです。
  • 優しいところが「好き」だった。それが次第に、ハッキリしないところや優柔不断さが「嫌い」になってくるわけです。
  • 上昇思考がある所が「好き」だった。それが次第に、いつも上から目線のプライドの高さが「嫌い」になってくるわけです。

つまり、「すごく」優しい所が「すごく」好きだった場合、「すごく」優柔不断な所が「すごく」嫌いになるわけです。

自分が持っていない価値観に「強く」惹かれる一方で、

私が当たり前に持っている価値観を
相手が持っていないことに

「強く」違和感を抱くようになるんです。それが、凹凸が深い夫婦関係・恋愛関係によくあるパターンなんです。

嫌いのモードになったときには、価値観の違いがより顕著に現れやすいんですよね。深ければ深いほど、価値観の違いが元々大きいということですからね。

2人の関係が調子が良いときは、とても楽しくて、落ち着いて、幸せな関係性なんですよ。ですが、すこしでもどちらかの調子が崩れてしまうと、大きな衝突に発展してしまうんです。

寂しさが価値観の違いや離婚危機を生み出す

寂しさが価値観の違いや離婚危機を生み出す

そもそも、なぜ凹凸が深くなったかというと、そこに

「我慢」があったから

なんですよね。何か自分を抑え込まなければいけない経験があったわけです。その根本的な原因は、幼少期の親子関係であることが多いんです。

そんな深い凹凸に至った我慢の裏側には、強烈な孤独感・寂しさがあるものです。つながりを得られなかった環境の中で、どうにかして

つながろうと頑張ることが、我慢の原因

だからです。その我慢が、「常に一緒にいたい・つながっていたい」という強い欲求を生みやすいんです。

実は、真逆の価値観の奥底にある「感情」は同じなんですよね。

「強烈な孤独感・寂しさ」

があるんです。心の奥底には同じ感情が流れているからこそ、惹かれ合っているとも言えます。その「強烈な孤独感・寂しさ」の表現方法が「真逆」であるだけなんですよね。

つながりを求める密着感が、欲求を生んでしまう

そうした「つながり」が深くなればなるほど、密着感が生まれます。すると、一方が調子を崩すと、相手も大きく調子を崩してしまうようになるんです。お互いに与える影響が甚大になってくるんです。

密着した関係性は、例えると、

夫婦2人が社交ダンス

をしているようなイメージです。体を寄せ合いながらダンスをしているわけですから、一方がつまずいてしまうと、もう一方もバランスを崩してしまうのは、目に見えていますよね。つまり、

お互いに振り回される関係性

になりやすいんです。

「与え上手な人」と「受け取り上手な人」が夫婦で、「与え上手な人」が仕事でイヤなことがあったとしますよね。いくら「与え上手な人」でも、調子を崩したときには、与える余裕がなくなりますし、反対に相手に与えてもらいたくなるものです。

私のことを気遣ってほしいと思う

ものですよね。そんなときに「与え上手な人」は、「相手も簡単に与えてくれるはず」と思ってしまいやすいんです。自分が、簡単に当たり前のように与えることができるからです。つまり、要求水準が高くなるんです。

でも、「受け取り上手」なもう一方のパートナーは、与えるのが苦手なわけです。高すぎる要望にはなかなか応えられず、夫婦に亀裂が走ってしまうことが多いんですよね。

必ずある夫婦の離婚危機の乗り越え方

必ずある夫婦の離婚危機の乗り越え方

長年夫婦関係でいると、時々、衝突してしまうことがありますよね。それは仕方がないことです。そして、夫婦喧嘩が多すぎて、「この人とは合わないのかも…」と不安になることもあると思います。

ですので、落ち着いて冷静になったときだけでいいんです。

価値観が真逆だからこそ、
私たち夫婦は惹かれ合っているんだな

と思い出してみましょう。最初は違和感がありますよね。なかなか受け入れられないかもしれません。ですが、そこは踏ん張って「ぶつかってしまうのは、しょうがないか!」と少しだけでもいいので、思ってみてほしいんです。

その繰り返しが、大切なんです。

「3歩進んで2歩下がる」の繰り返し

なんです。進んだり戻ったりしながら、後々振り返ってみると「1歩進んでいたのかも…」と思える。そんなスピード感でしか、前には進めないものです。

大喧嘩して、「まっしょうがないか…」
また大喧嘩して、「まっ!しょうがないか!」
またまた喧嘩して、「まっ!しょうがないか!!!」

それを繰り返していると、いつのまにか、夫婦喧嘩をする間隔が少しずつ伸びていくんです。

「価値観が真逆だからこそ、私たち夫婦は幸せなんだ!」

そう日頃から思えるようになれるまでは、仕方がないんです。

ただ、相手が変わらなければ、この離婚危機は乗り越えられないと思うかもしれませんね。あるいは、じっくりと時間をかけている場合じゃないと思うかもしれません。でも、でも、急がば回れなんですよね。

相手の影響を受けやすい2人だからこそ、衝突が起こりやすいんです。それは、私が今のこの状況を受け入れると、相手もその影響を受けて、受け入れられるようになるということでもあるんです。

お互いに「満たされていない」からこそ、夫婦の離婚の危機が訪れるわけですよね。

でも、誰かが満たしてくれないから、満たされないわけではないんですよ。人と人とのコミュニケーションの中で、価値観の違いを

受け入れられないから、満たされない

んです。現実を理解して、受け入れることがポイントなんです。

自分の考え方を変えたり、努力することや、あるいは誰かに助けてもらって、満たそうとしがちですよね。でもそれで満たされることは実は少ないのかなと私は思っています。

現実を理解して、受け入れることで、

いつのまにか満たされている。

それが、この世の真実なのではないでしょうか。

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