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こんにちは。カウンセリング実績4,300件以上の夫婦関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。
夫婦が離婚するときの理由・第1位の常連は「性格が合わない」ですよね。つまり、
ということです。離婚理由を人に説明するときに、伝えやすい便利な言葉だからとも言えますが、それだけ価値観が合わないと思っている夫婦が多いという証でもありますよね。
逆に言うと、お互いに価値観が合うと思っている夫婦はどれぐらいいるのでしょうか。自信を持って価値観が合うと言える夫婦は、もしかしたら少ないのかもしれませんよ。
今回は、価値観が合わないことで悩んでいる夫婦は、
を考えてみたいと思います。
離婚を回避するためには、夫婦で話し合いながら、あるいはお互いに妥協しながら、
をすり合わせていく必要があるのでしょうか?もちろん、価値観の違いを埋めていくことも大切ではありますが、ムリに合わせていく必要もないと、私は思っています。
妥協をしたり、違いを埋めていくことは、価値観が合わないことをすこし悩んでいる程度の夫婦であれば、効果があるでしょう。
ですが、価値観が合わなくて、離婚も脳裏によぎってしまうほどであれば、すべてのご夫婦に当てはまるわけではありませんが、逆効果になる場合もあるんです。
それは、大規模火災に対して、小さな消火器で立ち向かうようなものです。一瞬の短い効果はあるかもしれませんが、我慢とも言えるので、後々の
こともあるからです。
そもそも、なぜ価値観が合わないと悩んでいる夫婦は、結婚するまでに至ったのでしょうか。
ことが、見えなくなってしまった本当の2人を思い出すキッカケになることが多いんです。
よく言われるのは、「外見の好み」「性格」「話しやすさ」「価値観」「ギャップに惹かれた」「経済力」「共通の趣味」などでしょうか。もちろん、それらはお付き合いする上で大切な要素ですよね。
ただ私は、それは「結婚したいと思う理由」の根幹部分ではなく、2・3階部分だと感じています。1番の理由ではなく、
なんです。つまり、「価値観が合わない」は2・3番手の理由であることも多いんです。
2・3階部分よりも、1階部分の根幹的・土台的な理由がぐらついてくると、2人の関係は崩壊してしまいやすいんです。
私が考える1階部分は、2人が求める
です。お互いに、
です。わかりやすく端的なイメージでいうと、お互いが求める「連絡・会う頻度」が同じと言い換えられるかもしれません。
好き・愛しているの土台を築いている1階部分の「つながり」。その「つながり」は、結婚・家庭を築いていく上では、
だと私は思うんです。結婚して家庭を作ると、本来は「つながっている」感覚が強化されていくはずですよね。
ですが、「強いつながり」を求めている人の場合、近い関係性になればなるほど、
んです。パートナーのことが、必要以上に
なんですよね。子育て・家事・親との関係・仕事の辛さなどの影響を受けているパートナーを、目の当たりにすることが多くなるからです。
「ゆるやかなつながり」「ふつうのつながり」どうしの夫婦であれば、影響を受けているパートナーを目の当たりにしても、一緒に振り回されて、夫婦関係が壊れかけてしまうことが少ないんです。
ですが、「強いつながり」どうしの夫婦は、そうはいかないんです。
結婚する前は、「強いつながり」を実感できて、安心感に包まれていた。それが結婚をすると、
んです。子育て・家事・親との関係・仕事などに、気を取られているパートナーの姿を見て、自分の優先度が下がってしまったように感じるんですよね。
「ゆるやかなつながり」「ふつうのつながり」の夫婦とは、
そんな関係性とも言えます。一方の「強いつながり」とは、つながりが
ということです。集中とは、それを失ってしまうと一気にすべてが崩壊してしまうということです。つながりに不安を感じると、人生全体を大きく揺るがしてしまうんです。
んです。1人では立っていられないので、必死にどこかにつかまったり、物陰に隠れたり、逃げたりするしかないんですよね。
その結果、「つながり」を感じることができなくなってしまったパートナーの中には、本心では離婚したくないのに、なぜか離婚に向けて突き進んでしまう人がいるんです。
つながりに不安を感じると、「やっぱり自分の人生はうまくいかないのかも…」と自責の念にかられる。
それと同時に、「なぜ、つながりを不安定にさせるんだ!」と、他責的に相手を批判してしまう。そんな
に巻き込まれていくんです。どうしていいのかわからなくなり、破滅的な行動を取ってしまうんです。現実をリセットして、パラレルワールド・新しい世界を作り直したくなるんです。そんな様子を傍から見ると、
ように見えてしまうんです。わざわざそんなに険しすぎるガケ道を選ばなくても…と思うほど、自滅的とさえ感じる行動を取ることがあるんです。その先で待ち受けている言葉が、
なんです。ここで大切なことは、「本心では離婚したくないのに、自ら不幸を選んでしまう」という流れです。
価値観が合わない夫婦が離婚危機にあるときに、関係を修復していく方法をさらに詳しく知りたい方は、下記ページをご参照くださいませ。
一方で、「パートナーとの価値観が合わない」と私自身がモヤモヤしてしまい、離婚したほうがいいのか悩んでいるときはどう考えればいいのでしょうか。
夫婦の価値観を合わせていければいいのですが、現実的には難しいと私は思っています。元々が、「真逆の価値観だから、惹かれ合っている」という要素も大きいからです。
では、「合わせていく」ことをあきらめて、「受け入れていく」ことが大切なのでしょうか。もちろん、それも大切なことだとは思います。
ただ、夫婦関係がギクシャクして悩んでいるときには、
とも言えますよね。心が追いついていかないことも多いからです。ですので、私は、
ことが大切だと思っています。今目の前にある夫婦の価値観を合わせるのではなく、
んです。アドラー心理学でいうところの、「目的」と「共同体感覚」ともいえます。
夫婦・家族の将来像を話し合うことで、2人の同じ将来像を作っていく。同じ将来像を持っていると、2人の言動がそろってきます。さらに、将来像へのルートがたとえ違ったとしても、
から、ルートの違い(価値観の違い)が許せるようになります。そして、将来像を話しあう過程で、パートナーの考え方を知ることができます。
人は「知らない」「わからない」から、不安・不信・嫌悪感が生まれるものです。
相手を受け入れることができるようになるからです。
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回答カウンセラー 岩田昌樹
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