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こんにちは。カウンセリング実績4,600件以上の心理カウンセラー・岩田昌樹です。
夫婦関係や恋愛の悩みをお伺いしていると、パートナーに
と言われてしまいました…という話をお聞きすることがあります。
冷静によくよく客観的に聞けば、どちらとも取れる言葉といえば言葉かもしれません。ですが、言われた方からすると、
ですよね。「嫌いじゃないけど好きじゃない」と言われると、どうしても後半の「好きじゃない」という言葉だけが、心にグサグサと突き刺さってしまうからです。
「嫌いじゃないけど」の部分はいつしか消滅していき、
と頭の中でリフレインしてしまう。心に焼き付いて離れなくなってしまうものです。
ただ一方で、パートナーの「行動」だけを見ていると、「好きじゃない」という無慈悲で強烈な言葉のわりには、どっちつかずの、ともすれば、以前よりも私に近づいてくれているのかも?と思える場合もあるんですよね。もうそうなると、
ハッキリしているようで、ハッキリしていないようにも見えるパートナーの言動に、モヤモヤしてしまう。
どうすればいいのかわからなくなって、様子を見たり、あるいは、ハッキリしてほしくて、「もう別れたいの?」と何度も何度も聞いてみたりする。
「嫌いじゃないけど好きじゃない」という言葉に振り回されすぎて、疲れ果ててしまいますよね。
今回は、「嫌いじゃないけど好きじゃない」と伝えてくるパートナーの心理と、その裏側にある本当の気持ちを考えてみたいと思います。ポイントは、
です。
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もちろん、「嫌いじゃないけど好きじゃない」と伝えてくるパートナーの中には、本当に別れたいと思っている人もいると思います。これからお伝えするケースがすべてではないと思いますので、あくまで一例としてご覧いただければ嬉しいです。
「嫌いじゃないけど好きじゃない」と伝えてくるパートナーのお話をお伺いしていると、
人もかなり多くいるのではないかと私は感じています。よくあるケースでは、「嫌いじゃないけど好きじゃない」と伝えてくるパートナーの性格が、
人であることが多いんですよね。
仲が良かったのに突然、関係性が悪くなって、ビックリしてしまったというお話もお聞きします。ある日を境にして、
んですよね。
距離を置くようになった理由を聞いても、どこか釈然としない。だから、さらに追求するように聞くわけです。
そうして、ようやく絞り出すように、あるいは突きつけるように出してきた言葉が、「嫌いじゃないけど好きじゃない」だった。そんなケースが多いんです。
ですが、どれだけ聞いても、なぜ「嫌いじゃないけど好きじゃない」と伝えてくるほどまでになったのか、よくわからない。そういうことが多いんです。
そんなパートナーには、どんな心理が働いているのかを考えてみましょう。まずは、先ほど挙げたよくある性格をさらに掘り下げてみたいと思います。
往々にして、
なんです。ですが、どこか影があるように感じる人と言えるのかもしれません。では、なぜそう感じるのでしょうか。
哺乳類である人間は、生物的に「人とのつながり」を本能的に強く求める生き物です。ひとりでは生きていけない。つまり、
とする生き物なんですよね。ですが、幼少期に「ひとりで生きている」「孤独」のような感覚があると、どうにかして「自分の身を守ろう」と必死になります。死活問題だからです。
すると本能的に、「誰かに認めてもらおう」とします。そのために多くの人は、集団の中に入るための
と頑張るんです。そして、「入団許可証」を得るために、
んですよね。つまり、
ことばかり考えます。そんな「入団許可証」を得るための具体的な方法を、寝ても覚めても、ずっと365日考え続けてしまうんです。
ただ、「考えてしまう」ことが問題なのではありません。これは人として、
だからです。少なからず、全人類が持っている感覚なんです。
その度合が「強すぎる」ことが問題なんです。考える時間が、年に10日なのか、100日なのか、365日なのかの違いなんですよね。
その自分の身の守り方の違いをイメージで表すと、
に近いと思っています。
の違いです。高い城壁を築くのか、穴を掘るのかの違いです。
です。お城の外との間に境界線を引いて、守りを固めているのは同じですが、
の違いなんです。「入団許可証」を得たいと強く思っている人の城壁は、進撃の巨人のように、とてつもなく高い壁であることが多いんですよね。
「悪いと思っている自分」をお城の中に隠して、外から見えないようにするためです。外にいるみんなに「いい人」に見えるように、必死になって、高い城壁を築こうとするんですよね。
その結果、
になりやすいんです。
では、「高い城壁」を築いてしまう人は、なぜ「嫌いじゃないけど好きじゃない」と言ってしまうのでしょうか。
それは、自分の本当の気持ちを溜めやすいということと、溜まり過ぎてしまったとき、
からです。
誰にでも、不満の1つや2つぐらいありますよね。ですが、不満は衝突を生みやすいわけです。その衝突が、相手の心証を悪くしてしまうことを極端に怖れているんです。
つまり、「悪い・ダメな自分を見せる」ことをものすごく怖れすぎてしまうんです。ダメな自分は、誰でも見せたくないものですが、
んです。ですので、つい我慢して溜め過ぎてしまうんです。
溜め過ぎない人であれば、「納得いってないんだな」「嫌なんだな」「違う意見があるんだな」というのが、外・他人から見てもわかりますよね。
「お堀」で自分を守っている人は、城内で火事が発生していると、外からでもなんとなくわかるわけです。ですので、みんなから助けてもらいやすいですし、「大丈夫?」と優しい言葉もかけてもらいやすいんです。
ですが、進撃の巨人のように、とてつもなく高い壁に囲われていると、中で
ですよね。わからないから、誰も助けることができないですし、優しい言葉も掛けられないわけです。すると、
という、2つの相反する強い気持ちが出てくるんです。
「助けてもらいたくない」理由は、城内(自分)を見られたくない・入ってきてほしくないからです。すると、
してしまうんです。そして、城内・自分の中の火が燃え広がっているので、より一層混乱する。
焦りながら仕方なく、SOS信号を発するんです。ただ、そのSOS信号の中身は、
という緊急度マックスなので、強烈だけれど、相反する気持ちがあるので、中途半端でハッキリしない信号になるんです。
そんな心理が、
という「強烈だけど、どっちつかず」な言葉を生み出すんですよね。
風にしたい。「危機的状況であることは知ってほしい」けれど「知られたくない」んですよね。
矛盾した2つの気持ちに、両側から引っ張られて、がんじがらめになっていて、とにかく辛いんです。でも、自分ではどうすることもできない。だから
と思ってしまうんです。「嫌いにもなれる」し「好きにもなれる」。あなたの行動次第ですよ!
と相手に判断をゆだねているんです。「嫌いじゃないけど好きじゃない」の真の意味は、伝える相手に、これからのこと・自分自身の気持ちを
とも言えるんですよね。不満があることは事実でしょう。ですが、人間関係の中で生きていれば、不満は誰にでもあるものです。
ですが、「いい人」を一生懸命に頑張ってきた人は、最後は、相手に丸投げしてしまいやすいんです。頑張るのは、入団許可証を得るため。それなのに、入団許可証をもらえていない気がすると、爆発してしまうわけです。
と。ただ、それは相手を強く求める気持ち「大好き」の裏返し・反動でもあるんですけどね。
本当に「嫌い」になってしまった時、面と向かって
のではないでしょうか。あまりにも冷たすぎると思いませんか?
「嫌い」ではなく、「別れよう」とだけ伝えると思うんです。それは、「嫌いじゃないけど好きじゃない」でも同じです。
にもかかわらず、「嫌い」「嫌いじゃないけど好きじゃない」と、ストレートに、まるで鋭いヤリのように突きつけてくるときは、その言葉の裏に
ことが多いんです。
SOSを発することができない人が、SOSを発しようとすると、
んです。したくないことを、せざるを得ないからです。不器用だからです。混乱しているからです。
自分ではどうすることもできない。そういう形でしか、助けを求められない人だからだと思いますよ。
などの事情によって、別れの危機を乗り越えていくアプローチは異なるものですよね。
事情によって異なるとはいえ、一番大事なのはやはり「パートナーの良さ」を知り、受け入れることです。私から受け入れることをしないかぎり、別れの危機を解消できないですよね。
「相手の気持ち」も推測しながら、今後の方向性を固めていくためには、異性心理に詳しい人に相談してみるのが一番です。
ですが、異性の心理に精通した友だちは、周りにはなかなかいないものです。そんなときは、利害関係のない第三者であり、
に相談してみてはいかがでしょうか。
わたしたちは、あなたの気持ちに寄り添いながら、じっくりと丁寧にお話をお聞きしながら、パートナーの心理を読み解き、別れの危機を修復していく糸口を探していきます。
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人間関係全般を得意分野としています。
「ことり電話」は、夫婦でつくったカウンセリングルームです。
1、『夫』と『妻』
2、『男性目線』と『女性目線』
3、『カウンセラー』と『相談者』
わたしたち夫婦は、立場や考え方・価値観が違う2つの目線で、お互いに話し合ってきました。
わたしたち2人の夫婦仲も、もちろん順風満帆だったわけではありません。
長い長い紆余曲折・離婚の危機を、夫婦2人で乗り越えてきたからこそ、カウンセラーとしての深みも出てきたと感じています。
心理学などの理論も、もちろん大事です。それ以上に、夫婦で営むカウンセリングルームだからこそ、伝えられるパートナーシップの実体験が、話に深みをもたらすのではと、わたしたちは考えています。
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喧嘩が絶えない中で、突然飛び出した別れ宣言。2人の間の重苦しい雰囲気を、なんとか修復していきたい。
ですが、うんざりして別れ宣言するほど思いつめてしまった2人の関係です。当事者同士ではなかなか解決策を探し出すのが難しいこともありますよね。その結果、
2人の関係性がより膠着していってしまうものです。「重苦しい雰囲気」と「過去への執着」と「予期せぬ暴走・暴投」で、地面のコンクリートが固められていく…。そんな別れへの高速道路が、毎日整備されていく感覚かもしれませんね。
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そんな皆さまの要望に、とことん寄り添わせていただきます。お気軽にご相談くださいね。
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
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