ことり電話
夫婦関係カウンセリング
電話お悩み相談室
こんにちは。カウンセリング実績5,100件以上の夫婦関係修復カウンセラー・岩田昌樹です。
このままギクシャクした夫婦関係が続くと、
うまくいかない夫婦関係にひとりで悩んでいたとき、突然そんな不安が、稲妻のように脳裏を駆け巡った。もしかして私たち夫婦は、離婚の一歩手前。離婚寸前夫婦なのかもしれない…。
遠くの方で、うっすらボンヤリと浮かんでいた感じの「離婚」が、怒涛のように押し寄せてくる。心臓の鼓動が、戦闘ラッパのように激しく鳴り響き、
猛烈な勢いの焦りが、私の身体全体にある導火線に火をつけ回っている。慌てふためきながら、スマホを手に取り、
と検索する。そんな状況で、離婚を回避するためのご相談・カウンセリングを希望される方が多いんです。
今回は、離婚寸前の夫婦の特徴と対策というテーマで、お話ししていきたいと思います。様々なケースがございますのですべてはお伝えができませんが、こちらのブログでは、離婚寸前の夫婦のご相談で多い下記の4点に絞ってご紹介させていただきます。
ケースごとに、離婚寸前の夫婦の特徴と対策を、詳しく見ていきましょう。
離婚寸前の夫婦に多い特徴の1つ目は、「会話がなくなる夫婦」です。たとえば、こんなケースです。
以前からよくあった。大きい小さい関係なく夫婦喧嘩をすると、1週間…、3週間…、長いときは1ヶ月以上、
話しかけても相手が応えてくれないので、私も声を掛けづらくなる。すると、業務連絡以外の日常会話がなくなってしまう。そんな夫婦関係が続いていた。
関係修復は、いつのまにか。話し合って、お互いに納得をして仲直りするわけではないから、今も
わからないから未然に防ぐこともできず、「会話がなくなる夫婦」は繰り返されている。だけど、今から振り返ると、回数を追うごとに、会話がない期間が延びているような気がする。
そして今回の喧嘩は、「会話がない」だけではなくなった。帰る時間が遅くなったり、怪しい行動が増えたり、いつもとは違うような気がする。あれ?夫婦喧嘩じゃなくて、
そんな不安が脳裏をかすめた瞬間に、今まではやり過ごせていた「会話がない雰囲気」が、ズドンッ!と重くのしかかるようになってきた。
だけど、会話がなくても、今までどうすることもできなかったからだろうか?怖くて、身体が動かない…。
考え込んでいるうちに、夫婦関係がさらに悪化していき、離婚寸前の状態にまで至ってしまう。そんなケースが多いんですよね。
こんな状況のご夫婦において、大切なポイントは、
ということなんです。なぜ言葉が出てこないのか。何に不満を持っているのか。なぜ避けてしまうのか。よくわからないことが多いんです。より正確に表現すると、言葉にならない
に襲われているんですよね。本人は無意識であることが多いですが、「誰かに言語化してほしい!」と思っているんです。
つまり、この離婚寸前の状況で、離婚を回避していくためには、夫婦のモヤモヤ感を言語化してあげることが大切なんです。
離婚寸前の夫婦に多い特徴の2つ目は、「頑なに離婚したいと言われる」です。
ただこの「頑なさ」は、
場合も多いんです。たとえば、こんなケースです。
前からすこし様子がおかしいなと思っていたけれど、ある日突然、パートナーが離婚をしたいと言ってきた。激しく動揺しながらも、努めて冷静に、離婚したい理由を聞いてみる。だけど、聞けば聞くほど、どこか
理由があるようで、なぜか、離婚したい本当の理由には聞こえない。「そんなことで?」「話し合えば解決できそう…」「昔のことばかり…」と感じてしまう内容だからです。
しっくりこないので細かく聞いていくと、先ほどまでの饒舌さが消えて、いきなり
それだけを言い続けるようになってしまった。愛情がないと言われると、これ以上話し合いができなくなってしまう。私も「そうなんだ…」としか言えなくなるんですよね。
それでも、離婚したくない私としては、そのままにしているわけにはいかないので、話し合いをしようとするわけです。ですが、話し合いをすればするほど、意地を張るかのように頑なになっていくんですよね。
下した結論を、ただ押し付けてくるだけのパートナー。もう離婚するしかないのかな…。そんな離婚寸前かもしれないというご相談も多いんですよね。
ここには、様々な心理が眠っていますが、その中の1つに、「変わるのが苦手な性格」があります。「優しい私」など、ある1つの側面だけを見せ続けてしまう人なんです。つまり、「優しくない私」を人に見せられない人なんですよね。
1つの側面だけを見せるということは、元々が、
なんですよね。一度「こう!」と決めたら、変えられない性格の人なんです。ですので、感情が爆発してしまって、思わず「離婚したい!」と言ってしまうと、もう「離婚を止めます」とは言えなくなってしまう
であることが多いんです。真面目な人に対しては、真正面から向き合ってはいけないんです。より頑固になってしまうからです。流してあげる。繊細で難しい対応が求められますが、それが大事なポイントになるんですよね。
離婚寸前の夫婦に多い特徴の3つ目は、「夫婦喧嘩のたびに離婚の話になる」です。
ただ「夫婦喧嘩」や「離婚の話」が原因で、離婚寸前になるというイメージではありません。
離婚寸前になる。そんなイメージなんです。たとえば、こんなケースです。
元々、夫婦喧嘩が多かった。最初にどちらから言い出したのかわからないけれど、喧嘩のたびに、
というワードが飛び交うようになってしまった。けれど、数日後には、どちらからでもなく仲直りをして、すごく仲の良い夫婦になる。
そんな風に、「仲が良い」→「大喧嘩・離婚の話」→「仲が良い」を繰り返すご夫婦も多いんです。だからといって、その繰り返し自体は、離婚寸前にまで至る原因にはならないことも多いんです。あくまで、
だからなんですよね。それが、何かの拍子に行き過ぎてしまい、実家を巻き込んでしまったり、警察沙汰になったり、ご近所さんに知られたりすると、急に仲直りができなくなることもあるんです。
そもそも、夫婦喧嘩が多くなってしまう理由の1つに、
があります。パートナーの表情や言動が気になりすぎて、爆発してしまうんですよね。つまり、人の目が気になるんです。人の目が広がった先には、世間体がありますよね。
夫婦喧嘩が、家の中でおさまっていればいいのですが、家の外にまで影響が出た瞬間に、世間体が発動してしまい、離婚にまで発展してしまうことがあるんですよね。
このようなケースの場合は、できるかぎり、小さな世界で
にしてあげることが、ポイントになるんですよね。
離婚寸前の夫婦に多い特徴の4つ目は、「不倫や浮気をされた不信感がぬぐえない」です。
一度根付いてしまった
という思いは、なかなか消えていかないものです。どれだけ誓約書を書いてもらっても、誠意を尽くしても、慰謝料請求したとしても、それらが、パートナーが「信じれない」を
んですよね。不信感を抱いているのは、今や将来ではなく、過去だからです。過去を見ずに、今や未来だけを見ようと頑張っても、
という現実には、あらがえないんですよね。ですが、夫婦がお互いに、
んです。見たくない過去だからです。過去を見なければいけないけれど、見たくない。葛藤する感情が、2人の関係を膠着させる原因になってしまうんですね。
不倫・浮気が発覚してから、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年…。時間薬が効くどころか、不信感は大きくなっていく一方。それは、疲労感とともに、
への怒りが蓄積されていくからなんです。いつ終わるかわからない不信感に襲われ続ける日々に、絶望感を抱き、その結果、離婚寸前にまで至ってしまうことも多いんです。
そんな状況の中で、私が大切だと思うのは、夫婦がお互いに
過去を直視することです。ただ、この「明るい過去に塗り替える」が、当事者同士には難しいんですよね。被害者・加害者の関係性から、抜け出せないからです。
そんなときこそ、心理の専門家であり客観的な視点を提供できるカウンセリングを、ぜひご活用いただければと思います。
\ 財布に優しい /
1分 130円(税込143円)
ご料金・支払方法はこちら
夫婦関係などのパートナーシップ問題が得意分野です。